携帯契約時に「毎月の支払い方法をどれに選択するか。」迷ったことはありませんか? 他にも、
「格安SIMはクレジットカードしか選べなくて契約ができない。」
「支払い方法について問い合わせたいけど、一つ一つ調べる時間がない。」
「支払いだけを質問するのは気が引ける。」
などとお困りの方もいらっしゃると思います。 とはいえ
「どの格安SIMが口座振替にできるの?」
「コンビニ払いにできるの?」
「家族名義の支払いにできるの?」
など、支払い方法に関して気になると思います。
格安SIMは店舗も少なく気軽聞けない、電話での問い合わせが有料だったり、メールでの問い合わせが手間と感じる方。
また、調べていても記事ごとに回答が異なっていて、「どの記事が正確な情報なのか分からない」という方向けに、各社の公式サイトを参照しながらご紹介します。
中盤では格安SIMに乗り換えるための知識、後半は格安SIMの会社を比較して、気になる速度や料金プランについても触れていきます。
今後の格安SIM会社選びの参考にしてください。
1. 【2020年5月版】口座振替やデビットカード対応の格安SIM一覧
格安SIMを契約する際には、基本的にクレジットカードが必要です。
しかし、数は少ないものの、口座振替やデビットカードで契約できる格安SIMもあります。
その他にも格安SIM会社が独自で行っている支払い方法のサービスもいくつか紹介します。
格安SIM(音声) | 口座振替 | デビットカード |
Y!mobile |
本人名義、または家族名義の口座申込も可能です。 詳しくは、公式HPにてご確認ください。 対応金融機関一覧は、「こちら」からご確認ください。 |
– |
UQ mobile |
本人名義、または家族名義の口座申込も可能です。 詳しくは、公式HPにてご確認ください。 対応金融機関一覧は、「こちら」からご確認ください。 |
△ 詳しくは、公式HPにご確認ください。詳細はこちら |
LINE mobile |
LINE Payのプリペイドカード(年会費、入会費0円)を支払方法に登録します。 チャージ先を銀行口座にすることにより、実質銀行口座決済にすることができます。 対応金融機関一覧は、LINEご利用中のスマートフォンより「こちら」で確認ください。 LINE Pay 銀行口座登録方法は、「こちら」でご覧いただけます。 |
– |
LinksMate |
リンクスポイント支払いにすることで、実質コンビニエンスストア決済や口座決済にすることが可能です。 事前に「コンビニエンスストア決済」「銀行決済」「クレジットカード決済」でLinksPointを購入し、1ポイント1円として月々の料金お支払いなどLinksMate内のサービスでご利用いただけます。 LinksPointの支払いに関しては、「こちら 」でご確認ください。 |
– |
OCNモバイルONE |
SIMパッケージは購入せずに、カスタマーズフロントへ連絡し、口座振替での支払い希望を説明してください。 詳しくは、公式HPにてご確認ください。 |
△ カスタマーズフロントへ確認が必要。 |
X-mobile |
※公式SHOPでは口座振替が可能です。 しかし、初期費用支払い時に別途、口座振替手数料20,000円がかかります。 詳しくは、公式店舗ページにてご確認ください。 |
– |
下記の格安SIMは、光回線とまとめることで口座振替も可能です。
NifMo 、 BIGLOBE mobile 、 QTmobile、 ただし、光回線側で口座振替の申し込みが必要となるので注意しましょう。
また、「データ契約」という電話の機能がないSIMカード契約の場合のみ口座振替対応という格安SIMもあったので、一部抜粋しました。
「@モバイルくん。」「 BIGLOBE mobile 」「インターリンクLTE SIM」データ契約は、「電話のプランは大手キャリアで契約し、データ契約のみは格安SIMにして通信料を抑えたい。」という使い方などにオススメです。
1-1. 申し込み可能な支払い方法の種類
クレジットカードや口座振替ではなく、毎月の利用料金を「コンビニ払いにしたい。」と言う方も少なくないと思います。
ここでは、格安SIMで申し込み可能な支払い方法について説明していきます。
①クレジットカード
原則、本人名義での申し込みが必要です。
店舗、オンラインショップ、スターターキットで簡単に申込が可能です。
開通までの流れがとてもスムーズで、月々の支払いに手数料もかかりません。
また、クレジットカードのポイントも貯められるので非常におトクです。
②口座振替
原則、本人名義での申し込みが必要です。
ただし申込可能な格安SIM(MVNO)は少なく、店舗受付が基本となります。
また、オンラインで申し込み時に郵送での手続きになることが多いようです。
開通にも時間もかかるケースが多く、別途手数料がかかります。
③デビットカード
原則、本人名義での申し込みが必要となります。
現時点では口座振替よりもデビットカードの受付が出来る会社は少ないようです。
また、デビットカードの受付自体は可能の場合でも、デビットカードを申し込み時に発行カード会社の基準によっては受付が出来ないこともあります。
もし店舗での申し込みをする際は、念のため違う支払い方法も考えておくと安心です。
④LINE Pay
LINE Payのプリペイドカード「LINE Pay カード」を支払方法として登録し、チャージ先を銀行口座にすることにより、間接的に銀行口座決済にすることができます。
- クレジットカードを持っていない人
- LINE Pay残高から引き落とししたい人
- 銀行口座引き落としをしたい人
- LINEポイントを貯めている人
結論
現在、コンビニ払いは希望しても申し込みが出来る会社はありませんでした。
しかし口座振替の申し込みが反映される期間中、一部の格安SIMでは口座振替やクレジットカードでの支払いが出来なかった場合に、振込用紙にて指定のコンビニで支払うことも可能なようです。
※ あまりにも支払いが遅れてしまうと、信用情報機関に履歴が残りますので要注意です。
その他にも、コンビニ払いには別途かかる手数料があります。
これ以外に、請求書の発行には、請求書発行手数料、払込処理手数料が必要となる場合があります。各会社に確認しておくのがオススメです。
1-2. 家族名義の銀行口座、クレジットカード支払いは契約できるか
「家族のカードで支払いを管理したい。」という方向けに、契約者以外の支払いが可能な格安SIMをまとめました。
家族を証明する確認書類や同意書など必要な会社もあるので、申し込む前に詳細は各会社ごとに確認をしておくと、よりスムーズに手続きができます。
Y!mobile(口座振替、クレジットカード、両方の契約可能) |
ご家族の方も支払い名義人に指定できます。必要書類をお持ちのうえ、ご契約者さまがワイモバイルショップにご来店にてお手続きください。 詳しくは、公式店舗ページにてご確認ください。 |
UQ mobile(口座振替、クレジットカード、両方の契約可能) |
ご家族名義のクレジットカード、口座からの振替を指定される場合は、UQ mobile取扱店の店頭のみで、かつご契約者さまとお支払者さまの「ご家族である証明書」が必要となります。 詳しくは、公式店舗ページにてご確認ください。 |
イオンモバイル(クレジットカードのみ契約可能) |
イオンモバイルでは契約者本人名義以外のクレジットカードでもお支払いいただけます。
ただし、契約者本人名義以外のクレジットカードを登録される際はその方の本人確認も必須となります。
詳しくは、公式店舗ページにてご確認ください。
詳細は、「こちら」でご覧いただけます。 |
スマモバ(クレジットカードのみ契約可能) |
下記の条件を満たし、指定の支払同意書をご提出いただいた場合はご家族名義のクレジットカードも使用可能です。 ① ご契約者様の3親等以内のご家族 詳しくは、公式店舗ページにてご確認ください。 |
1-3. 口座振替の手数料とWEB申込時の注意事項
①口座振替のための手数料 口座振替申し込み時に、口座振替手数料20,000円かかる会社もありました。初期費用を抑えられることに越したことはないので、会社選びも重要になります。
②オンラインからの申し込みは、最初から口座振替の申し込めない場合がある UQ mobileは現在、オンラインからの口座振替受付の対象を乗り換え(MNP)のみと対応を制限しています。
また、新しく電話番号を契約する場合はWEBからは申し込みが出来ないので、UQ mobileショップの店頭に行って契約する必要があります。
同じくワイモバイルもオンラインから申し込む場合は、クレジットカードでの申し込みとなります。
最初から口座振替で契約を希望する際は、ワイモバイルの店舗へ行く必要があります。
契約後はMy Y!mobileやワイモバイルショップの店頭にて、口座振替へ変更も可能です。
※ 口座振替の登録が完了するまでの間はコンビニ振込用紙が郵送されます。
申し込みが完了するまでの期間は、窓口支払手数料や紙請求書発行手数料がかかる場合があります。
店頭での申込を行う場合は、通帳+印鑑よりもキャッシュカードで申し込むことにより、口座振替の手続きがその場で完了することがあります。持参してみてもいいかもしれません。
2. 乗り換え(MNP) 前の確認事項
①どのタイミングで乗り換えるかを確認する
月額料金が安くなるからと言って、すぐには行動せずにタイミングを見計らいましょう。
格安SIMに乗り換えるためには、いくつか確認しておくための3つのポイントがあります。
1, 2年契約加入の有無、更新月、解約金の確認
大手キャリアの場合、契約している2年契約によっては最大9,500円の解約金がかかります。
しかし2年に一度、更新月と呼ばれる解約金が0円で解約が出来る期間が最大3ヶ月あります。
その期間を確認し、すぐに解約すべきか、更新月まで待ったほうがいいか相談するのがオススメです。
確認方法としては、各キャリアのWEBサイト、コールセンターでの確認、店舗での確認の3つがあります。
どの方法でも、契約者本人からの確認が必要となるので注意をしましょう。
また、最近では新しい料金プランに変更することにより、 解約金がdocomoとauは最大1,000円、SoftBankは0円になります。
現在の契約が対象となるかを確認し、よりおトクfに乗り換えを行いましょう!
2. 端末分割の残りの代金
キャリアで端末を購入する場合、一括払いもしくは分割払いとなっています。
現在は分離プランとなったため、端末代金に対して月々の割引は無くなりましたが、下記の期間中に各キャリアで対象機種を購入、かつ対象プランに加入している場合は端末代金に対して割引が継続されています。
割引終了まで待つべきか、割引を廃止して今すぐ乗り換えるべきかもポイントの1つです。
- docomo(月々サポート、docomo with):2019年5月31日
- au:2019年9月30日
- SoftBank(月月割):2019年9月12日
また、分割の場合はキャリアによって回数が異なります。
自分が契約している分割回数が12回、24回、36回、48回のどれになっているのか確認しておきましょう。
残りの分割金額を一括で支払うか、解約後も分割で支払いを続けるかを決めているとスムーズに乗り換えの手続きが出来ます。
まずは残りの金額を確認することをオススメします。
3. 締め日の確認
各キャリアには締め日が存在します。
- docomo、auは月末締め。
- SoftBankは末日、10日、20日の締め日の3通り
があり、その期間中の使用料金が計算されて請求される仕組みになっています。
ここで注意するのは、 締め日を過ぎた1日目に解約しても、月額使用料は1ヶ月分の請求になるということです。
つまり月末締めの場合は、月初に解約しても月末に解約しても変わりません。
乗り換え先の締め日にもよりますが、契約が月末締めの場合は月末の乗り換えがオススメです!
②毎月の使用状況を把握する
格安SIM会社やプランを選択する上で欠かせないは、現在の使用状況です。
格安SIMの傾向としては、通話に関しては10分までの通話が無料。
たくさんのパケット通信量を使える会社は少なく、パケット通信料を抑えないと月々の支払いが高くなりがちです。
例えば、現在契約元で24時間通話し放題プランを契約しているとします。
そのままのプランを継続したい場合、10分までの通話を回数制限なしで契約できる会社は多く存在しますが、24時間通話し放題が契約できる会社はほんの一握りに限定されてしまいます。
他にも、現在のパケット通信量が20GBに近い場合、10GB以上のパケット通信料を契約できる格安SIM会社は少なく、選べる会社も少なくなります。
こういった使用状況では、あまり格安SIMは向いていない可能性があります。 きちんと自分の使用状況を把握し、自分に合う格安SIMを見つけましょう!
③格安SIMを入れる本体を用意する
格安SIMを契約する際に、本体をどうするかを決めましょう。
1. 新しいスマホを購入する。
購入方法は、大きく2つに分かれます。
①格安スマホの会社でスマホとセット購入。
②SIMフリーのスマホを購入。
現在、キャリアの端末割引の上限は2万円とされています。 キャリアのキャンペーンなどを確認し、自分に合った端末を購入しましょう!
2. 今使っているスマホを使う。
現在使っているスマホをそのまま使う際には、いくつか注意が必要です。
もともとSIMフリーのスマホを購入した場合は、問題なく利用ができます。
しかし携帯会社で購入した機種は「SIMロック」というロックがかかっており、それを解除しなければ基本的に乗り換え先で契約したSIMカードは正常に動作しません。
SoftBankで購入したからと言って、そのままY!mobileで使おうとしても使えないということが起きます。
そのためには、SIMロックを解除する必要があることを覚えておきましょう。
3.状況別にSIMカードを確認
SIMは大きく2つ分かれます。
本体に直接SIMカードを挿入するタイプのものと、eSIMという物理的なSIMカードを使わずにSIM機能があらかじめ端末に組み込まれているタイプのものです。
ここでは、SIMカードの種類とサイズについて説明します。 SIMカードには、「標準SIM」「micro(マイクロ)SIM」「 nano(ナノ)SIM」の3種類があります。
標準SIM | 3Gフィーチャーフォンや3Gのスマートフォンに利用します。 |
microSIM | iPhone 4 / 4Sや2012~2014年頃のAndroidスマートフォンに多いです。 |
nanoSIM | iPhone 5以降のiPhoneや2014年冬以降のAndroidスマートフォンで利用されている。現在販売されているスマホは、nanoSIMサイズが主流です。 |
現在販売されている機種のほとんどは、nanoSIMになっています。
しかしAndroidスマホの種類によっては、microSIMを利用する場合もあります。
万が一、サイズが合わないと使用ができない上に、再度使用するサイズのSIMカードを再発行する必要があります。
その際には再発行料金を支払う必要があるので、よく注意してから申込をしましょう!
2-1. SIMロック解除の条件と可能期間
<2015年5月以降に発売された機種のSIMロック解除受付条件>
①ネットワーク利用制限、各種ロックがかかっていないこと。
②購入日から100日経過した機種であること。 ただし、以下の場合は100日を経過していない場合でも即時にSIMロック解除の手続きが可能となります。
②購入日から100日経過した機種であること。
2. 一括払いでご購入。または分割払い購入後に分割支払金を一括で精算をした場合は、100日が経過していない場合でもSIMロック解除の手続きが可能です。
2-2. SIMロック解除するための手順方法
SIMロック解除の方法は2種類あります。
①パソコン・スマートフォンからの申し込み・・・0円
②店頭からの申し込み・・・3,000円
My docomo、My au、My SoftBankの各種ページにて行う場合は、事務手数料はかかりません。
また、条件によっては店頭でも金額がかからない場合があります。 もし操作が難しいようであれば、店頭にて簡単にSIMロック解除が行えます。
3. 大手キャリアから格安SIMへ乗り換え(MNP)の手順
3-1.①契約名義を確認する
まずは現在の契約名義を確認しましょう。
もし家族の名義だった場合は、契約時に必要な書類が増えたり、状況によっては事前に名義変更をしておく必要があります。
3-2.②MNP予約番号の発行方法
現在ご契約中の携帯電話会社 | Webからのお申し込み方法 | 携帯電話/一般電話からのお申し込み方法 |
docomo |
【スマートフォンをご利用の方】※PCからでもこの方法でお申し込み可能です。 予約番号発行受付時間:9:00~20:00 My docomo(http://www.mydocomo.com )→ログイン →「ドコモオンライン手続き」 →「携帯電話ポータビリティ予約」 → 「解約の手続き」 → 「手続きを完了する」 【フィーチャーホンをご利用の方】 予約番号発行受付時間:9:00~21:30 i-menu→お客さまサポート→お申し込み・お手続き→各種お申し込み・お手続き |
docomoで利用中の携帯電話からのお申し込み方法 151 |
一般電話からのお申し込み方法 0120-800-000 | ||
受付時間:9:00~20:00 | ||
au |
【スマートフォンをご利用の方】 予約番号発行受付時間:9:00~20:00 My au TOP→画面上部「スマートフォン・携帯電話」→ご契約内容 / 手続き→お問い合わせ / お手続き→MNPご予約 【フィーチャーフォンをご利用の方】 予約番号発行受付時間:9:00~20:00 ボタン→EZWeb→TOP→auお客さまサポート→申し込む/変更する→au 携帯電話番号ポータビリティー (MNP) |
auで利用中の携帯電話/一般電話からのお申し込み方法 0077-75470 |
受付時間:9:00~20:00 | ||
SoftBank |
【スマートフォンをご利用の方】 予約番号発行受付時間:9:00~20:00 My SoftBank 暗証番号を入力→各種注意事項を読む 【フィーチャーフォンをご利用の方】 受付時間:9:00~21: TOP→My Softbank→各種変更手続き→MNP予約関連手続き |
SoftBankで利用中の携帯電話からのお申し込み方法 *5533 |
一般電話からのお申し込み方法 0800-100-5533 | ||
受付時間:9:00~20:00 |
以上が大手3キャリアのMNP予約番号発行となります。
My docomo、My au、My SoftBankの利用は、各種ID・パスワードが分かっていれば電話や店頭よりもスムーズに発行が行えます。
しかし、ご契約内容によっては発行できない場合があります(例:ドコモ光のペア回線の紐付けを廃止、一括請求の代表である、家族割引の代表回線)。
その場合は、電話や店頭でないと発行ができません。
また、タブレットの契約がある場合はタブレットの番号が分からないとMNPの予約番号発行ができない場合もあります。
MNPの予約番号発行とあわせて、他の番号の解約が必要な場合は、最初から店頭に行くとスムーズに手続きが進められると思います。
ご自身の合わせて手続きを進めましょう。
3-3.③MNP予約番号の有効期限内に手続きを行う
MNP予約番号の有効期限は、予約当日を含めて15日間です。
店舗にて申し込みの場合は、有効期限内での手続きで問題ありません。 ※ ただし、WEBでの申し込み時には有効期限に余裕を持って申し込むことをオススメします。
UQmobileのオンラインショップでは、MNP予約番号の取得日から2日以内。 Y!mobileのオンラインストアでお手続きでは、MNP有効期限が10日間以上残っている必要があります。
各格安SIM会社に確認の上、申し込むと予約番号の再取得の手間が省けます。 ま
た、MNPの予約番号の発行には種類が2つあります。継続型と切断型です。
継続型とは、15日間の予約番号の期間が終わっても、回線契約が解約されることなく継続されることを言います。
回線が解約されるタイミングは、乗り換え先で契約が全て完了し、完全に電波の切り替えが完了した時点で行われます。
乗り換えが完了されるまでは契約が継続していくために、継続型と呼ばれています。 切断型とは、解約と同時に予約番号を発行する方法です。
切断型のデメリットとしては、万が一15日間の予約番号の発行期限が過ぎてしまった場合、回線契約が解約されているため、再度の予約番号の発行ができなくなります。
そのため同じ電話番号を使うことができないので、15日間の間にMNPするキャリアを探さないと、ただの純解約ということになってしまいます。
切断型のメリットとしては、契約更新月が終わってしまう場合にも、解約自体はされているので、2週間近く猶予を伸ばすことができます。
もしSIMカード到着までに更新月を終えてしまった際、継続型の場合は違約金が発生してしまいます。
しかしここで切断型MNPを使うと、解約自体は契約更新月以内に完了しているので、例えSIMカードの到着が更新月を超えてしまっても、違約金がかからず乗り換えをすることができます。
ただし切断型にはリスクもあるので、基本的に継続型の申し込みがおすすめです。
どうしても更新月以内に乗り換えをしたい場合の裏技として利用してみるのも一つの手です。
※ 切断型は、キャンセルはできません。お申し込みは、店頭にて可能です。
4.あなたにぴったりな格安SIMの選び方
ここまで解説してきましたが、結論「あなたにピッタリな格安SIMはどこ?」というところを解決していきます。
そのため、まずは「正しい格安SIM選び方で候補を絞ること」を徹底して、その上で「キャンペーンを比較」してお得に乗り換えましょう!
- まずは通信速度が速いキャリアで候補を絞る
- 次に契約プランを決める
- その上でキャンペーンなどを比較してお得に乗り換える
Step①:通信速度を重視して候補を決める
格安SIM選びで何より重要なのが「通信速度」です。
格安SIMは、ソフトバンクやドコモ, auの回線の一部を借りて運営しています。
したがって利用している回線は大手のものと同じですので、理論上の通信速度は大手と同じです。
ただ、100あるうちの一部を借りてるだけなので混雑すると速度が大幅に下がる傾向にあります。
それは、回線が混雑するからです。
格安SIMのキャリアは、3大キャリアから回線の一部を借りているのですが、どれだけの回線を借りているかは格安SIMによって違い、利用者数も違います。
その結果、回線を借りている領域の違いにより通信速度に違いが出るのです。
そう言った口コミや評判を、3つの大手速度計測サイトから平均速度を比較しました。
格安SIM |
mobile by keisoku.ioの平均速度 |
みんなのネット回線速度の平均速度 | RBB SPEED TESTの平均速度 | 総合平均通信速度 |
1位 UQmobile | 12.2Mbps | 44.97Mbps | 41.1Mbps | 32.75Mbps |
2位 ワイモバイル | 10.1Mbps | 42.73Mbps | 34.3Mbps | 29.04Mbps |
3位 OCNモバイルONE | 9.8Mbps | 29.92Mbps | 32.1Mbps | 23.94Mbps |
4位 イオンモバイル | 4.1Mbps | 42.94Mbps | 22.9Mbps | 23.31Mbps |
5位 BIGLOBEモバイル | 6.8Mbps | 17.8Mbps | 35.5Mbps | 20.03Mbps |
6位 IIJmio | 5.5Mbps | 27.2Mbps | 25.7Mbps | 19.46Mbps |
7位 mineo | 7.4Mbps | 24.97Mbps | 15.8Mbps | 16.05Mbps |
8位 Links Mate | 11.6bps | 19.53Mbps | – | 15.56Mbps |
大手の格安SIMキャリアほど、通信速度は速い傾向にあります。
「UQモバイル」がどのサイトでも1位で、次に速いのが「ワイモバイル」ということがわかります。
次に少し速度の開きがあり安定しているのが「OCN モバイル ONE」「イオンモバイル」「BIGLOBEモバイル」ですね。
せっかく安くなっても、「速度が遅くて全然使えない」なんてことにならなようにしましょう。
Step②:自分にあった契約プランを決める
次に、自分にピッタリな契約プランを考えることです。
格安SIMの契約プランは、大きく分けて次の3つの種類があります。
- 音声通話プラン
- データ通信プラン
- データ通信+SMSプラン
プランによって、使える範囲がさまざまです。
安いけど通話はできない、インターネットだけ使えるなど別れてきます。
それぞれ詳しく解説していきます。
音声通話プラン
ソフトバンク、ドコモ、auから使い方をあまり変えたくない方におすすめできるプランなのが「音声通話プラン」です。
このプランの場合、大手キャリアと同じようにインターネットやメールが使えますし、090や080, 070から始まる電話番号も与えられて音声通話が可能です。
もちろんSMSも利用できます。
音声通話プランにしておけば格安SIMといえども基本的なことは一通りできますので、一番便利に使えるプランだと言えます。
・090や080などの番号が仕事やプライベートで必要な人
・今と使い方をあまり変えないで、安くしたい人
データ通信プラン
データ通信プランは非常に料金がお得なプランです。
しかし、データ通信だけしか行うことができず、音声通話やSMSは利用できません。(ただしLINE通話や050plusなどのIP電話なら可能です。)
音声通話ができる別のスマホやガラケーとの2台持ちで利用したりなど。使い方はさまざまあります。
・メールやネットだけ使えればいい人
・通話はなくても大丈夫な人
データ通信+SMSプラン
データ通信プランにSMS機能をつけたのが「データ通信+SMSプラン」です。
こちらも音声通話ができないのは同じですが、SMS用の電話番号が与えられます。
SMSは色々なWebサイトの登録時に電話番号確認としてよく利用されていますので、これが使えればそれなりに使い勝手は良くなります。
家族や友人との電話はLINE通話や050plus、Skypeなどで行うことにしてしまえば、1台持ちでの利用もできないことはありません。
しかし、IP電話は110や119などの緊急通話が利用できなかったり、フリーダイヤル(0120)にかけられないこともありますので、その点はよく検討しておきましょう。
・電話はLINE電話などでOKな人
・SNSやWebサイト登録など多岐にわたる使い方をする人
格安SIM料金、全社比較まとめ
あなたが使うべき格安SIMの契約プランがわかればあとは料金も知りたいですよね。
契約プラン別に格安SIM全社を比較してみました。
速度の速さは加味してなく、容量別に最安値を紹介します。
契約GB | 音声SIM | データSIM | データ通信+SMS |
1GB | LinksMate 1,100円 | LinksMate 380円 | LinksMate 500円 |
3GB | OCNモバイル 1,480円 | DTI SIM 840円 | LINEモバイル 980円 |
5GB | HISモバイル 1,920円 | HISモバイル 1,200円 | DTI SIM 1,370円 |
6GB | OCNモバイル 1,980円 | OCNモバイル 1,380円 | OCNモバイル 1,300円 |
7GB | NUROモバイル2,200円 | NUROモバイル1,500円 | NUROモバイル1,650円 |
10GB | HISモバイル 2,820円 | HISモバイル 2,100円 | DTI SIM 2,250円 |
20GB | OCNモバイル 4,400円 | OCNモバイル 3,800円 | OCNモバイル 3,920円 |
30GB | イオンモバイル5,680円 | HISモバイル 5,250円 | LinksMate 5,400円 |
契約するデータ容量によって細かく料金設定されています。
シンプルに「月額料金が安ければいい」場合は、ここの表で選ぶのも1つの手です。
申し込みや問い合わせは、表の各キャリア名をクリックすれば公式サイトをチェックできます。
- データ通信プラン : データ通信のみ。音声通話やSMSは利用できない。2台持ち向け
- データ通信+SMSプラン : データ通信とSMSが利用可能。音声通話は利用できない。SMSを使ってWebサイトの登録などができる
- 音声通話プラン : データ通信はもちろん、SMSも音声通話も利用できる。格安SIMでもメインのスマホとして十分利用できるプラン
Step③:あなたにあった格安SIMを選ぶ
格安SIMによって特徴やキャンペーンなど違ってきます。
ここでは、通信速度の口コミや評判が良いおすすめの格安SIMを紹介します。
格安SIMのキャリア毎にメリット・デメリットはありますので、あなたにピッタリな格安SIMを選びましょう。
- 通信速度が速い
- お得なキャンペーンがある
- 特化したサービスがある
通信速度重視なら「UQモバイル」
画像元:UQモバイル
格安SIM全社の中で速度No.1の「UQモバイル」
契約プランは「音声通話SIM」のみで料金は3種類になります。
スマホベーシックプラン名 | 月額料金 | 一ヶ月で利用できるデータ容量 | 音声通話 |
S | 1,980円 | 3GB |
国内通話20円/30秒 ・国内かけ放題(1回10分) 700円 |
M | 2,980円 | 9GB | |
L | 3,980円 | 14GB |
通話する頻度によって、通話オプションが用意されてるのも「UQモバイル」のメリットです。
ただ、速度が速く評判がいい「UQモバイル」ですが、デメリットもあります。
それは、料金は特段安くないのと、音声通話SIMしか契約プランしかないことです。
<メリット>
・通信速度の口コミ・評判がNo.1。
・あまった容量を、翌月に繰り越しできるので無駄がない。
<デメリット>
・音声通話プランしかないので、IPadやタブレットでの利用には向いてない。
・月額料金は、普通。
IPadやタブレットなどでデータ通信SIMの契約を考えてる方はプラン自体がないのでおすすめはしません。
ただ、「速度重視の方」「よく通話をする方」や「家族で乗り換えを検討している方」は、間違いなく「UQモバイル」をおすすめできます。
<データ増量キャンペーン>
「通話オプション」いずれかを申し込みするとデータ容量が13ヶ月間増量。
<UQ家族割キャンペーン>
2台目以降のスマホベーシック全プランが500円割引になる。
<UQ学割キャンペーン>
UQ家族割+学生ならさらに最大13ヶ月間割引になる。
「UQモバイル」のキャンペーンは、全て併用可能なので、学生問わず、単身や家族で乗り換える方も安心して申し込みすることができます。
「UQモバイル」は、3大キャリアからの乗り換えで使い方が変えずに安くできる格安SIMです。
シンプルに、今までの料金より安くして使い勝手も変えずに乗り換えたい方も「UQモバイル」はおすすめです。
お得なキャンペーンが豊富!「ワイモバイル」
画像元:ワイモバイル
老舗格安SIMの「ワイモバイル」、速度の評判も良く安定しています。
プランは音声SIMのみになり、国内通話かけ放題が標準装備なので料金だけ見ると「UQモバイル」より高めの印象です。
スマホベーシックプラン名 | 月額料金 | 一ヶ月で利用できるデータ容量 | 音声通話 |
S | 2,680円 | 3GB |
国内通話20円/30秒 ・国内かけ放題(1回10分) 700円 |
M | 3,680円 | 9GB | |
R | 4,680円 | 14GB |
「ワイモバイル」は24時間通話かけ放題がありません。
長時間、通話する人にとっては「UQモバイル」より高めになってしまうのでおすすめできません。
<メリット>
・通信速度の評判が良い
・キャンペーンで最大9,600円分がPayPayにキャッシュバックされる
・初期費用が公式で申し込むと無料になる
<デメリット>
・音声通話プランしかないので、IPadやタブレットでの利用には向いてない。
・月額料金は、国内通話かけ放題(1回10分以内)込みなので少し高め。
ただ、「ワイモバイル」はキャンペーンが魅力的で実際の月額料金よりお得に使えるのがメリットになります。
キャンペーンの強さが格安SIM業界では圧倒的です。
長期割引もありながらも、キャッシュバックをしてくれるのは「ワイモバイル」だけです。
<どこでももらえる特典>
契約時に最大9,600円分PayPayでもらえる!最大条件も簡単!
<データ増量キャンペーン>
新規or乗り換え契約をするとデータ容量が1年間増量!
<家族割引サービス>
2台目以降のスマホベーシック全プランが500円割引!
<ワイモバ学割>
学生なら13ヶ月間スマホベーシックプランが、毎月1,000円割引!
「ワイモバイル」はキャンペーンの種類が一番多い格安SIMキャリアになります。
格安SIMに申し込むならキャンペーンが多い、お得に乗り換えたい方にはおすすめです。
「UQモバイル」と「ワイモバイル」の大きな違いは、かけ放題(24時間)かキャッシュバックの有無です。自分の使い方に合わせてキャリアを選びましょう。
月額料金最安値は「OCNモバイルONE」
画像元:OCNモバイルONE
「OCNモバイルONE」は、契約プランが3つ全て揃ってる格安SIMになります。
契約プラン別に、GB数で最安値級を契約できるので柔軟な対応ができるのが特徴です。
契約GB | 音声SIM | データSIM | データ通信+SMS | 通話オプション |
1GB | 1,180円 | ー | ー |
通話料 20円/30秒 ①10分かけ放題 850円 |
3GB | 1,480円 | 1,000円 | 880円 | |
6GB | 1,980円 | 1,380円 | 1,500円 | |
10GB | 2,880円 | 2,280円 | 2,400円 | |
20GB | 4,400円 | 3,800円 | 3,920円 | |
30GB | 5,980円 | 5,380円 | 5,500円 |
*下線の金額が最安値になります。
下線以外の料金差は、100円前後になるので「どの契約プラン、どのGB数」で契約しても損はしません。
データ通信SIMの契約もあるのでIPadやタブレットにも利用することができます。
ドコモ回線で1番速度が速く安い「OCNモバイルONE」ですが、勿論デメリットもあります。
<メリット>
・通信速度の評判が良い。
・どの契約プランを選んでも月額料金が安い。
<デメリット>
・通話オプションが若干高い。
・通話発信の方法が少し面倒。
通話を頻繁にするなら「OCNモバイルONE」でも通話オプションの契約が必要です。
24時間かけ放題のプランもありますが、特定の3人しか使えないので通話に関しては良いサービスとは言えません。
さらに、通話する際は「OCNモバイルONE」の通話アプリを入れて発信するか、発信前に「003544」を入れる必要がありますので少し面倒に感じます。
「OCNモバイルONE」はキャンペーンを行なっておりません。
月額料金に定評がある格安SIMなので、キャンペーンを求めてる人には向いていません。
結論、OCNモバイルONEは「インターネットをメインの方」「料金を最優先で考えてる方」にはおすすめの格安SIMです。
逆に、通話頻度が高く、仕事などでも使う方にはおすすめできない格安SIMとも言えるでしょう。
「OCMモバイルONE」は、あまった容量を翌々月まで繰り越せたり、契約GBを超えたらGBを追加で購入ができるので、速度制限かかる心配がある方にもおすすめです。
YouTubeメイン!動画重視なら「BIGLOBEモバイル」
画像元:BIGLOBEモバイル
YouTubeやAbemaTVなど動画を見る頻度が高い人におすすめが「BIGLOBEモバイル」です。
月額料金は標準的な料金になりますが、他社格安SIMとの違いが「YouTubeが見放題」になるプランがあることです。
プラン | 音声通話SIM | データSIM | 通話オプション |
3ギガプラン | 1,600円 | 900円 |
通話料 20円/30秒 3分かけ放題 +600円 |
6ギガプラン | 2,150円 | 1,450円 | |
12ギガプラン | 3,400円 | 2,700円 | |
20ギガプラン | 5,200円 | 4,500円 | |
30ギガプラン | 7,450円 | 6,750円 |
*データSIM+SMSのプランはデータSIMのプランに+120円した料金になります。
「BIGLOBEモバイル」の最大のメリットは、「カウントフリー」呼ばれる特定のアプリの利用に容量が加算されないサービス「エンタメフリー・オプション」があることです。
「エンタメフリー・オプション」対象のサービスはこちらになります。
ジャンル | サービス |
動画 | YouTube、Abema TV、U-NEXT、YouTube Kids |
音楽 | Google Play Music、YouTube Music、Apple Music、LINE MUSIC、potify、AWA、Amazon Music、dヒッツ、RecMusic、楽天ミュージック |
ラジオ | radiko、らじる★らじる |
電子書籍 | dマガジン、dブック、楽天マガジン、楽天Kobo |
「エンタメフリー・オプション」の料金は月額480円になります。(データ通信SIMの場合は980円)
YouTubeを毎日視聴する方や、対象のアプリを利用する方にはメリットがある「BiGLOBEモバイル」にもデメリットはしっかりあります。
<メリット>
・通信速度の評判は良い。
・「エンタメフリーオプション」でYouTubeなどが見放題。
・お得なキャンペーンがある
<デメリット>
・通話オプションサービスが少し弱い
・「エンタメフリーオプション」に、画質制限がある。
「BIGLOBEモバイル」も、24時間かけ放題のオプションがないので10分以上の通話を頻繁にする人にはデメリットになります。
また、「エンタメフリー・オプション」は見放題になりますが、画質制限があります。
タブレットやIPadなどで普段から高画質で設定をして視聴している方にはあまりおすすめはできません。
ちなみにスマホで普段から見る(360p)画質であれば問題なく視聴することは可能です。(時間帯によっては480Pもストレスなく視聴できます)
YouTubeをスマホやIPhoneで視聴なら問題ないです。
<エンタメフリーオプションが最大6ヶ月間無料>
音声通話SIMプラン契約の方が対象になり、月額480円のエンタメフリーオプションが最大6ヶ月間無料!
<初期費用全額ポイント還元>
音声通話SIMプラン3GB以上の契約した方が対象で、初期費用3,733円をGポイント還元!
*Gポイントとは?=ポイント交換サービスになり、WAONポイントやLINEポイントに交換などに交換ができます。
ポイント交換対象先は、Gポイントサイトのこちらで確認できます。
<プラン料金値引き>
音声通話SIMプラン3GB以上の契約の方に、月額料金が6ヶ月間1,600円値引きに!
BIGLOBEモバイルは「エンタメフリー・オプション」や「データ通信SIM」など契約プランが3つあることから「YouTubeを頻繁に使う方」「インターネット利用中心の方」におすすめできる格安SIMになります。
「BIGLOBEモバイル」は、家族間でデータをシェアできます。
例えば、本来6GBまでしか使わないけど、12GBの契約をして家族に自分の容量を使わせるなど、さらに節約できるので家族で使う場合にもおすすめです。
おすすめ格安SIM選びまとめ
比較した4社のおすすめ格安SIMを紹介しました。
どの格安SIMがあなたにピッタリなのか、特徴をまとめましたので参考にしてください。
- 「UQモバイル」→通信速度No.1!通話もインターネットも快適に使いたい人におすすめ。
- 「ワイモバイル」→キャンペーンが豊富!お得に乗り換えたい人におすすめ!
- 「OCNモバイルONE」→全ての契約プランが最安値級!とにかく安く使いたい人へおすすめ!
- 「BIGLOBEモバイル」→YouTubeが見放題!エンタメ系アプリを頻繁に使う人へおすすめ!
3大キャリアからの乗り換えなら、どの格安SIMにしても基本安くはなります。
ただ、一番注意しなければいけないのが、速度が遅いか速いかです。
せっかく安くしたのに、速度が遅くてインターネットが使えないことになると逆に高くついてしまいます。
今回紹介した4社は、格安SIMの中で通信速度の評判が上位のキャリアなのでその心配はありません。
その上でも、あなたにピッタリな格安SIMがあると思いますので、ぜひ参考にしてください。
5. クレカ以外の格安SIM重視別おすすめ5選
格安SIMを検討してる方は、現在のスマホやIPhoneの料金を安くしたいは共通の考えだと思います。
ここでは、クレカではなく、口座振替でも支払いができるおすすめ格安SIMキャリアを紹介します。
5-1.【速度重視】「Y!mobile」は通信速度が格安SIMでNo.1
画像元:Y!mobile
Y!mobileはソフトバンクのグループ企業なだけあり借りている回線設備の規模が大きく、数ある格安SIMのなかで上位に分類されるほど通信速度が速いです。
格安SIMキャリア | 調査件数 | 平均ping値 | 下り平均速度 | 上り平均速度 |
Y!mobile | 1,612件 | 50,61ms | 42,48Mbps | 12,12Mbps |
UQ mobile | 3,044件 | 50,59ms | 42.76Mbps | 7,89Mbps |
OCNモバイルONE | 806件 | 65,33ms | 29,08Mbps | 11,02Mbps |
イオンモバイル | 576件 | 80,05ms | 27,67Mbps | 8,51Mbps |
IIJmio(みおふぉん) | 1,409件 | 84,79ms | 25,85Mbps | 8,76Mbps |
mineo(マイネオ) | 2,234件 | 70,9ms | 19,8Mbps | 5,85Mbps |
調査元:みんなのネット回線速度
平均速度なので、調査件数が500件以上ある格安SIMのキャリアを比較しました。 Y!mobileは「ping値」「下り速度」「上り速度」3つともTOPの結果です。 アプリゲームも動画もサクサクで利用できます。 月額料金は他の格安SIMと比べると若干高いですが、 速度も速く、通話し放題なので、格安SIMの中でも通常のスマホの使い方に一番近い使い方ができます。 Y!mobileの契約プランは音声SIM契約になります。
スマホベーシックプラン名 | 月額料金 | 一ヶ月で利用できるデータ容量 | 音声通話 |
S | 2,680円 | 3GB | 国内通話かけ放題(1回10分以内) |
M | 3,680円 | 9GB | 国内通話かけ放題(1回10分以内) |
L | 4,680円 | 14GB | 国内通話かけ放題(1回10分以内) |
5-2.【動画視聴重視】「BIGLOBEモバイル」なら容量制限なし
画像元:BIGLOBEモバイル
YouTubeやAbemaTVなどで動画を見る頻度が高い人におすすめの格安SIMはBIGLOBEモバイルです。
BIGLOBEモバイルではドコモとauどちらかの回線を選択できますが、au回線のデータSIMは必ずSMS付きになるので月額120円高くなります。
プラン | タイプD(ドコモ回線) | タイプA(au回線)※SMS付き |
3ギガプラン | 900円 | 1,020円 |
6ギガプラン | 1,450円 | 1,570円 |
12ギガプラン | 2,700円 | 2,820円 |
20ギガプラン | 4,500円 | 4,620円 |
30ギガプラン | 6,750円 | 6,870円 |
しかし、月額+980円のエンタメフリー・オプションに加入すれば、さまざまな動画や音楽配信サイトを使用するときにデータ容量がカウントされなくなります。
BIGLOBEモバイルの「カウントフリー・オプション」でデータ量消費の対象外になるサービスは以下の通りです。
ジャンル | サービス |
動画 | YouTube、Abema TV、U-NEXT、YouTube Kids |
音楽 | Google Play Music、YouTube Music、Apple Music、Spotify、AWA、Amazon Music、LINE MUSIC、dヒッツ、RecMusic、楽天ミュージック |
ラジオ | radiko、らじる★らじる |
電子書籍 | dマガジン、dブック、楽天マガジン、楽天Kobo |
5-3.【料金重視】全てのプランにおいて最安級「OCNモバイルONE」
画像元:OCNモバイルONE
OCNモバイルONEは「音声SIM」と「データ通信SIM」の契約プランがあります。
最初に選んだプランを上げ下げする機会があると思いますが、OCNモバイルONEであればどの契約コース、容量プランでもおトクに使っていただけます。
プラン | 月額料金 | |
3GBコース
|
月額基本料 | 880円 |
OCN光モバイル割適用 | 680円 | |
6GBコース
|
月額基本料 | 1,380円 |
OCN光モバイル割適用 | 1,180円 | |
10GBコース
|
月額基本料 | 2,280円 |
OCN光モバイル割適用 | 2,080円 | |
20GBコース
|
月額基本料 | 3,800円 |
OCN光モバイル割適用 | 3,600円 | |
30GBコース
|
月額基本料 | 5,380円 |
OCN光モバイル割適用 | 5,180円 |
他の格安SIMと違ってカウントフリーはありませんが、固定回線のOCN光とのセット割が受けられる利点があります。
OCN光を契約しているとセット割の「OCN光モバイル割」によってiPadの月額料金が200円割引きされて他社よりも利用料が安くなるので、OCN光ユーザーの人はチェックしてみましょう。 「OCNモバイルONE」公式窓口はこちら
5-4.【アプリゲーム重視】アプリの容量制限なし!ゲームするなら「LinksMate」一択
画像元:Links Mate
LinksMateはiPadでゲームをしようとお考えの人に向いている格安SIMで、月額500円のカウントフリーオプションに加入すると対象ゲームでのデータ消費量が90%もカットされます。
カウントフリーの対象ゲームは公式サイトに記載されていますが、人気タイトルの荒野行動までデータ消費量が90%カットされます。
LinksMate カウントフリー対象ゲーム一覧ページ |
https://linksmate.jp/about/countfree/ |
さらに対象の動画や音楽配信サイト、SNSを使用するときのデータ容量も90%カットされるのでゲーマー以外の人にもおすすめです。
ジャンル | サービス |
動画 | Abema TV、OPENREC.tv、ニコニコ動画、ビデオマーケット、FRESH LIVE、Mirrativ、U-NEXT |
音楽 | AWA |
電子書籍 | Abemaマンガ、サイコミ、 |
SNS | Instagram、Twitter、Facebook |
その他 | enza、グランブルーファンタジー スカイコンパス、GameWith、ファミ通.com、Lobi、App Store、Google Play Store、LinksMate |
選べるプランも豊富で、毎月最大で1TBまでの利用も可能です。 「Links Mate」公式窓口はこちら
6.まとめ
今回はたくさんある格安SIMから5社をピックアップし、オススメのポイント、乗り換え(MNP)の手順について解説しました。
いかがでしたでしょうか?
今や生活に欠かせないスマートフォン。
毎月の支払いを安く抑えたいが、「格安SIMに抵抗がある。数がたくさんあってどれがいいのか分からない。」と不安に思うのは当然です。
きちんとメリットやデメリットを理解し、ご自身でしっかりと管理を行うことで、毎月のコストは必ず抑えることができます。
最後にオススメの格安SIMを要約すると、
- 「Y!mobile」=口座振替とクレカ払いに対応。
少し基本料金は割高ですが、通信速度は格安SIM NO.1! インターネットのセット割、家族割、学割(期間限定)、でんきのセット割などの割引も充実!さらに通話し放題なので、通話が多い方でも安心して利用できます!
- 「 」=音声契約はクレカ払いに対応、データ契約は口座振替とクレカ払いに対応。
「エンタメフリー・オプションへ」の加入で、YouTube、AbemaTV、U-NEXTなどの動画視聴やSpotify、Apple Music、AWAなどの有名な音楽アプリがデータ量を気にせず使い放題! 通信料でお悩みな方にオススメです。 「BIGLOBEモバイル」公式窓口はこちら
- 「LinksMate」=クレカ払いとリンクスポイント払いに対応。 ※ リンクスポイントの購入は、「銀行決済」「コンビニエンスストア決済」「クレジットカード決済」にて購入が可能。
「エンタメフリー・オプション」への加入で、YouTube、Abema TV、U-NEXTなどの動画サービスやApple Music、Spotifyなどの人気音楽アプリがデータ量を気にせず使い放題! 万が一、低速データ通信状態になっても、対象の通信は高速のまま利用ができて安心して利用ができます! 「Links Mate」公式窓口はこちら
- 「OCN モバイル ONE」=口座振替とクレカ払いに対応。※ デビットカードのご利用に関してはカスタマーズフロントへ確認が必要。
全てのプランにおいて最安値! 固定回線のOCN光のセット割で月額料金が更に安く利用が可能!OCN光ユーザーは要チェックです! 「OCNモバイルONE」公式窓口はこちら
という内容でした。 最後までご覧いただき、ありがとうございました。 今回の記事をもとにご自分に合った格安SIM、プランを選びの参考になれば幸いです。