仕事などでよく利用するタブレット端末はどういう契約をされていますか?

タブレットを使われる方の殆どは仕事での利用が多いでしょう。
特に個人事業主、フリーランスの方はPCの代わりとして重宝している方も多いと思います。

また、タブレットを利用されている方は、タブレットとスマホの契約を一緒にして利用されている方が多いのではないでしょうか?

実は、タブレットは格安SIMで利用することが可能です。
加えて、タブレットだけ格安SIMを利用することで月の通信費を節約することができます。

そこで、今回は格安SIMと一緒にタブレットを利用する方法について詳しく解説していきます。

先の結論を述べると、格安SIMとタブレットをセットで利用する大きなメリットとして通信費の節約が可能です。

また、注意するポイントとして、

  • SIMロックの解除が必要
  • SIMフリータブレットは動作確認が必要
  • タブレットの回線タイプによって使えない場合がある

これに加えて、格安SIMは大手スマホ会社の回線を借用しているので、契約する格安SIMによって通信速度遅くなるなどがあります。

格安SIMを利用する前にこれらを理解して後悔のない契約をしましょう。

1.格安SIMでタブレットを使うことをおすすめする理由

1.タブレット利用は格安SIMがおすすめ

タブレットを購入するに当たって最も身近な相談先はスマホ契約をした大手スマホ回線会社のau、ドコモ、ソフトバンクなどの代理店でしょう。

多くの方はそちらでタブレット端末を購入して契約される方が多いのではないでしょうか?

タブレットとスマホをセットにして運用するのも多少出費が多くても支払いが一括で楽かもしれませんが、タブレットだけ格安SIMを利用するのも選択肢のひとつです。

こちら項目ではタブレットだけ格安SIMで利用するメリットについて解説してます。

1-1.タブレットに格安SIMを使うメリット

タブレットのみを格安SIMで利用する最大のメリットは、ずばり料金です。

スマホとタブレットを同じ回線会社で利用する場合、スマホの利用料金+タブレットの利用料金となります。

スマホの利用料はau(auピタットプラン)だと約7500円になります。
さらに、端末を分割支払いで契約していた場合800円~1200円程度の支払いが加算されます。

それに加えて、タブレットの利用料、auのデータプラン(データプラン20)で契約したとします。

この場合、月額利用料が、7500円+1200円+5500円=14200円となり、かなりの出費になります

無論、auには割引プランが多数ありますので、実際のところは上記の額より月額利用料が安くなるでしょう。

しかし、タブレットのみを格安SIMにすると、契約するプロバイダにもよりますが、楽天モバイルのベーシックプラン(データSIM+SMS機能付き)で月額基本利用が645円になります。

機器料金の支払いを加えても、月額利用料金が7500円+1200円+645円=9345円となり、かなり出費を抑えられます。

普段仕事でタブレットを利用されている方は、格安SIMは経費削減につながりますのでおすすめといえます。

1-2.格安SIM利用の際に注意するポイント

次に格安SIMを利用する際の注意するポイントについてみていきます。

格安SIMの最大の注意点は回線速度が遅くなる可能性があるという点です。

実は格安SIMはau、ドコモ、ソフトバンクの大手スマホ回線会社から回線を借用してサービスを提供しています。

そのため、借用している通信設備、すなわち回線が少なく、利用者が多いほど回線が飽和しやすく通信速度の制限を受けやすいのです。

格安SIMが成り立っている大きなポイントは通信設備を持たない分、人件費や設備の保守費用がコストカットが可能になり、そのコストカットが格安料金を実現しています。

格安SIMを利用する際は、回線速度が遅くなるかもしれない可能性を考慮しておいたほうが良いです。

仕事中心で利用するなら回線速度はあまり気にすることはないかもしれません。

逆にゲームや動画視聴で利用される方には格安SIMは回線環境が安定しませんので、場合によってはそのまま契約を同じにしておいた方が良いかもしれません。

また、他の注意点として、

  • LINEのID検索が出来ない
  • デザリング機能が使えない

などの可能性が出てきます。

LINEのID検索が出来ないのは年齢確認が出来ないためですが、LINEモバイルの格安SIMのみLINEのID検索が可能です。

デザリング機能については、格安SIMでも利用することは可能です。

しかし、条件が厳しくデザリング機能を残して格安SIMを利用する際はご注意ください。

デザリング機能って?
デザリング機能とは、モバイル端末(スマートフォン)をアクセスポイントとして中継することにより、その端末とLANで接続された機器をネットに接続することです。
スマホの回線のみでPCなどをネットに接続することが可能ですので、重宝されている方もいるのではないでしょうか?
各大手スマホ回線会社が提供しているデザリングサービスとしては、
  • Wi-Fiデザリング
  • Bluetoothテザリング
  • USBテザリング
などの3つサービスを提供しています。

2.契約前に確認しておきたい格安SIMが使えるタブレットの条件

実はタブレットにも格安SIMを利用できる条件があります。

格安SIMを契約する前に現在利用中のタブレットが本当に格安SIMが利用可能か確認しましょう。

こちらの項目では格安SIMが利用できるタブレットの条件について解説していきます。

先の結論を述べると、格安SIMが利用できる条件は、

  • タブレットがLTEモデル
  • スマホと同じ回線であること
  • SIMフリータブレットもしくは格安SIMの動作保証がされているタブレット

上記の3つ条件に当てはまらないと基本的に格安SIMの利用は難しいです。

2-1.タブレットにはWi-FiモデルとLTEモデルの2種類がある

意外と知らない方もいるかもしれませんがタブレットには、

  • Wi-Fi通信方式
  • LTE通信方式

2種類のモデルがあります。

Wi-Fi通信方式のタブレットはその名の通り、Wi-Fiスポットでのみネット回線が利用可能な文字通りWi-Fiを利用するタブレットです。

自宅にWi-Fiネットワークを構築されている方やモバイルWi-Fiルーターを契約している方向けのタブレットです。

Wi-Fi通信方式が格安SIMを使えません。

その理由は、実は通信方式の問題ではなく物理的な問題でWi-Fi通信方式はSIMカードを挿入するカードスロットがありません。

もうひとつのLTE通信方式のタブレットは、スマホと同じ通信規格ですのでWi-Fiエリア以外でも利用可能です。

加えて、SIMカード挿入口もあり格安SIMの利用が可能です。

お使いのタブレットがWi-Fi通信方式であれば新しくタブレットを買いなおす必要があります。

2-2.格安SIMと契約回線が同じでないと使えない

これも盲点となりがちな点ですが、大手スマホ回線会社でタブレットを契約して購入した場合、基本的にSIMロックが掛かっています。

SIMロックとは、契約したスマホ回線会社以外の回線会社では回線を利用できないようにする機能制限です。

例えるなら、auで購入したタブレットでドコモの回線は利用できないということです。

auで購入したならauのみ、ドコモならドコモのみとなります。

じゃあ、格安SIMは利用できないのかというとそうではなく、契約する格安SIMが同じ回線のサービスを提供していれば問題なく利用できます。

SIMロック関係なくタブレットを利用したい場合は、SIMロックを解除するかSIMフリータブレットを新たに購入する必要があります。

2-3.SIMフリータブレットって?

SIMフリータブレットとはその名称の通りSIMロックによる制限がかけられていないタブレットです。

身近なところでは、アマゾンやアップルストア、楽天などで『SIMフリータブレット』と検索するとヒットします。

このSIMフリータブレットでは基本的にどの回線の格安SIMでも利用が可能です。

しかし、SIMフリータブレットはすべての格安SIMが絶対に動作するわけではありません。

2-4.SIMフリータブレットを利用する際は動作保証確認しよう!

SIMフリータブレットを利用する際は動作保証を確認する必要があります。

動作保証がなければ契約する格安SIMを挿入しても動かない可能性があります。

SIMフリータブレットの動作保証の確認方法は簡単で、契約する格安SIMの公式HPに動作確認済みSIMフリータブレットの検索が可能になっています。

SIMフリータブレットの購入を検討されている方は、契約している格安SIMが動作するか公式HPで確認してください。

因みに検索方法も簡単でgoogkeなどで『SIMフリータブレット 動作保証確認+契約している格安SIM』と検索すると該当ページが表示されます。

2-5.SIMロック解除方法

SIMフリータブレットの購入以外でも現在利用しているタブレットをSIMフリーにすることは可能です。

大手スマホ回線会社のタブレットにはSIMロックがかけられていますが、実はSIMロックを解除することも可能です。

SIMロックの解除方法は各スマホ回線会社によって細かい条件は異なりますがざっくりまとめると、

  • 契約者本人であること
  • SIMロック解除対象端末であること
  • タブレットを購入して101日経過していること
  • タブレット機器料金の支払いを終えていること(一括支払いしている場合は即日可能)
  • ネットワーク利用制限をうけていないこと

上記の条件をクリアしていればSIMロックの解除が可能です。

また、SIMの解除方法もスマホ回線会社よってことなります。

auのSIMロック解除法 ドコモのSIMロック解除法 ソフトバンクのSIMロック解除法 ※各リンクはSIMロック解除のサポートページのリンクを貼っています。

利用中のタブレットがSIMロック解除の条件をクリアしている方は、上記の解除法を試してみましょう

3.格安SIMは自分のライフスタイルに合わせた契約をしよう

格安SIMは月額利用料を重視して選ぶ方が多いでしょう。

しかし、月額利用料だけで格安SIMを選ぶと回線環境によっては速度が低下したり接続が不安定になったりします。

そのため、月額利用料だけで格安SIMを選ぶと後々不便を感じるようになります。

また、格安SIMも月の通信データ量に上限が決められています。

ですので、自分のライフスタイルにあわせた契約プランで格安SIMを選ぶことをおすすめします。

3-1.そもそも格安SIMって?

そもそも格安SIMとは何か? 格安SIMと聞いて何となくでしかわかっていない方もいるでしょう。

格安SIMとはスマホやタブレットで利用しているSIMカードを利用して提供しているインターネット・通話サービスです。

一般的にはau、ドコモ、ソフトバンクなどの大手スマホ回線会社が提供しているサービスと同じです。

しかし、大手スマホ回線会社よりも低価格でインターネットや通話サービスを利用できるため格安SIMと呼ばれています。

因みに、格安SIMは一般的なスマホ契約よりも契約期間が短く、契約期間(最低利用期間)が過ぎればいつでも解約が可能で、違約金も発生しませんので利用しやすいメリットもあります。

MVMOって?
格安SIMと聞くと関連してMVMOという言葉も耳すると思います。
MVMOとは、正式には仮想移動体通信事業者と呼ばれ、『自社で通信回線を持たず、au、ドコモ、ソフトバンクなどの他の通信回線事業者から回線を借用してサービスを提供している事業者』の総称です。
一般的には楽天モバイル、UQモバイル、LINEモバイルなどの格安SIMを提供している企業を指しています。

3-2.格安SIMの契約種類

格安SIMの契約プラン大きく分けて、

  • 音声機能付きSIM
  • データ通信専用SIM
  • データ通信専用+SMS機能付き

上記の3種類があります。 順に解説しますと、音声機能付きSIMはスマホと同様に電話と通信サービスを利用できるSIMです。

電話ができるため他のプランより料金もちょっと高めです。

各格安SIM会社の音声機能付きSIMの月額料金は下記の通りになります。

※楽天モバイルは4月にサービス終了しました。

データ通信専用SIMはその名の通りネット回線利用に特化した契約プランです。

タブレットをゲーム用として利用される方はデータ通信専用SIMの契約プランで十分対応が可能です。

しかし、こちらのプランではLINEやフェイスブックなどのSMS認証が必要なアプリの利用はできませんので注意が必要です。

また、データ通信に特化しているため音声機能付きSIMに比べて料金も格安になっています。

データ通信専用SIMの料金は下記の通りになります。

※楽天モバイルは4月にサービス終了しました。

最後に、データ通信専用+SMS機能付きの契約プランですが、こちらのプランはデータ通信専用SIMと同様でネット回線専用の契約プランです。

データ通信専用SIMとの違いとしては、SMS機能が付与されているため電話番号によるショートメールの発信が可能です。

それに加えてSMS認証の利用が可能ですので、LINEやフェイスブックなどのSMS認証が必要なアプリの利用が可能になります。

また、データ通信専用SIMに比べてやや高めの料金設定がされており、データ通信専用SIMにくらべるとサービスを提供している会社が少なめです。

データ通信専用+SMS機能付きSIMの料金は下記の通りになります。

※楽天モバイルは4月にサービス終了しました。

3-3.タブレットはデータ通信専用+SMS機能プランがおすすめ

ではタブレットで格安SIMを利用する場合のおすすめ契約プランはどれでしょうか?

タブレットをゲーム専用で利用するならデータ通信専用SIMが月額料金も格安で不便もないでしょう。

しかし、仕事とゲーム両方で使うならデータ通信専用SIMで不便を感じる場面もあるかもしれません。

電話はスマホで代用が可能ですので、タブレットに音声機能を付与する必要はないでしょう。

ですので、タブレットで格安SIMを利用するおすすめの契約プランはデータ通信専用+SMS機能付きです。

SMS認証ができますので、業務上のコミュニケーションでLINEやフェイスブックを利用されている方は円滑に業務を進められます。

特にLINEでデータのやりとりをされている方は、タブレット上でデータのやり取りが可能ですのでスマホからデータを転送したりする手間が省けます。

4.あなたにぴったりな格安SIMの選び方

ここまで解説してきましたが、結論「あなたにピッタリな格安SIMはどこ?」というところを解決していきます。

そのため、まずは「正しい格安SIM選び方で候補を絞ること」を徹底して、その上で「キャンペーンを比較」してお得に乗り換えましょう!

ポイント : 正しい格安SIMの選び方
  1. まずは通信速度が速いキャリアで候補を絞る
  2. 次に契約プランを決める
  3. その上でキャンペーンなどを比較してお得に乗り換える

Step①:通信速度を重視して候補を決める

格安SIM選びで何より重要なのが「通信速度」です。

格安SIMは、ソフトバンクやドコモ, auの回線の一部を借りて運営しています。
したがって利用している回線は大手のものと同じですので、理論上の通信速度は大手と同じです。

ただ、100あるうちの一部を借りてるだけなので混雑すると速度が大幅に下がる傾向にあります。

格安SIMの通信速度が遅くなる理由。

それは、回線が混雑するからです。

格安SIMのキャリアは、3大キャリアから回線の一部を借りているのですが、どれだけの回線を借りているかは格安SIMによって違い、利用者数も違います。

その結果、回線を借りている領域の違いにより通信速度に違いが出るのです。

そう言った口コミや評判を、3つの大手速度計測サイトから平均速度を比較しました。

格安SIM

mobile by keisoku.ioの平均速度

みんなのネット回線速度の平均速度 RBB SPEED TESTの平均速度 総合平均通信速度
1位 UQmobile 12.2Mbps 44.97Mbps 41.1Mbps 32.75Mbps
2位 ワイモバイル 10.1Mbps 42.73Mbps 34.3Mbps 29.04Mbps
3位 OCNモバイルONE 9.8Mbps 29.92Mbps 32.1Mbps 23.94Mbps
4位 イオンモバイル 4.1Mbps 42.94Mbps 22.9Mbps 23.31Mbps
5位 BIGLOBEモバイル 6.8Mbps 17.8Mbps 35.5Mbps 20.03Mbps
6位 IIJmio 5.5Mbps 27.2Mbps 25.7Mbps 19.46Mbps
7位 mineo 7.4Mbps 24.97Mbps 15.8Mbps 16.05Mbps
8位 Links Mate 11.6bps 19.53Mbps 15.56Mbps

大手の格安SIMキャリアほど、通信速度は速い傾向にあります。

「UQモバイル」がどのサイトでも1位で、次に速いのが「ワイモバイル」ということがわかります。
次に少し速度の開きがあり安定しているのが「OCN モバイル ONE」「イオンモバイル」「BIGLOBEモバイル」ですね。

せっかく安くなっても、「速度が遅くて全然使えない」なんてことにならなようにしましょう。

Step②:自分にあった契約プランを決める

次に、自分にピッタリな契約プランを考えることです。
格安SIMの契約プランは、大きく分けて次の3つの種類があります。

  • 音声通話プラン
  • データ通信プラン
  • データ通信+SMSプラン

プランによって、使える範囲がさまざまです。
安いけど通話はできない、インターネットだけ使えるなど別れてきます。

それぞれ詳しく解説していきます。

音声通話プラン

ソフトバンク、ドコモ、auから使い方をあまり変えたくない方におすすめできるプランなのが「音声通話プラン」です。

このプランの場合、大手キャリアと同じようにインターネットやメールが使えますし、090や080, 070から始まる電話番号も与えられて音声通話が可能です。
もちろんSMSも利用できます。

音声通話プランにしておけば格安SIMといえども基本的なことは一通りできますので、一番便利に使えるプランだと言えます。

音声通話プランがおすすめの人

・090や080などの番号が仕事やプライベートで必要な人
・今と使い方をあまり変えないで、安くしたい人

データ通信プラン

データ通信プランは非常に料金がお得なプランです。
しかし、データ通信だけしか行うことができず、音声通話やSMSは利用できません。(ただしLINE通話や050plusなどのIP電話なら可能です。)

音声通話ができる別のスマホやガラケーとの2台持ちで利用したりなど。使い方はさまざまあります。

データプランがおすすめの人

・メールやネットだけ使えればいい人
・通話はなくても大丈夫な人

データ通信+SMSプラン

データ通信プランにSMS機能をつけたのが「データ通信+SMSプラン」です。
こちらも音声通話ができないのは同じですが、SMS用の電話番号が与えられます。

SMSは色々なWebサイトの登録時に電話番号確認としてよく利用されていますので、これが使えればそれなりに使い勝手は良くなります。

家族や友人との電話はLINE通話や050plus、Skypeなどで行うことにしてしまえば、1台持ちでの利用もできないことはありません。

しかし、IP電話は110や119などの緊急通話が利用できなかったり、フリーダイヤル(0120)にかけられないこともありますので、その点はよく検討しておきましょう。

データ通信+SMSプランがおすすめの人

・電話はLINE電話などでOKな人
・SNSやWebサイト登録など多岐にわたる使い方をする人

格安SIM料金、全社比較まとめ

あなたが使うべき格安SIMの契約プランがわかればあとは料金も知りたいですよね。

契約プラン別に格安SIM全社を比較してみました。
速度の速さは加味してなく、容量別に最安値を紹介します。

契約GB 音声SIM データSIM データ通信+SMS
1GB LinksMate 1,100円 LinksMate 380円 LinksMate 500円
3GB OCNモバイル 1,480円 DTI SIM 840円 LINEモバイル 980円
5GB HISモバイル 1,920円 HISモバイル 1,200円 DTI SIM 1,370円
6GB OCNモバイル 1,980円 OCNモバイル 1,380円 OCNモバイル 1,300円
7GB NUROモバイル2,200円 NUROモバイル1,500円 NUROモバイル1,650円
10GB HISモバイル 2,820円 HISモバイル 2,100円 DTI SIM 2,250円
20GB OCNモバイル 4,400円 OCNモバイル 3,800円 OCNモバイル 3,920円
30GB イオンモバイル5,680円 HISモバイル 5,250円 LinksMate 5,400円

契約するデータ容量によって細かく料金設定されています。

シンプルに「月額料金が安ければいい」場合は、ここの表で選ぶのも1つの手です。
申し込みや問い合わせは、表の各キャリア名をクリックすれば公式サイトをチェックできます。

ポイント : 契約プランまとめ
  • データ通信プラン : データ通信のみ。音声通話やSMSは利用できない。2台持ち向け
  • データ通信+SMSプラン : データ通信とSMSが利用可能。音声通話は利用できない。SMSを使ってWebサイトの登録などができる
  • 音声通話プラン : データ通信はもちろん、SMSも音声通話も利用できる。格安SIMでもメインのスマホとして十分利用できるプラン

Step③:あなたにあった格安SIMを選ぶ

格安SIMによって特徴やキャンペーンなど違ってきます。
ここでは、通信速度の口コミや評判が良いおすすめの格安SIMを紹介します。

格安SIMのキャリア毎にメリット・デメリットはありますので、あなたにピッタリな格安SIMを選びましょう。

ポイント :おすすめ格安SIMの基準 
  • 通信速度が速い
  • お得なキャンペーンがある
  • 特化したサービスがある

通信速度重視なら「UQモバイル」

画像元:UQモバイル

格安SIM全社の中で速度No.1の「UQモバイル」

契約プランは「音声通話SIM」のみで料金は3種類になります。

スマホベーシックプラン名 月額料金 一ヶ月で利用できるデータ容量 音声通話
S 1,980円 3GB

国内通話20円/30秒

・国内かけ放題(1回10分) 700円
・国内かけ放題(24時間) 1,700円
・国内通話定額(最大60分/月)500円

M 2,980円 9GB
L 3,980円 14GB


通話する頻度によって、通話オプションが用意されてるのも「UQモバイル」のメリットです。

ただ、速度が速く評判がいい「UQモバイル」ですが、デメリットもあります。
それは、料金は特段安くないのと、音声通話SIMしか契約プランしかないことです。

UQモバイルのメリット・デメリット

<メリット>
・通信速度の口コミ・評判がNo.1。
・あまった容量を、翌月に繰り越しできるので無駄がない。

<デメリット>
・音声通話プランしかないので、IPadやタブレットでの利用には向いてない。
・月額料金は、普通。

IPadやタブレットなどでデータ通信SIMの契約を考えてる方はプラン自体がないのでおすすめはしません。

ただ、「速度重視の方」よく通話をする方」や「家族で乗り換えを検討している方」は、間違いなく「UQモバイル」をおすすめできます。

UQモバイルお得なキャンペーン

<データ増量キャンペーン>
「通話オプション」いずれかを申し込みするとデータ容量が13ヶ月間増量。

<UQ家族割キャンペーン>
2台目以降のスマホベーシック全プランが500円割引になる。

<UQ学割キャンペーン>
UQ家族割+学生ならさらに最大13ヶ月間割引になる。

「UQモバイル」のキャンペーンは、全て併用可能なので、学生問わず、単身や家族で乗り換える方も安心して申し込みすることができます。

「UQモバイル」は、3大キャリアからの乗り換えで使い方が変えずに安くできる格安SIMです。
シンプルに、今までの料金より安くして使い勝手も変えずに乗り換えたい方も「UQモバイル」はおすすめです。

「UQモバイル」公式窓口はこちら

お得なキャンペーンが豊富!「ワイモバイル」

画像元:ワイモバイル

老舗格安SIMの「ワイモバイル」、速度の評判も良く安定しています。
プランは音声SIMのみになり、国内通話かけ放題が標準装備なので料金だけ見ると「UQモバイル」より高めの印象です。

スマホベーシックプラン名 月額料金 一ヶ月で利用できるデータ容量 音声通話
S 2,680円 3GB

国内通話20円/30秒

・国内かけ放題(1回10分) 700円

M 3,680円 9GB
R 4,680円 14GB

「ワイモバイル」は24時間通話かけ放題がありません。
長時間、通話する人にとっては「UQモバイル」より高めになってしまうのでおすすめできません。

ワイモバイルのメリット・デメリット

<メリット>
・通信速度の評判が良い
・キャンペーンで最大9,600円分がPayPayにキャッシュバックされる
・初期費用が公式で申し込むと無料になる

<デメリット>
・音声通話プランしかないので、IPadやタブレットでの利用には向いてない。
・月額料金は、国内通話かけ放題(1回10分以内)込みなので少し高め。

ただ、「ワイモバイル」はキャンペーンが魅力的で実際の月額料金よりお得に使えるのがメリットになります。

キャンペーンの強さが格安SIM業界では圧倒的です。
長期割引もありながらも、キャッシュバックをしてくれるのは「ワイモバイル」だけです。

ワイモバイルお得なキャンペーン

<どこでももらえる特典>
契約時に最大9,600円分PayPayでもらえる!最大条件も簡単!

<データ増量キャンペーン>
新規or乗り換え契約をするとデータ容量が1年間増量!

<家族割引サービス>
2台目以降のスマホベーシック全プランが500円割引!

<ワイモバ学割>
学生なら13ヶ月間スマホベーシックプランが、毎月1,000円割引!

「ワイモバイル」はキャンペーンの種類が一番多い格安SIMキャリアになります。

格安SIMに申し込むならキャンペーンが多い、お得に乗り換えたい方にはおすすめです。

「UQモバイル」と「ワイモバイル」の大きな違いは、かけ放題(24時間)かキャッシュバックの有無です。自分の使い方に合わせてキャリアを選びましょう。

「ワイモバイル」公式窓口はこちら

月額料金最安値は「OCNモバイルONE」

画像元:OCNモバイルONE

「OCNモバイルONE」は、契約プランが3つ全て揃ってる格安SIMになります。
契約プラン別に、GB数で最安値級を契約できるので柔軟な対応ができるのが特徴です。

契約GB 音声SIM データSIM データ通信+SMS 通話オプション
1GB 1,180円

通話料 20円/30秒
(SMS送信料3円/通)

①10分かけ放題 850円
②TOP3かけ放題 850円 
③かけ放題ダブル
(①+②)1,300円

3GB 1,480円 1,000円 880円
6GB 1,980円 1,380円 1,500円
10GB 2,880円 2,280円 2,400円
20GB 4,400円 3,800円 3,920円
30GB 5,980円 5,380円 5,500円

*下線の金額が最安値になります。

下線以外の料金差は、100円前後になるので「どの契約プラン、どのGB数」で契約しても損はしません。
データ通信SIMの契約もあるのでIPadやタブレットにも利用することができます。

ドコモ回線で1番速度が速く安い「OCNモバイルONE」ですが、勿論デメリットもあります。

OCNモバイルONEのメリット・デメリット

<メリット>
・通信速度の評判が良い。
・どの契約プランを選んでも月額料金が安い。

<デメリット>
・通話オプションが若干高い。
・通話発信の方法が少し面倒。

通話を頻繁にするなら「OCNモバイルONE」でも通話オプションの契約が必要です。
24時間かけ放題のプランもありますが、特定の3人しか使えないので通話に関しては良いサービスとは言えません。

さらに、通話する際は「OCNモバイルONE」の通話アプリを入れて発信するか、発信前に「003544」を入れる必要がありますので少し面倒に感じます。

OCNモバイルONEのキャンペーンは?

「OCNモバイルONE」はキャンペーンを行なっておりません。

月額料金に定評がある格安SIMなので、キャンペーンを求めてる人には向いていません。

結論、OCNモバイルONEは「インターネットをメインの方」「料金を最優先で考えてる方」にはおすすめの格安SIMです。

逆に、通話頻度が高く、仕事などでも使う方にはおすすめできない格安SIMとも言えるでしょう。

「OCMモバイルONE」は、あまった容量を翌々月まで繰り越せたり、契約GBを超えたらGBを追加で購入ができるので、速度制限かかる心配がある方にもおすすめです。

OCNモバイルONE」公式窓口はこちら

YouTubeメイン!動画重視なら「BIGLOBEモバイル」

画像元:BIGLOBEモバイル

YouTubeやAbemaTVなど動画を見る頻度が高い人におすすめが「BIGLOBEモバイル」です。
月額料金は標準的な料金になりますが、他社格安SIMとの違いが「YouTubeが見放題」になるプランがあることです。

プラン 音声通話SIM データSIM 通話オプション
3ギガプラン 1,600円 900円

通話料 20円/30秒
(SMS送信料3円/通)

3分かけ放題   +600円
10分かけ放題 +830円

6ギガプラン 2,150円 1,450円
12ギガプラン 3,400円 2,700円
20ギガプラン 5,200円 4,500円
30ギガプラン 7,450円 6,750円

*データSIM+SMSのプランはデータSIMのプランに+120円した料金になります。

「BIGLOBEモバイル」の最大のメリットは、「カウントフリー」呼ばれる特定のアプリの利用に容量が加算されないサービス「エンタメフリー・オプション」があることです。

エンタメフリー・オプション」対象のサービスはこちらになります。

ジャンル サービス
動画 YouTubeAbema TV、U-NEXT、YouTube Kids
音楽 Google Play MusicYouTube MusicApple MusicLINE MUSIC、potify、AWA、Amazon Music、dヒッツ、RecMusic、楽天ミュージック
ラジオ radiko、らじる★らじる
電子書籍 dマガジン、dブック、楽天マガジン、楽天Kobo

エンタメフリー・オプション」の料金は月額480円になります。(データ通信SIMの場合は980円

YouTubeを毎日視聴する方や、対象のアプリを利用する方にはメリットがある「BiGLOBEモバイル」にもデメリットはしっかりあります。

BIGLOBEモバイルのメリット・デメリット

<メリット>
・通信速度の評判は良い。
・「エンタメフリーオプション」でYouTubeなどが見放題。
・お得なキャンペーンがある

<デメリット>
・通話オプションサービスが少し弱い
・「エンタメフリーオプション」に、画質制限がある。

「BIGLOBEモバイル」も、24時間かけ放題のオプションがないので10分以上の通話を頻繁にする人にはデメリットになります。

また、「エンタメフリー・オプション」は見放題になりますが、画質制限があります。
タブレットやIPadなどで普段から高画質で設定をして視聴している方にはあまりおすすめはできません。

ちなみにスマホで普段から見る(360p)画質であれば問題なく視聴することは可能です。(時間帯によっては480Pもストレスなく視聴できます)

YouTubeをスマホやIPhoneで視聴なら問題ないです。

BIGLOBEモバイルお得なキャンペーン

<エンタメフリーオプションが最大6ヶ月間無料>
音声通話SIMプラン契約の方が対象になり、月額480円のエンタメフリーオプションが最大6ヶ月間無料!

<初期費用全額ポイント還元>
音声通話SIMプラン3GB以上の契約した方が対象で、初期費用3,733円をGポイント還元!

*Gポイントとは?=ポイント交換サービスになり、WAONポイントやLINEポイントに交換などに交換ができます。
ポイント交換対象先は、Gポイントサイトのこちらで確認できます。

<プラン料金値引き>
音声通話SIMプラン3GB以上の契約の方に、月額料金が6ヶ月間1,600円値引きに!

BIGLOBEモバイルは「エンタメフリー・オプション」や「データ通信SIM」など契約プランが3つあることから「YouTubeを頻繁に使う方」「インターネット利用中心の方」におすすめできる格安SIMになります。

「BIGLOBEモバイル」は、家族間でデータをシェアできます。
例えば、本来6GBまでしか使わないけど、12GBの契約をして家族に自分の容量を使わせるなど、さらに節約できるので家族で使う場合にもおすすめです。

v

おすすめ格安SIM選びまとめ

比較した4社のおすすめ格安SIMを紹介しました。

どの格安SIMがあなたにピッタリなのか、特徴をまとめましたので参考にしてください。

ポイント:あなたにピッタリな格安SIM選びまとめ
  • UQモバイル→通信速度No.1!通話もインターネットも快適に使いたい人におすすめ。
  • ワイモバイル→キャンペーンが豊富!お得に乗り換えたい人におすすめ!
  • OCNモバイルONE→全ての契約プランが最安値級!とにかく安く使いたい人へおすすめ!
  • BIGLOBEモバイル」→YouTubeが見放題!エンタメ系アプリを頻繁に使う人へおすすめ!

3大キャリアからの乗り換えなら、どの格安SIMにしても基本安くはなります。
ただ、一番注意しなければいけないのが、速度が遅いか速いかです。

せっかく安くしたのに、速度が遅くてインターネットが使えないことになると逆に高くついてしまいます。

今回紹介した4社は、格安SIMの中で通信速度の評判が上位のキャリアなのでその心配はありません。
その上でも、あなたにピッタリな格安SIMがあると思いますので、ぜひ参考にしてください。

5.厳選SIMフリータブレットを紹介します

ここまで格安SIMとタブレットについて解説してきました。

多くの方はau、ドコモ、ソフトバンクなどの大手スマホ回線会社で購入したタブレットをSIMロックを解除して利用し続けているのではないでしょうか?

ひとくちにタブレットといっても種類は様々でスマホと同様で高額なものが多いです。

そこで、タブレット利用を検討されている方向けに格安でおすすめSIMフリータブレットを厳選して紹介します。

6-1.MediaPad M5 lite 8

画像提供:HUAWEI公式

カラー スペースグレーとシャンパンゴールドの2種
ディスプレイサイズ 8インチ
バッテリー リチウムイオン
容量 32GBと64GBの2タイプ
金額 26000円~35000円

HUAWEI問題で一時話題となったHUAWEIのSIMフリータブレットです。

タブレットカラーが2種類ありますが、LTEモデルがスペースグレーでシャンパンゴールドがWi-Fiモデルと分けられているため実質一色しかありません。

他のタブレット製造メーカーにと比べると段違いに格安で、コストパフォーマンスに優れ高性能なので購入される方も多いようです。

また、動作保証についても多くの格安SIMで確認されていますので安心して利用が可能です。

6-2.iPad mini

画像提供:Apple日本公式

カラー スペースグレイ、シルバー、ゴールド
ディスプレイサイズ 7.9インチ
バッテリー リチウムイオン
容量  64GBと256GBの2タイプ
金額 66880円~85580円

ipad miniはWi-Fiモデルしかないように思われがちですが、実はLTEモデルも存在しています。

ipad miniのLTEネットワークはau、ドコモ、ソフトバンクの3社が提供していますので、いずれかの回線を利用している格安SIMなら利用が可能です。

HUAWEI系のタブレットにくらべると値段はやや高額ですが、仕事などで使うアプリの親和性が高く便利です。

また容量も64Gと256Gの2タイプがありますので、アプリのDLや動画の保存をする方は256Gタイプが良いです。

公私共に使い勝手が良くサイズも持ち歩くのにちょうどよいので、おすすめのSIMフリータブレットです。

6.まとめ

格安SIMとタブレットについて解説してきましたが如何でしょうか?

スマホとタブレットをセットで利用されている方は、タブレットのみ格安SIMで運用すると月額の通信費が安く抑えられますのでおすすめです。

タブレットを格安SIMで運用する際は、LINEのID検索やデザリング機能が使えなくなる可能性がありますので注意が必要です。

また、大手スマホ回線会社の場合SIMロックによる制限が掛けられていますので、SIMロックが適用されている状態で格安SIMを利用する際は、同じ回線の格安SIMでなければ利用はできません。

契約している回線に関係なく格安SIMをタブレットに利用する場合はSIMロックを解除するか、SIMフリータブレットを購入する必要があります。

加えて、SIMフリータブレットは格安SIMの動作保証がされていないタブレットもありますので、購入の際は動作保証を確認してから購入する方が無難です。

格安SIMには大きく分けて、

  • 音声機能付きSIM
  • データ通信専用SIM
  • データ通信専用+SMS機能付き

上記3つの契約プランがあります。 月額料金だけで選択するのではなくタブレットの用途応じた契約プランの選択をしましょう。

LINEやフェイスブックなどのSMS認証アプリを利用される方はデータ通信専用+SMS機能付きの契約プランがおすすめです。

SMS機能でSMS認証の代用が可能ですのでアプリの利用制限を受けにくいです。 さらにSIMカードには、

  • 標準SIM
  • microSIM
  • nanoSIM

上記の3種類のサイズが存在しています。

SIMフリータブレットやSIMロックを解除したタブレットがどのサイズのSIMを利用しているか、格安SIMの契約前に確認しておきましょう。

格安SIM契約後に利用しているタブレットにSIMカードを挿入できなかったという不幸な事態を防ぐことができます。

SIMカードのサイズもそうですが、タブレットにはWi-FiタイプとLTEタイプの2種類があります。

Wi-Fiタイプのタブレットには、SIMカードのスロットがありませんので格安SIMの利用はできません。

格安SIMを利用する場合はLTEタイプのタブレットである必要があります。

格安SIMの契約を検討されている方は料金以外にも回線環境、タブレットのタイプなどを確認して、自分のタブレットに格安SIMを使うことができるか確認して契約しましょう。