- 工事不要で契約して端末が届いたその日から高速インターネットが使える
- 端末を持ち歩くこともでき、場所を選ばずWi-Fi環境が手に入る
と人気のモバイルWi-Fiの「WIMAX2+」。
WIMAX2+を提供している大元はKDDIのUQコミュニケーションズ(UQ WiMAX)ですが、スマホの格安SIMのように、今では20を超える事業者からWIMAX2+は出ているのです。
2020年3月いっぱいで、旧WiMAXサービスが終了、2020年4月からWiMAX2+に完全移行をします。
WiMAX2+に完全移行することで何が変わるのでしょうか?
2020年3月いっぱいまでは、旧WiMAXに割り振られていた10MHzぶんの帯域が、WiMAX2+に割り振られるため、
(現行WiMAX2+)=周波数20Mhz+周波数20Mhz=40MHz
(2020年4月~WiMAX2+)=周波数20Mhz+周波数20Mhz+=周波数10Mhz(旧WiMAX分)=50MHz
となり、端末の最大速度が出やすくなることでしょう。
どのWIMAX2+でも速度やエリアなど品質は同じなのですが、何が違うかと言うと、「月額料金などの料金」「キャッシュバックをはじめとしたキャンペーン」などが違ってくるのです。
つまり、最もお得なプロバイダを見極めることで、より安くWIMAX2+を使うことができるわけです。
そこで、ここでは、WiMAX2+のキャッシュバックと料金の合計を20社徹底比較して、最もお得なプロバイダーはここ!と決めてみたいと思います。
結論から言うとおすすめWIMAX2+プロバイダは「DTI WIMAX2+」と「GMOとくとくWIMAX2+」です。
- DTI WIMAX2+→最大2か月月額料金が0円など月額料金が安く抑えられ、端末代も無料!また、IPv6接続サービスが無料で標準搭載のため、混在で遅くなることも少ない!お得にWIMAX2+が使える。
- GMOとくとくWIMAX2+=38,000円のキャッシュバックに加えて、指定オプション加入でキャッシュバック増額!、端末無料!、20日以内ならキャンセルOKなど特典が多くお得にWIMAX2+が使える。
1-1.キャッシュバックを含めた支払い総額を比較
まず、WIMAX2+を出している主なプロバイダ20社からキャッシュバック額を差し引いた3年間の支払い総額を比較して見ました。
プロバイダによって、最初にキャッシュバックで還元するところ、月々の月額料金が割引になっているところなどさまざまなので、3年間でいくらかかるのか総額で見ることによりお得度が分かってくるのです。
3年間の総額順になっています。WIMAX2+プロバイダによってどれだけ総額に差が出るのか見てみましょう。
プロバイダ | 3年間総額 (月額料金×3年間+端末料金-キャッシュバック) |
キャッシュバック | 端末料金 |
GMOとくとくBB WIMAX2+ | 120,460円 | 最大34,700円 | 0円 |
ASAHIネット WIMAX2+ | 122,990円 | 10,000円 | 0円 |
JP WIMAX2+ | 124,100円 | Amazonギフト券10,000円 | 0円 |
クラウドモバイル WIMAX2+ | 124,100円 | amazonギフト10,000円 | 0円 |
SIMCHANGE WIMAX2+ | 128,700円 | なし | 0円 |
DTI WIMAX2+ | 129,670円 | ※NTTグループカード入会で6,000円キャッシュバック | 0円 |
カシモWIMAX2+ | 133,368円 | なし | 0円 |
novas WIMAX2+ | 141,100円 | なし | 0円 |
Tiki mobile WIMAX2+ | 143,640円 | なし | 0円 |
UQ WIMAX2+ | 157,680円 | なし | 15,000円 |
BIGLOBE WIMAX2+ | 151,500円 | 7,000円 | 19,200円 |
BroadWIMAX2+ | 156,072円 | なし | 0円 |
So-net WIMAX2+ | 145,656円 | なし | 0円 |
hi-ho WIMAX2+ | 147,960円 | なし | 0円 |
YAMADA WIMAX2+ | 157,680円 | なし | 15,000円 |
BICWIMAX2+ | 157,680円 | なし | 15,000円 |
エディオン WIMAX2+ | 157,680円 | ※エディオンカード支払いで毎月200円割引 | 15,000円 |
KT WIMAX2+ | 157,680円 | なし | 15,000円 |
J-COM WIMAX2+ | 160,644円 ※J-COM加入者は月額4,113円 |
なし | 0円 |
@nifty WIMAX2+ | 174,652円 | なし | 20,000円 |
※月額料金は、「ギガ放題プラン」での比較になります。
このように主要WiMAXプロバイダ各社の【3年間総額】【キャッシュバック】【端末料金】を一覧にしてみました。
ついついキャッシュバックや月額料金だけに目がいきがちですが、3年間で支払う総額で考えるとプロバイダによって(多いと)5万円ほどの差が出てしまい、どこでも同じではなく、きちんと契約時にどこが良いのか見極めることが大切なのです。
特にWiMAXを利用する上でマストである端末が契約時に無料でもらえるところと有償なところがあります。
値段も安いものではないだけに無料な特典は大きいですね。
2.本当にあなたはキャッシュバックでいいのか?
WIMAX2+契約時に「〇〇円キャッシュバック」とうたわれると、凄く魅力的でお得になった気分になりがちですが、これで他社より月額料金が高く、毎月支払い額は高いのであれば意味がないですよね。
本当にキャッシュバックは魅力的なのか?キャッシュバックを受けるメリット、デメリットについて見ていきましょう。
2-1.キャッシュバックを受けるメリット
キャッシュバックを受けるメリットとしてはどんなことが挙げられるのでしょうか。
具体的なお金がもらえる体感がある
月額料金が安いと具体的な割引額は感じにくいためお得感を得られづらいものですが、キャッシュバックの場合、ある程度まとまった金額を受け取ることができるので、具体的なお金がもらえる体感を得ることができます。
まとまった金額がもらえるため、大きな買い物に使いやすい
一度に数千円、数万円といった高額のお金をもらうことができるので、大きな買い物に使いやすいです。
2-2.キャッシュバックを受けるデメリット
振込までに時間がかかる
契約からキャッシュバックを振込されるまで、各WIMAX2+プロバイダによって異なりますが、長いと1年後など忘れてしまった頃に振り込まれる場合もあります。
現金還元ではなくポイント等で還元される場合もある
キャッシュバックはどこでも現金で振り込まれると思っている人も多いですが、プロバイダによっては現金ではなく、ギフト券や自社のポイントで還元されるところもあります。
自社のポイントの場合、月額料金から割引く、自社の製品の購入などはできますが、やはり現金に比べると使用用途が限られてしまいます。
申請が面倒な場合がある
キャッシュバックがあるWiMAXプロバイダは、契約と同時にキャッシュバック特典も受けられると思いがちですが、プロバイダによっては契約後、改めてキャッシュバックの申請をしなくてはいけないところもあり面倒を感じます。
なかには、キャッシュバックが数回に分かれていて、都度申請をしなくてはいけない場合もあり、万一申請を忘れてしまうとキャッシュバックを受けられなくなってしまいます。
月額料金に結局加算されている場合がある
キャッシュバックが高額で魅力的なため契約したところ、月額料金が高くて最終的に支払う金額が他社に比べてキャッシュバック額より高くなってしまうのであれは意味がありません。
キャッシュバック額を毎月プロバイダに(月額料金で)返済しているようなものになってしまいますからね。
3.WiMAX2キャッシュバックなしでお得なのは「DTi WIMAX2+」
引用:DTI WIMAX2+
\端末0円!月額が業界最安値級!/
おすすめのWiMAXプロバイダは「DTI WIMAX2+」です。
DTI WIMAX2+は、キャッシュバックはありませんが、トータルしたかかる費用は安く、お得なことが多いのです。
20社以上あるWIMAX2+プロバイダでDTI WIMAX2+がおすすめの理由はどこにあるのでしょうか。
最大2か月月額料金が0円
DTI WIMAX2+の月額料金は、使用している期間で毎月の支払額が変わってきます。
※DTI WIMAX2+ ギガ放題プラン
契約期間 | 月額料金 |
1か月目~2か月目 | 0円(無料) |
3か月目 | 月額2,590円 |
4か月目~ | 月額3,760円~ |
となっており、契約時から1か月目~2か月目の最大2か月は0円(無料)で使えるのです。
DTI WIMAX2+はいわゆる3年縛り(3年間未満で解約をすると違約金が発生する)のため、3年間の解約月に一度解約して、改めてDTI WIMAX2+もしくは他社のWIMAX2+プロバイダからその時にお得なところを選ぶのが賢いやり方ですね。
端末代が無料
DTI WIMAX2+では、WIMAX2+の端末が無料です。
プロバイダによっては端末が限られているところもありますが、DTI WIMAX2+で契約時に無料でもらえる端末が、
- Speed Wi-Fi NEXT WX06
- Speed Wi-Fi NEXT W06
- WiMAX HOME 02
- Speed Wi-Fi HOME L02
から選ぶことができ、「Speed Wi-Fi NEXT WX06」「Speed Wi-Fi NEXT W06」という持ち運びができるモバイルルーター端末だけでなく、自宅などで固定して使う人向けのホームルーターもあるので自分の用途に合わせて、もしくは好きなデザインなどで自由に選ぶことが可能です。
引用:DTI WIMAX2+
IPv6接続サービスが無料
より混雑しづらく本来の速度を維持できやすい「Feel6@DTI IPv6接続サービス」が無料で利用することができます。
都市部など人が密集しているところに住んでいる方や、カフェなどで利用することが多い方などではより混雑しづらくスムーズにWiMAXが使えるので便利でしょう。
\端末0円!月額が業界最安値級!/
4.WiMAX2+キャッシュバックありで一番お得なプロバイダは「GMOとくとくBB」
\端末0円!料金が業界No.1の最安値!/
おすすめのWiMAXプロバイダふたつ目は「GMOとくとくBB WIMAX2+」です。
やはりキャッシュバックは欲しい!と言う方には、GMOとくとくBB WIMAX2+がおすすめといえます。
キャッシュバック特典を含めて、どうしてGMOとくとくBB WIMAX2+がおすすめなのか見ていきましょう。
最大34,700円キャッシュバック
GMOとくとくBB WIMAX2+の大きな特徴としては、やはり最大34,700円という大幅キャッシュバックでしょう。
以前に比べてキャッシュバックを行っているWIMAX2+プロバイダ自体も減っている中、GMOとくとくBB WIMAX2+は30,000円強という巨額なキャッシュバックをもらえるので、体感としてお得になったことを感じやすいです。
オプション(スマホ安心パック)同時申込でキャッシュバック4,000円増額
「スマホバックアップサービス、「データ復旧サービス」、「スマホ保証サービス」がセットになったオプション「スマホ安心パック」(月額980円※2か月無料)を契約時に同時申込することで、キャッシュバック4,000円増額(最大35,800円)されます。
20日以内ならキャンセルOK
GMOとくとくBB WIMAX2+の契約から20日以内であれば、無料でキャンセルをすることができます。
思っていたより速度が遅かった、自分が良く使うところではエリア外でなかなかつながらないなど使えないときなどだったら20日以内にキャンセルができるので安心です。
端末代が無料
GMOとくとくBB WIMAX2+では、WIMAX2+の端末が無料です。
プロバイダによっては端末が限られているところもありますが、GMOとくとくBB WIMAX2+で契約時に無料でもらえる端末が、
- Speed Wi-Fi NEXT WX06
- Speed Wi-Fi NEXT W06
- WiMAX HOME 02
- Speed Wi-Fi HOME L02
また、受け取れるキャッシュバック額は減額(28,800円)もありますが、Speed Wi-Fi NEXT WX06クレードル(充電台)セットもあります。
2年8か月後には機種変更が可能
GMOとくとくBB WIMAX2+を契約から2年8か月後には、その時点での最新WiMAX端末に機種変更が、事務手数料3,000円のみで交換することができます。
※キャンセルの手順
- 「GMOとくとくBB」お客さまセンター0570-045-109(平日10:00 ~19:00)にTELをしてキャンセルしたい旨を話す
- キャンセルのための返品商品(WiMAX端末)を送る(※送料は自己負担)
〒150-8512 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワーGMOインターネット株式会社 GMOとくとくBBお客さまセンター 行
キャッシュバックの受け取り条件と時期
結論から言いますと、GMOとくとくBB WIMAX2+のキャッシュバック受け取り時期は12か月(1年)後となります。
契約後すぐではないので気を付けてください。その為、一番お得なプロバイダになってます。
また、キャッシュバック受け取りのために申請(登録)が必要です。詳しくキャッシュバックの受け取り条件と時期を見てみましょう。
- 端末発送月を含む11ヶ月目に契約時に作成をしたメールアドレス宛に『キャッシュバック特典の振込に関するご指定口座確認のご案内メール』が届きます。
- 届いたメールに振込先口座などを入力して返信します。
- 返信があった翌月末日(営業日)に指定の口座に振り込みます。
と言う流れになります。
まずメールアドレスですが、契約時に作ったGMOとくとくBBのアドレスになるため、日ごろ使っていないとメールに気付かない場合も出てきてしまいます。
キャッシュバックの振込メールを返信しないとキャッシュバックはもらえませんので注意が必要です。
また、以下の場合はGMOとくとくBB WIMAX2+のキャッシュバックを受けることができなくなります。
1.WiMAX 2+から別のインターネットサービスへの変更
2.WiMAX 2+の解約
3.未納によるサービス一時停止または強制解約
4.ご指定口座確認のご案内メールの送信日より翌月の末日までにお受取口座のご連絡をいただけなかった場合、またはお受取口座情報に不備がある場合
5.その他GMOとくとくBBが対応困難と認めるものがあった場合
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5.絶対に失敗しないWIMAX2+の契約手順と流れ
一度契約すると、2年、3年と縛りがあるため、絶対に失敗したくないWIMAX2+の契約。
ご覧の通り20社以上あるプロバイダのなかから自分向きの1社を決める際、絶対に失敗しないためにもどんな流れで契約手順がベターなのでしょうか。
分かりやすく流れに沿ってみていきましょう。
5-1.機種(ルーター)を決める
まずはWIMAX2+の端末、機種(ルーター)を決めましょう。
スマホなどと違ってモバイルWi-Fi(WIMAX2+)はどの端末でも同じではないか?と思っている人も多いですが、実は端末によって最大速度が変わって来たり、使い勝手(操作法、デザイン等)が異なったりするので、しっかり自分向きの端末を選ぶ必要があるのです。
WIMAX2+端末には大きく分けて、
- モバイルルーター
- ホームルーター
があります。
モバイルルーターの特徴は、やはり持ち運びが容易なので場所を選ばすにWIMAX2+を使用することができる点ですが、LAN接続して安定的な通信をする場合などにはクレードル(充電器)が別途必要で購入する必要が出てきます。
ホームルーターの特徴は、コンセント(電源)挿して使うもので、通信が(モバイルルーターに比べると)安定的に使えるため、自宅の光回線変わりなど決まった場所にずっと設置するような場合に向いています。
現在(2020年3月)、各プロバイダなどで販売している端末はモバイルルーターで2機種、ホームルーターで2機種あります。
それぞれのWIMAX2+端末の特徴をみてみましょう。
Speed Wi-Fi NEXT WX06(NECプラットフォームズ製) ※モバイルルータータイプ
引用:UQ WiMAX
- 下り最大440Mbps
- 2.4Ghz/5GHz同時利用で快適通信(モバイルルーターで初)
- QRコードでかんたんWi-Fi接続(初期設定にいちいち煩雑なパスワードを入力しなくともQRコードを読み取って設定が可能です。)
- ひと目でわかるデータ通信量(データ通信量をひと目で見て分かるため、3日間の使用上限の目安になります。)
Speed Wi-Fi NEXT W06(HUAWEI製) ※モバイルルータータイプ
引用:UQ WiMAX
- 下り最大1.2Gbps(USB接続時)
- Wi-Fi TXビームフォーミング対応で安定性と通信速度が向上
- 電波受信感度が向上。つながりにくかった場所でも受信速度アップ
- Wi-Fi TXビームフォーミング対応で安定性と通信速度が向上
WiMAX HOME 02(NECプラットフォームズ製) ※ホームルータータイプ
引用:UQ WiMAX
- 下り最大440Mbps
- データ通信量や電波状態をスマホで確認できます
- 「見えて安心ネット」で接続している機器もひと目で分かります
- Alexa搭載搭載スマートスピーカーと連携可能です。
Speed Wi-Fi HOME L02(HUAWEI製) ※ホームルータータイプ
引用:UQ WiMAX
- 下り最大1.2Gbps
- 360度全方位カバーする4本の高感度アンテナ搭載
5-2.プランを決める
続いて料金プランですが、WIMAX2+の場合、どのプロバイダでも2通り(※一部プロバイダでは「ギガ放題」1通り)となっています。
- ギガ放題プラン
=通信量使い放題プラン(ただし、3日間で10GB以上利用時は速度制限あり) - モバイルプラン、7Gプラン(※プロバイダにより名称が異なります。)
上限7GBまでの上限ありプラン。
の2通りです。
料金は若干上限のあるモバイルプランの方が安いですが、ギガ放題プランはキャンペーンもあり、ほぼほぼ料金も変わりません。
それでいて使い放題になることもあり、約90%以上のWIMAXユーザーが「ギガ放題プラン」を選んでいます。
意外と7GBの消費はすぐにいってしまうので、例えば出張時のみ使用するなど限定的なWiMAX使用を考えている人以外は、ギガ放題プランが無難でしょう。
5-3.プロバイダを決める
「機種(ルーター)を決める」「プランを決める」あとには、プロバイダを決めて契約の申込をするだけになります。
20社以上のプロバイダからWIMAX2+は提供されていますが、大元のUQ WiMAXをはじめ、どのWiMAXプロバイダも速度やエリアなどの品質は同じになります。
各プロバイダによって、
- 月額料金
- キャンペーン(キャッシュバック特典など)
- オプション料金(LTEオプション使用料、セキュリティ使用料など)
- 端末料金
などが異なるため、それらをトータルに見てより自分にとってお得と感じるプロバイダを選ぶと良いでしょう。
6.申し込みから開通までの流れ
各WIMAX2+プロバイダの契約を申し込む場合、どんな流れになるのでしょうか。
詳しくWIMAX2+の「申し込みから開通までの流れ」までを見ていきましょう。
6-1.申し込み方法
WIMAX2+の契約申し込みは、多くのプロバイダがサイト(インターネット上)からで、一部家電量販店などでは各店舗で申し込みを行うところもあります。
大元であるUQ WiMAX(UQコミュニケーションズ)のみオフィシャルのキャリアショップがあり、YAMADA WIMAX2+、BICWIMAX2+など家電量販店は各店舗での申し込みとなります。
WIMAX2+契約の際には、上記の「絶対に失敗しないWIMAX2+の契約手順と流れ」で書いてある通り、
- 機種(ルーター)はどれにするか
- 料金プランはどれにするか?
- クレジットカードなど支払い方法の詳細がわかるもの
を決めてから申し込み手順に入るとスムーズに契約まで進むことができます。
6-2.機種が届いたら
機種が届いたらどのような流れでインターネット接続までできるのでしょうか?
流れに沿って見てみましょう。
- 届いた端末に、(同じく届いた)SIMカードを差し込んでください。
- 充電器と端末をつなぎ、電源を入れてください。
- WiMAXエリア内であることを確認してください(アンテナ表示を確認)
- 端末の裏面に記載されている「機種名(SPWN_〇〇)」と「パスワード(WPA key)」を確認して、パスワードはこののち入力するためメモを取ってください。※機種によってはQRコードで読み取って設定ができるものもあります。
- WiMAXの接続したいデバイス(パソコン、スマホなど)の設定を開き、まずはWi-Fi一覧に「機種名(SPWN_〇〇)」が表示されていることの確認をして、「パスワード(WPA key)」を入力してください。
- インターネット接続が完了していることを確認して完了です。
だいたい初心者の方でも10分ほどで終わる初期設定です。
パスワードはデバイスを買い替えた時、新たな他のデバイスでもインターネット接続をする際にも必要になりますので、他のところにもメモって保存をしておくと便利
7.WiMAX2+の契約で必ず知っておきたい知識
ここでは、WIMAX2+を契約するうえで、知っておきたい知識を紹介したいと思います。
7-1.2020年4月からWiMAX2+に移行
2020年3月いっぱいで、旧WiMAXサービスが終了、2020年4月からWiMAX2+に完全移行をします。
ただ、旧WiMAXでの契約は、2018年9月30日で終了しており、これ以降に各WiMAXプロバイダと契約した場合は「WiMAX2+」での契約のため、特に何も鉄手続きなどの必要はありません。
また、2018年9月30日以前にWiMAXを契約した人は、2018年10月1日~2020年3月10日の間、WiMAX機器からWiMAX 2+機器への機種変更およびプラン変更を行ったユーザーのWiMAX契約解除料、登録料、端末代金が0円になるキャンペーンを行っていたため、現在WiMAXと契約している人は、「Speed Wi-Fi NEXT W05」「Speed Wi-Fi NEXT WX04」「Speed Wi-Fi HOME L01」といった基本WiMAX 2+端末になっています。
では、WiMAX2+に完全移行することで何が変わるのでしょうか?
2020年3月いっぱいまでは、旧WiMAXに割り振られていた10MHzぶんの帯域が、WiMAX2+に割り振られるため、
(現行WIMAX2+)=周波数20Mhz+周波数20Mhz=40MHz
(2020年4月~WiMAX2+)=周波数20Mhz+周波数20Mhz+=周波数10Mhz(旧WiMAX分)=50MHz
となり、端末の最大速度が出やすくなることでしょう。
7-2.ギガ放題とは?
ギガ放題とは、WIMAX2+ユーザーの約90%が契約しているWIMAX2+の料金プランです。
下り最大758Mbpsの高速通信が月間データ量制限ナシで利用可能です。
ただし、3日間で10GB以上を使うと、制限がかかり低速になってしまいます。
使い放題でインターネットができるのは、あくまでもWiMAX回線(WIMAX2+回線)のみで、LTE回線は上限7GBとなります。
(※LTE回線はオプションで、プロバイダごとに無料のところと有料のところがあります。)
7-3.使い放題ではない
ギガ放題はインターネット高速通信使い放題ですが、厳密に言うと使い放題ではありません。
3日間で10GB以上を使うと、制限がかかり低速になってしまうためです。
ただ、10GBを消費するには、YouTube視聴から約20時間見るくらいですので、よほどの激しいデータ消費出ない限りは、なかなか3日で10GB消費はいかないでしょう。
7-4.速度はプロバイダでは決まらない
WIMAX2+の速度は、契約したプロバイダで決まることはありません。
大元のUQ WiMAXをはじめ、どのWIMAX2+プロバイダでも速度やエリアなど品質は一緒です。
では、WIMAX2+の速度は何で決まるかと言うと、
- WiMAX端末(端末によって出る最高速度が変わります。)
- 環境
・窓際、高い位置、通信対象との間に障害物がないところに設置するとベター
・カバンのなかにしまったまま使う、厚い壁があるなど何かに覆われないようにする
・他のWi-Fi、Bluetooth、電子レンジなど各種電波の干渉を受けないようにする
7-5.キャッシュバックの受け取り前にプランを変えるとどうなる?
キャッシュバック特典ですが、受け取り時期は、各WIMAX2+プロバイダによって異なりますが、契約後すぐというところはまずなく、1年後などあとから申請して受け取る形となります。
そのため、キャッシュバックを受け取る前にプランを変更してしまったり、もしくは解約してしまったりするとキャッシュバックを受け取る権利がなくなってしまいます。
契約前から、きちんとキャッシュバックの受け取り時期を考えたうえで、その前にプラン変更や解約をしないように計画を立てると良いでしょう。
7-6.キャッシュバックは何回受け取れる?
キャッシュバック特典を2回以上受け取ることはできるのでしょうか。
これに関しては、各WIMAX2+プロバイダによって違ってきます。
基本は、キャッシュバックは1回のみで、過去に同じWIMAX2+プロバイダを使用していたことはある人は対象外になってしまいます。
(GMOとくとくBB WIMAX2+、So-net WIMAX2+など)
ただ、BIGLOBE WIMAX2+のように、2度目以降でもキャッシュバック受け取りの対象になるプロバイダもあります。
7-7.Try WiMAXとは?
引用:UQ WiMAX
Try WiMAXとは、WiMAXの大元であるUQ WiMAXが行っている、15日間無料でWiMAXをお試しで使えるサービスです。
例えば、
- 実際、使うところで電波が届くかどうか試してみたい
- カフェなどで混雑せずにきちんとスピードが出るか試しておきたい
- 実際出る通信速度を実感してから契約がしたい
- パソコンやスマホ、ゲーム機などと繋がるかを試しておきたい(自分で設定ができるかどうか)
などの時に、実際契約をしてしまうとすぐに解約ができないことから、WiMAXについて不安に思うことがある人は特にまずお試しで使えるのでとても便利です。
更にWiMAXと一緒に、UQmobile(Try UQmobile)のスマホも同時に無料でお試しをすることもできます。
現在、Try WiMAXとTry UQmobileセットで申し込むと抽選でQUOカードPay1,000円分が当たるキャンペーンも行っています。
Try WiMAXで借りられる機種(ルーター)
Try WiMAXで借りられる機種(ルーター)は、モバイルルーター4種類、ホームルーター2種類から選ぶ形となります。
- Speed Wi-Fi NEXT WX04
- Speed Wi-Fi NEXT WX05
- Speed Wi-Fi NEXT W05
- Speed Wi-Fi NEXT W06
- Speed WiMAX HOME L02
- Speed WiMAX HOME L01/L01s
Try WiMAXの申込方法
- まずこの3点を準備したうえで、UQ WiMAXのサイト上からお申し込みフォームで必要事項を入力して申し込んでください。
(契約者自身のクレジットカード、連絡先のメールアドレス、キャリアメールアドレスもしくはSMS対応の電話番号) - WiMAX機器が届いたら、15日間無料お試しができますので、使い方ガイドを参照に設定を行ってください。
- 返却期限(出荷から15日後)までに届くように、機種(ルーター)を発送して完了です。
8.まとめ
今回は、「WiMAX2+のキャッシュバックと料金の合計を20社徹底比較!最もお得なプロバイダーはここ!」についてお送りしました。
この記事を要約すると、
- おすすめのWIMAX2+プロバイダは「DTI WIMAX2+」と「GMOとくとくBB WIMAX2+」(よりお得にWIMAX2+が使えます。)
- キャッシュバック額だけで見ずにトータルの支払い額でお得度を見ましょう。
- キャッシュバックの受け取りは契約後すぐではない(各プロバイダにより異なりますが、1年後などで別途申請が必要)
- プロバイダで速度など品質は変わらない
となっています。
どのWiMAXプロバイダでも速度やエリアなどは変わらないので、よく各WIMAX2+プロバイダを見比べて、特典が多くよりお得に高速インターネットのWIMAX2+が使えるようになる「DTI WIMAX2+」と「GMOとくとくWIMAX2+」での申し込みがお得ですよ!