格安SIMのMNP切り替えのやり方で困っていませんか?
格安SIMは料金が安いことが魅力ですが、自分でやらなくてはならない手続きが多くて戸惑う方も多いです。
そこでこの記事では、格安SIMへのMNPで注意したい4つのこと、
格安SIMへのMNP切り替え手順、おすすめの格安SIMについて解説します。
MNP切り替えのやり方を知りたい方、格安SIMへの乗り換えを検討している方はぜひご覧ください。
1.格安SIMへのMNPで注意したい4つのこと
MNPとは、スマートフォンを契約する会社を変更するときに、2,000〜3,000円の手数料を支払うことで、電話番号をそのままに乗り換えができるというシステムです。
しかしMNPを切り替えるときには注意したいことが4つあります。
- 乗り換え期間に電話が使えなくならないようにする
- 今のスマホが使えるか確認する
- 格安SIMの速度が遅いかもしれない
- MNP切り替え手続きの受付時間が決まっている
この4つの注意点に気をつければ、MNPの切り替えに失敗することはほとんどないでしょう。
1-1.乗り換え期間に電話が使えなくならないようにする
MNP切り替えの手順は次の通りです。
- 現在契約しているキャリアで「MNP予約番号」を取得する
- MNP予約番号を伝えて新しいキャリアに申し込む
- 新しいキャリアの契約でも同じ電話番号が使える
ただし新しいキャリアに申し込んでから新しいSIMカードが届くまでに、前のキャリアを解約してしまうと、乗り換え期間中に電話が使えなくなってしまいます。
特にMNP転出手続きと解約が同時に行われるキャリアの場合は、注意してください。
1-2.今のスマホが使えるか確認する
格安SIMに乗り換える場合、今使っているスマホが使えない場合が2つあります。
- スマホにSIMロックがかかっている場合
- 格安SIMのSIMカードがスマホに対応していない場合
スマホにSIMロックがかかっている場合は、SIMロックを解除しなくてはなりません。
ただしSIMフリーのスマホならSIMロック解除は不要です。
格安SIMのSIMカードが今のスマホに対応しているかどうかは、新しく契約したい格安SIMの公式HPで「動作確認済み端末」を調べましょう。
今のスマホが動作確認済みであれば使用できます。
1-3.格安SIMの速度が遅いかもしれない
格安SIMは、大手キャリアに比べて通信速度が遅くなります。
これは格安SIMが使用する通信回線が細いからです。
格安SIMの通信回線は、大手キャリアから一部の回線をレンタルして使っています。
そのため大手キャリアと比べると、回線が細く、混雑しやすくなります。
MNP切り替え後、格安SIMの通信速度が遅くて困る方も多いので、事前に通信速度を調べておきましょう。
1-4.MNP切り替え手続きの受付時間が決まっている
MNP切り替え手続きは、受付時間が決まっています。
MNP切り替えに必要な手続きは、現在のキャリアでのMNP予約番号の取得と、新しいキャリアでのMNP転入手続きの2つです。
大手キャリアのMNP予約番号取得の受付時間は次の通りです。
- 店舗の場合:営業時間中
- コールセンターの場合:9:00〜20:00
一方、MNP転入手続きの受付時間は次の通りです。
- 店舗の場合:営業時間中
- ネットの場合:24時間
もしMNP切り替えをすぐに行いたいという場合は、即日MNPを利用しましょう。
1-5.即日MNPとは?
即日MNPとは、申し込み後一定期間内であれば、自分のタイミングでMNP切り替えができるシステムです。
つまり、新しいSIMカードが届いてからMNP切り替え手続きができるので、タイムラグなしでスマホが使えるようになります。
即日MNPができる格安SIMは次の11社です。
- UQ mobile
- U mobile
- 楽天モバイル
- NifMo
- b mobile
- IIJmio
- LINEモバイル
- エキサイトモバイル
- BIGLOBE
- nuroモバイル
- Mineo
2.格安SIMへのMNP切り替え手順
格安SIMへのMNP切り替えは次の手順で行います。
- 今のスマホで格安SIMが使えるか確認する
- 契約条件を確認する
- MNP予約番号を取得する
- SIMロックを解除する
- 格安SIMに申し込む
- MNP切り替え手続きをする
2-1.今のスマホで格安SIMが使えるか確認する
まずは今のスマホで契約したい格安SIMが使えるか確認しましょう。
格安SIMの公式HPで動作確認済み端末を調べてください。
2-2.契約条件を確認する(2年縛りなど)
次に今のスマホの契約条件を確認しましょう。
2年縛りの契約、スマホ本体の分割払いが残っている、違約金がかかるなど、格安SIMに乗り換えできる状況かどうかを確認します。
2-3.MNP予約番号を取得する
キャリアから格安SIMに乗り換える際、お使いのキャリアからMNP予約番号を取得しなければなりません。
キャリア各社のMNP予約番号の取得方法は下記の通りです。
取得費用 | オンライン | 電話 | 店舗 | |
---|---|---|---|---|
docomo | 2,000円 |
|
0120-800-000 | ◯ |
au | 3,000円 |
|
0077-75470 | ◯ |
SoftBank | 3,000円 | 「My SoftBank」にアクセス | 0800-100-5533 | ◯ |
オンライン・電話・店舗それぞれで取得できるので、あなたのお好きな方法を選んでください。
2-4.SIMロックを解除する
SIMロックがかかっているスマホの場合、SIMロックを解除しないと格安SIMのSIMカードが使えません。
そこでここではSIMロックの解除方法と手数料を整理しました。なおSIMフリーのスマホの場合はSIMロックの解除は不要です。
docomo、au、SoftBankのSIMロック解除方法と手数料
キャリア | SIMロック解除方法 | 手数料 |
docomo |
|
|
au |
|
|
SoftBank |
|
|
2-5.格安SIMに申し込む
MNP転出とSIMロック解除が終わったら、次は新しく契約したい格安SIMに申し込みましょう。
MNP予約番号の有効期限は15日以内なので、取得したらすぐに申し込んでください。
申し込みに必要なもの
格安SIMの申し込みに必要なものは、主に次の4つです。
- 本人確認書類
- クレジットカード
- メールアドレス
- MNP予約番号
格安SIMのほとんどは、月々の料金の支払い方法がクレジットカードしかありません。
また申し込みでやり取りするためのメールアドレスも必要です。
メールアドレスは現在のキャリアを解約しても使えるアドレスにしましょう。
2-6.MNP切り替え手続きをする
MNPの切り替え手続きは、格安SIMの会社によってやり方が異なります。
そのためここでは共通する手順を紹介します。
- 格安SIMの契約者ページにログイン
- 契約回線を選択してMNP切り替え手続きを行う
- 電話番号を選択/入力する
- 完了
いたってシンプルなので申し込みした格安SIMの会社のサイトを確認しましょう。
3.あなたにピッタリな格安SIMの選び方
ここまで解説してきましたが、結論「あなたにピッタリな格安SIMはどこ?」というところを解決していきます。
そのため、まずは「正しい格安SIM選び方で候補を絞ること」を徹底して、その上で「キャンペーンを比較」してお得に乗り換えましょう!
- まずは通信速度が速いキャリアで候補を絞る
- 次に契約プランを決める
- その上でキャンペーンなどを比較してお得に乗り換える
Step①:通信速度を重視して候補を決める
格安SIM選びで何より重要なのが「通信速度」です。
格安SIMは、ソフトバンクやドコモ, auの回線の一部を借りて運営しています。
したがって利用している回線は大手のものと同じですので、理論上の通信速度は大手と同じです。
ただ、100あるうちの一部を借りてるだけなので混雑すると速度が大幅に下がる傾向にあります。
格安SIMのキャリアは、3大キャリアから回線の一部を借りているのですが、どれだけの回線を借りているかは格安SIMによって違い、利用者数も違います。
その結果、回線を借りている領域の違いにより通信速度に違いが出るのです。
そう言った口コミや評判を、3つの大手速度計測サイトから平均速度を比較しました。
格安SIM | mobile by keisoku.ioの平均速度 | みんなのネット回線速度の平均速度 | RBB SPEED TESTの平均速度 | 総合平均通信速度 |
1位 UQmobile | 12.2Mbps | 44.97Mbps | 41.1Mbps | 32.75Mbps |
2位 ワイモバイル | 10.1Mbps | 42.73Mbps | 34.3Mbps | 29.04Mbps |
3位 OCN モバイル ONE | 9.8Mbps | 29.92Mbps | 32.1Mbps | 23.94Mbps |
4位 イオンモバイル | 4.1Mbps | 42.94Mbps | 22.9Mbps | 23.31Mbps |
5位 BIGLOBEモバイル | 6.8Mbps | 17.8Mbps | 35.5Mbps | 20.03Mbps |
6位 IIJmio | 5.5Mbps | 27.2Mbps | 25.7Mbps | 19.46Mbps |
7位 mineo | 7.4Mbps | 24.97Mbps | 15.8Mbps | 16.05Mbps |
8位 LinksMate | 11.6bps | 19.53Mbps | – | 15.56Mbps |
大手の格安SIMキャリアほど、通信速度は速い傾向にあります。
「UQモバイル」がどのサイトでも1位で、次に速いのが「ワイモバイル」ということがわかります。
次に少し速度の開きがあり安定しているのが「OCN モバイル ONE」「イオンモバイル」「BIGLOBEモバイル」ですね。
せっかく安くなっても、「速度が遅くて全然使えない」なんてことにならなようにしましょう。
Step②:自分にあった契約プランを決める
次に、自分にピッタリな契約プランを考えることです。
格安SIMの契約プランは、大きく分けて次の3つの種類があります。
- 音声通話プラン
- データ通信プラン
- データ通信+SMSプラン
プランによって、使える範囲がさまざまです。
安いけど通話はできない、インターネットだけ使えるなど別れてきます。
それぞれ詳しく解説していきます。
音声通話プラン
ソフトバンク、ドコモ、auから使い方をあまり変えたくない方におすすめできるプランなのが「音声通話プラン」です。
このプランの場合、大手キャリアと同じようにインターネットやメールが使えますし、090や080, 070から始まる電話番号も与えられて音声通話が可能です。
もちろんSMSも利用できます。
音声通話プランにしておけば格安SIMといえども基本的なことは一通りできますので、一番便利に使えるプランだと言えます。
・今と使い方をあまり変えないで、安くしたい人
データ通信プラン
データ通信プランは非常に料金がお得なプランです。
しかし、データ通信だけしか行うことができず、音声通話やSMSは利用できません。
(ただしLINE通話や050plusなどのIP電話なら可能です。) 音声通話ができる別のスマホやガラケーとの2台持ちで利用したりなど。
使い方はさまざまあります。
・通話はなくても大丈夫な人
データ通信+SMSプラン
データ通信プランにSMS機能をつけたのが「データ通信+SMSプラン」です。
こちらも音声通話ができないのは同じですが、SMS用の電話番号が与えられます。
SMSは色々なWebサイトの登録時に電話番号確認としてよく利用されていますので、これが使えればそれなりに使い勝手は良くなります。
家族や友人との電話はLINE通話や050plus、Skypeなどで行うことにしてしまえば、1台持ちでの利用もできないことはありません。
しかし、IP電話は110や119などの緊急通話が利用できなかったり、フリーダイヤル(0120)にかけられないこともありますので、その点はよく検討しておきましょう。
・SNSやWebサイト登録など多岐にわたる使い方をする人
格安SIM料金、全社比較まとめ
あなたが使うべき格安SIMの契約プランがわかればあとは料金も知りたいですよね。
契約プラン別に格安SIM全社を比較してみました。
速度の速さは加味してなく、容量別に最安値を紹介します。
契約GB | 音声SIM | データSIM | データ通信+SMS |
1GB | LinksMate 1,100円 | LinksMate 380円 | LinksMate 500円 |
3GB | OCNモバイル 1,480円 | DTI SIM 840円 | LINEモバイル 980円 |
5GB | HISモバイル 1,920円 | HISモバイル 1,200円 | DTI SIM 1,370円 |
6GB | OCNモバイル 1,980円 | OCNモバイル 1,380円 | OCNモバイル 1,300円 |
7GB | NUROモバイル2,200円 | NUROモバイル1,500円 | NUROモバイル1,650円 |
10GB | HISモバイル 2,820円 | HISモバイル 2,100円 | DTI SIM 2,250円 |
20GB | OCNモバイル 4,400円 | OCNモバイル 3,800円 | OCNモバイル 3,920円 |
30GB | イオンモバイル5,680円 | HISモバイル 5,250円 | LinksMate 5,400円 |
契約するデータ容量によって細かく料金設定されています。
シンプルに「月額料金が安ければいい」場合は、ここの表で選ぶのも1つの手です。
申し込みや問い合わせは、表の各キャリア名をクリックすれば公式サイトをチェックできます。
- データ通信プラン : データ通信のみ。音声通話やSMSは利用できない。2台持ち向け
- データ通信+SMSプラン : データ通信とSMSが利用可能。音声通話は利用できない。SMSを使ってWebサイトの登録などができる
- 音声通話プラン : データ通信はもちろん、SMSも音声通話も利用できる。格安SIMでもメインのスマホとして十分利用できるプラン
Step③:あなたにあった格安SIMを選ぶ
格安SIMによって特徴やキャンペーンなど違ってきます。
ここでは、通信速度の口コミや評判が良いおすすめの格安SIMを紹介します。
格安SIMのキャリア毎にメリット・デメリットはありますので、あなたにピッタリな格安SIMを選びましょう。
- 通信速度が速い
- お得なキャンペーンがある
- 特化したサービスがある
通信速度重視なら「UQモバイル」
画像元:UQモバイル
格安SIM全社の中で速度No.1の「UQモバイル」 契約プランは「音声通話SIM」のみで料金は3種類になります。
スマホベーシックプラン名 | 月額料金 | 一ヶ月で利用できるデータ容量 | 音声通話 |
S | 1,980円 | 3GB | 国内通話20円/30秒 ・国内かけ放題(1回10分) 700円 ・国内かけ放題(24時間) 1,700円 ・国内通話定額(最大60分/月)500円 |
M | 2,980円 | 9GB | |
L | 3,980円 | 14GB |
通話する頻度によって、通話オプションが用意されてるのも「UQモバイル」のメリットです。
ただ、速度が速く評判がいい「UQモバイル」ですが、デメリットもあります。
それは、料金は特段安くないのと、音声通話SIMしか契約プランしかないことです。
<メリット>
・通信速度の口コミ
・評判がNo.1。
・あまった容量を、翌月に繰り越しできるので無駄がない。
<デメリット>
・音声通話プランしかないので、IPadやタブレットでの利用には向いてない。
・月額料金は、普通。
IPadやタブレットなどでデータ通信SIMの契約を考えてる方はプラン自体がないのでおすすめはしません。
ただ、「速度重視の方」「よく通話をする方」や「家族で乗り換えを検討している方」は、間違いなく「UQモバイル」をおすすめできます。
「通話オプション」いずれかを申し込みするとデータ容量が13ヶ月間増量。
<UQ家族割キャンペーン>
2台目以降のスマホベーシック全プランが500円割引になる。
<UQ学割キャンペーン>
UQ家族割+学生ならさらに最大13ヶ月間割引になる。
「UQモバイル」のキャンペーンは、全て併用可能なので、学生問わず、単身や家族で乗り換える方も安心して申し込みすることができます。
「UQモバイル」は、3大キャリアからの乗り換えで使い方が変えずに安くできる格安SIMです。
シンプルに、今までの料金より安くして使い勝手も変えずに乗り換えたい方も「UQモバイル」はおすすめです。
お得なキャンペーンが豊富!「ワイモバイル」
画像元:ワイモバイル
老舗格安SIMの「ワイモバイル」、速度の評判も良く安定しています。
プランは音声SIMのみになり、国内通話かけ放題が標準装備なので料金だけ見ると「UQモバイル」より高めの印象です。
スマホベーシックプラン名 | 月額料金 | 一ヶ月で利用できるデータ容量 | 音声通話 |
S | 2,680円 | 3GB | 国内通話20円/30秒 ・国内かけ放題(1回10分) 700円 |
M | 3,680円 | 9GB | |
R | 4,680円 | 14GB |
「ワイモバイル」は24時間通話かけ放題がありません。
長時間、通話する人にとっては「UQモバイル」より高めになってしまうのでおすすめできません。
・通信速度の評判が良い
・キャンペーンで最大9,600円分がPayPayにキャッシュバックされる
・初期費用が公式で申し込むと無料になる
<デメリット>
・音声通話プランしかないので、IPadやタブレットでの利用には向いてない。
・月額料金は、国内通話かけ放題(1回10分以内)込みなので少し高め。
ただ、「ワイモバイル」はキャンペーンが魅力的で実際の月額料金よりお得に使えるのがメリットになります。
キャンペーンの強さが格安SIM業界では圧倒的です。
長期割引もありながらも、キャッシュバックをしてくれるのは「ワイモバイル」だけです。
契約時に最大9,600円分PayPayでもらえる!最大条件も簡単!
<データ増量キャンペーン>
新規or乗り換え契約をするとデータ容量が1年間増量!
<家族割引サービス>
2台目以降のスマホベーシック全プランが500円割引!
<ワイモバ学割>
学生なら13ヶ月間スマホベーシックプランが、毎月1,000円割引!
「ワイモバイル」はキャンペーンの種類が一番多い格安SIMキャリアになります。
格安SIMに申し込むならキャンペーンが多い、お得に乗り換えたい方にはおすすめです。
「UQモバイル」と「ワイモバイル」の大きな違いは、かけ放題(24時間)かキャッシュバックの有無です。
自分の使い方に合わせてキャリアを選びましょう。
月額料金最安値は「OCNモバイルONE」
画像元:OCNモバイルONE
「OCNモバイルONE」は、契約プランが3つ全て揃ってる格安SIMになります。
契約プラン別に、GB数で最安値級を契約できるので柔軟な対応ができるのが特徴です。
契約GB | 音声SIM | データSIM | データ通信+SMS | 通話オプション |
1GB | 1,180円 | ー | ー |
通話料 20円/30秒 (SMS送信料3円/通) ①10分かけ放題 850円 ②TOP3かけ放題 850円 ③かけ放題ダブル (①+②)1,300円 |
3GB | 1,480円 | 1,000円 | 880円 | |
6GB | 1,980円 | 1,380円 | 1,500円 | |
10GB | 2,880円 | 2,280円 | 2,400円 | |
20GB | 4,400円 | 3,800円 | 3,920円 | |
30GB | 5,980円 | 5,380円 | 5,500円 |
*下線の金額が最安値になります。
下線以外の料金差は、100円前後になるので「どの契約プラン、どのGB数」で契約しても損はしません。
データ通信SIMの契約もあるのでIPadやタブレットにも利用することができます。
ドコモ回線で1番速度が速く安い「OCNモバイルONE」ですが、勿論デメリットもあります。
・通信速度の評判が良い。
・どの契約プランを選んでも月額料金が安い。
<デメリット>
・通話オプションが若干高い。
・通話発信の方法が少し面倒。
通話を頻繁にするなら「OCNモバイルONE」でも通話オプションの契約が必要です。
24時間かけ放題のプランもありますが、特定の3人しか使えないので通話に関しては良いサービスとは言えません。
さらに、通話する際は「OCNモバイルONE」の通話アプリを入れて発信するか、発信前に「003544」を入れる必要がありますので少し面倒に感じます。
月額料金に定評がある格安SIMなので、キャンペーンを求めてる人には向いていません。
結論、OCNモバイルONEは「インターネットをメインの方」「料金を最優先で考えてる方」にはおすすめの格安SIMです。
逆に、通話頻度が高く、仕事などでも使う方にはおすすめできない格安SIMとも言えるでしょう。
「OCMモバイルONE」は、あまった容量を翌々月まで繰り越せたり、契約GBを超えたらGBを追加で購入ができるので、速度制限かかる心配がある方にもおすすめです。
YouTubeメイン!動画重視なら「BIGLOBEモバイル」
画像元:BIGLOBEモバイル
YouTubeやAbemaTVなど動画を見る頻度が高い人におすすめが「BIGLOBEモバイル」です。
月額料金は標準的な料金になりますが、他社格安SIMとの違いが「YouTubeが見放題」になるプランがあることです。
プラン | 音声通話SIM | データSIM | 通話オプション |
3ギガプラン | 1,600円 | 900円 | 通話料 20円/30秒 (SMS送信料3円/通) 3分かけ放題 +600円 10分かけ放題 +830円 |
6ギガプラン | 2,150円 | 1,450円 | |
12ギガプラン | 3,400円 | 2,700円 | |
20ギガプラン | 5,200円 | 4,500円 | |
30ギガプラン | 7,450円 | 6,750円 |
*データSIM+SMSのプランはデータSIMのプランに+120円した料金になります。
「BIGLOBEモバイル」の最大のメリットは、「カウントフリー」呼ばれる特定のアプリの利用に容量が加算されないサービス「エンタメフリー・オプション」があることです。
「エンタメフリー・オプション」対象のサービスはこちらになります。
ジャンル | サービス |
動画 | YouTube、Abema TV、U-NEXT、YouTube Kids |
音楽 | Google Play Music、YouTube Music、Apple Music、LINE MUSIC、potify、AWA、Amazon Music、dヒッツ、RecMusic、楽天ミュージック |
ラジオ | radiko、らじる★らじる |
電子書籍 | dマガジン、dブック、楽天マガジン、楽天Kobo |
「エンタメフリー・オプション」の料金は月額480円になります。
(データ通信SIMの場合は980円) YouTubeを毎日視聴する方や、対象のアプリを利用する方にはメリットがある「BiGLOBEモバイル」にもデメリットはしっかりあります。
・通信速度の評判は良い。
・「エンタメフリーオプション」でYouTubeなどが見放題。
・お得なキャンペーンがある
<デメリット>
・通話オプションサービスが少し弱い
・「エンタメフリーオプション」に、画質制限がある。
「BIGLOBEモバイル」も、24時間かけ放題のオプションがないので10分以上の通話を頻繁にする人にはデメリットになります。
また、「エンタメフリー・オプション」は見放題になりますが、画質制限があります。
タブレットやIPadなどで普段から高画質で設定をして視聴している方にはあまりおすすめはできません。
ちなみにスマホで普段から見る(360p)画質であれば問題なく視聴することは可能です。(時間帯によっては480Pもストレスなく視聴できます)
YouTubeをスマホやIPhoneで視聴なら問題ないです。
音声通話SIMプラン契約の方が対象になり、月額480円のエンタメフリーオプションが最大6ヶ月間無料!
<初期費用全額ポイント還元>
音声通話SIMプラン3GB以上の契約した方が対象で、初期費用3,733円をGポイント還元!
*Gポイントとは?=ポイント交換サービスになり、WAONポイントやLINEポイントに交換などに交換ができます。
ポイント交換対象先は、Gポイントサイトのこちらで確認できます。
<プラン料金値引き>
音声通話SIMプラン3GB以上の契約の方に、月額料金が6ヶ月間1,600円値引きに!
BIGLOBEモバイルは「エンタメフリー・オプション」や「データ通信SIM」など契約プランが3つあることから「YouTubeを頻繁に使う方」「インターネット利用中心の方」におすすめできる格安SIMになります。
「BIGLOBEモバイル」は、家族間でデータをシェアできます。
例えば、本来6GBまでしか使わないけど、12GBの契約をして家族に自分の容量を使わせるなど、さらに節約できるので家族で使う場合にもおすすめです。
おすすめ格安SIM選びまとめ
比較した4社のおすすめ格安SIMを紹介しました。
どの格安SIMがあなたにピッタリなのか、特徴をまとめましたので参考にしてください。
- 「UQモバイル」→通信速度No.1!通話もインターネットも快適に使いたい人におすすめ。
- 「ワイモバイル」→キャンペーンが豊富!お得に乗り換えたい人におすすめ!
- 「OCNモバイルONE」→全ての契約プランが最安値級!とにかく安く使いたい人へおすすめ!
- 「BIGLOBEモバイル」→YouTubeが見放題!エンタメ系アプリを頻繁に使う人へおすすめ!
3大キャリアからの乗り換えなら、どの格安SIMにしても基本安くはなります。
ただ、一番注意しなければいけないのが、速度が遅いか速いかです。
せっかく安くしたのに、速度が遅くてインターネットが使えないことになると逆に高くついてしまいます。
今回紹介した4社は、格安SIMの中で通信速度の評判が上位のキャリアなのでその心配はありません。
その上でも、あなたにピッタリな格安SIMがあると思いますので、ぜひ参考にしてください。
4.まとめ
スマホは契約する会社を変えたとしても、MNP切り替え手続きをすれば電話番号そのままに乗り換えることができます。
同じ電話番号を使い続けることができるので、友人に電話番号変更の連絡をしたり、各種サービスに登録する電話番号を変更する必要もありません。
ただしMNP切り替えは4つのポイントに注意しないと、乗り換え期間中に電話が使えなくなってしまったり、受付時間に間に合わなかったりしてしまいます。
MNP切り替えの注意点、切り替えの手順と手数料に気をつけて、きちんと手続きできるようになりましょう。