
おうちのインターネット回線は、皆さんにとってより良いものを利用しているのかということはなかなかわかりにくいことではないでしょうか?
また、次のような方もいらっしゃるのかもしれません。
「今の光回線の速度が遅いから違う光回線に乗り換えたい!」
「月額料金が高いから安い光回線に乗り換えたい!」
「サポートセンターの対応が悪いから乗り換えたい!」
いろいろなところでインターネット回線の案内や紹介というものを行っていますので、その時に聞いたことは確かにいいことを聞いていたとしても、実際の皆さんの家庭の状況からすると、実はあまり良くない選択をすることで後悔してしまうということも考えられます。
そのようなことにならないためにも、少しでも皆さんにとって適したインターネット回線を選択できるように、ここではいろいろな側面からご紹介していこうと思います。
光回線の販売代理店で営業を10年間していた私がどこよりも詳しく解説します。
「光回線を乗り換えても、料金が変わらない」
「光回線を乗り換えても、速度が変わらない」
なんてことがないようにしましょう。
1.光回線を乗り換える前に知ってほしい注意点3つ
今使っているインターネット回線から新たな回線に乗り換えようと考えているのであれば、知っておかなければいけない注意点の中から最も知っておかなければいけない3点についてまず確認をしていただきたいと思います。
それでは、大切な注意点を見ていただきましょう。
1-1.光回線を乗り換えても速度が変わらない可能性がある。
「速度が遅いので乗り換えたい!」
といった場合に、他社に乗り換えたとしても現状の回線速度より必ずしも向上するとは限らないということを理解しておかなければいけません。
なぜならインターネットは「ベストエフォード型」といって、簡単言えば「利用する環境によって速度が違う」ので速度が○○Mbps出ますといった明記をしない、保証しないといった提供サービス型になるからです。
多くの光回線は電柱にある「NTT」の回線を利用して(レンタルといってもいいでしょう)自社で提供してます。
コラボ光の回線同士の乗り換えだと大元の「NTT」が変わらないので速度が変わらない可能性が出てきますので、自身の現状の環境を把握してまずはそこから改善できるかどうかを模索しましょう。
その把握する部分は、
・Ipv6接続になってるか?
↓IPv6契約になってたら…
・光回線の契約速度タイプの確認
この2つさえ把握すれば、大体原因がわかってきます。
IPv6接続の確認
IPv6接続になってるかどうかは、ソフトバンクの公式ページで確認できます。
対策①:IPv6契約をしていない場合はIpv6接続の契約をする。もしくはIPv6対応のルーターを利用する。
これに関しては、契約先へ問い合わせして確認ください。してなかった場合には、そのまま契約しましょう。
もしくは、IPv6が使えるにも関わらず利用してるルーターがIPv6で接続してない、できない場合はルーター購入も検討する必要があります。
速度が遅くて、IPv6契約してなかった場合は契約することで大体速度が速くなり解決します。
対策②:IPv6接続で利用していた場合
IPv6接続してても速度が出ない場合は、マンション住まいではないでしょうか?
というのもマンションに光回線を入れる場合に設備を建物に導入します。その設備の光回線速度が最大100Mbpsの場合があります。
ただ、速度が「1Mbps以下」だった場合は間違いなく異常なので、光回線の乗り換えをすれば改善される可能性が相当高いです。
ただ、10Mbps〜30Mbpsの速度の方はそれが標準になりますのでそれ以上の速度求める場合は、個別導入で最大1Gbps(最大2Gbps)の契約をするしかありません。
建物に導入されてる光回線の設備を使わないで、単独で部屋に導入する方法になります。
注意
・個別導入する場合は、管理会社や大家さんに承諾をとる必要があります。
・工事ができない場合があります。
・工事かできても速度があまり変わらない可能性もあります(ベストエフォード型のため)
【そのほかの要因は・・・?】
・最大1Gbpsの回線速度を契約しているが、Wi-Fiルーターの規格や最大速度が遅い。
あまりありませんが、Wi-Fiルーターが相当昔のモノだったりすると電波がよくなかったり無線ルーターの最大速度が遅いものになってることがあります。
*有線で接続した際に十分に速度が出てるのに無線にした途端、あからさまに遅くなる時は無線ルーターが原因の場合が多いです。
そうでなくても、有線接続では100Mbps以上なのに無線にすると速度が大きく下がる場合は無線ルーターの買い替えも検討するのをおすすめします。
最新のWi-Fiルーターは高性能で「規格」で速度が違ってきます。
1-2.光回線を乗り換えても工事が必要になる場合もある。
光回線を乗り換えるということは、基本的には契約する会社が変わるということになりますので、再度光回線を自宅に引き込む工事を行わなければいけないということがあります。
しかし、全く工事を行わずに契約先の会社を変えることが出来る場合もあります。
工事が必要な場合と、必要でないという場合と2パターンありますので、これらの違いはある程度は知っておくと良いでしょう。
工事が必ず必要な時
工事が必要な場合というのは、次のような時です。
A)現状のインターネット回線がNTTの光回線を利用している方(フレッツ光やドコモ光などのコラボレーション光)で、
- NURO光
- 電力系光(コミュファ光・eo光など)
- CATV(地域のケーブルテレビ会社
上記の回線に乗り換える際には、以前光回線の工事してない場合は工事が入ります。
B)現状のインターネット回線がNTT以外の光回線を利用している方
どこのインターネット回線に乗り換えたとしても必ず工事が入ります。
また、現在が光回線ではなくADSLなどのアナログ回線の場合でも工事が入ります。
工事が不必要な時
一方で、工事なしで他社に乗り換えができる場合もあります。
- フレッツ光からコラボレーション光への乗り換え
- コラボレーション光から別のコラボレーション光への乗り換え
要するに、NTTの光回線を利用する契約であれば、工事もせずに何回でも乗り換えをすることが出来るということです。
ただ、「コラボレーション光から別のコラボレーション光への乗り換え」だけ注意が必要になります。
現状のコラボレーション光を先に解約しないで、乗り換え先のコラボレーション光の工事を先に決めるとほぼ100%で工事が必要で立会いが必要です。
その理由は、
コラボレーション光の工事はNTTで管理してるものになり、同じ住所で申し込みになった場合は既に利用している回線を解約して使いたいなどわからないので工事にいかなければいけないと判断されるからです。
工事の立ち会いが面倒だったり、時間があまりない方は現状の回線の解約手続きをしてから乗り換え先の契約をすることをおすすめします。
無派遣工事だと、工事の立会いが必要なくモデムが送られて接続するだけなので利用開始日も早くなりますし、立会いも必要なくなります。
先に解約してから乗り換え先に申し込みしても、工事が必要な建物はたまにあります。その際は「派遣工事」として進めるしかありません。
1-3.光回線を乗り換えしたら初期設定が必要になる。
一部の光回線を除いては、そのほとんどの場合で乗り換え先の初期設定をしなければいけないことがほとんどで、これをしなければインターネットが使えません。
しかし、実は使えてしまうこともありますが、そういった場合は契約が複数になっているなど、本来ではあまりあってはいけないことが起こっていたりする場合があります。
ですから、乗り換えたということであれば、改めて設定をし直さなければいけないというように考えておいた方が良いでしょう。
少し、細かく見ていくことにしましょう。
設定をしなくても乗り換えができるパターン
設定をしなくても乗り換えができるパターンは、次の通りです。
- 「フレッツ光+ISP(プロバイダ)」契約から、同じISPが提供しているコラボレーション光に転用する場合
例)「フレッツ光+OCN」からOCN光に転用
- 「フレッツ光+ISP(プロバイダ)」契約から、コラボレーション光などが指定しているISPが合致している場合
例)「フレッツ光+OCN」からドコモ光OCNに転用、「フレッツ光+Yahoo!BB」からSoftBank光に転用
- コラボレーション光からコラボレーション光などが指定しているISPが合致している場合
例)OCN光からドコモ光OCNに事業者変更
- コラボレーション光から「フレッツ光+ISP(プロバイダ)」契約にする場合
例)OCN光から「フレッツ光+OCN」に事業者変更
改めて設定をしなければ利用できないパターン
今挙げたようなパターンでなければ必ず何かしらの設定が必要になりますので、設定をしなくてもインターネットが使えている場合は、何かしらの余計な契約が入っている可能性があると考えてください。
どういうことか例を挙げて説明します。
もともと「フレッツ光+Yahoo!BB」を契約していて、OCN光に転用したとします。
OCN光に転用した際には、OCNのISP契約も一緒になった契約に変わりますので、Yahoo!BBのISP契約を通常は解約しなければいけません。
しかし、OCNの設定をせずにYahoo!BBの契約も解約しなければ、そのまま使えてしまいますので、何もしなくてもインターネットが使えることになるのですが、必要のないYahoo!BBのISP契約を続けていては何のためにOCN光に乗り換えたのかが無意味になってしまうかもしれないということです。
実は、こういった方は結構いらっしゃいまして、無駄にISPを二重に支払っているということと同じ状況になっているのです。
2.光回線を乗り換えるべき人はどんな人?
今使っている光回線を絶対に乗り換えなければいけないということでは決してありません。
乗り換えてしまうことで毎月の利用料金が高くなってしまう可能性もありますし、速度の改善が見込めないこともありますので、乗り換えるべき人というのは一定の条件が必要であるということになるのです。
では、光回線を乗り換えるべき人というのはどのような人なのでしょうか?
その辺りについて、ここからは見ていただくことにしましょう。
2-1.フレッツ光を利用してる方
フレッツ光を利用している方の場合、乗り換え先によって毎月の料金が安くなります。
結論、携帯キャリアと同じ光回線にすることで安くなります。
携帯のデータ通信の契約によって安くなる料金に差額はありますが
1台/500円〜1000円安くなります。
そして、明細なども一緒にできるので通信費としての簡略化もできるのでおすすめです。
2-2.携帯のキャリアと光回線のキャリアが一緒じゃない人
光回線を他社に乗り換える最も大きなきっかけになるのが、携帯電話会社とのセット割引による月額料金の値引きではないでしょうか。
携帯キャリア | NTTドコモ | au | SoftBank |
インターネット回線名 | ドコモ光 | auひかり(他にもあり) | SoftBank光(他にもあり) |
月額料金(戸建て) | 5,200円 | 5,100円~ | 5,200円 |
最新プランにおける割引額(1台) | 最大1,000円 | 最大1,000円 | 最大1,000円 |
上限スマホ台数 | 20台 | 10台 | 10台 |
*最大1,000円の条件は携帯のデータ通信の契約が高いものが対象になります。それ以外は、500円の割引になります。
*ひかり電話(500円)の契約が必要です。
フレッツ光を戸建てで契約してる方は、最安値が5,200円、ISPは平均1,000円なので携帯キャリア関係なく切り替えをおすすめします。工事費も不要で切替え日を決めたらその日から変わるので絶対に切り替えた方がいいでしょう。
また、ドコモの場合はドコモ光に対してもdポイントが付与されたり、auの場合もau WALLETにポイントバックもありお得度はさらに増加します。
携帯ショップに行くと、ほぼ毎回「携帯電話とおうちのインターネット回線をひとつにまとめませんか?」と言われていると思います。
こういった勧誘というのは、確かにお店側にもノルマもあるのは間違いないことなのですが、正直このセット割については、うっとうしがらずにお店の話を最後まで聞いてみると良いでしょう。
ほとんどの方にはメリットがありますし、おすすめされているということは、メリットの無い方に対してまでごり押しすることは基本的にありません。
こういったお得になるということを案内されたということは、すなわちメリットのある方だから案内をしているということですので、あとはそのメリットを本当にお得であると皆さんが納得できるかどうかということになります。
ですから、携帯電話会社とインターネット回線の会社がイコールになっていないということであれば、乗り換えることによって割引の恩恵を受けることが出来る可能性が極めて高くなるということになるのです。
2-3.速度が絶望的に遅い人
「光回線なんだけど、速度が1Mbps以下で使えたもんじゃない」
「光回線で利用してるのに、動画が止まる…」
こういった状況になってしまったということであれば、乗り換えたくなるのが普通だと思われます。
乗り換えをおすすめしますが、携帯電話とのセット割引が受けられるのであれば、それをうまく活用すると良いでしょう。
ただ、速度が遅いというのは簡単なのですが、それにはほとんどの場合原因がありますので、その辺りのところも参考にしてみてください。
- 実際には1GBの光回線があるのに、契約自体が100MBなどそれ以下の速度の契約になっている。
- IPv6契約(もしくは申込)がされていない、利用してない。
- Wi-Fiルーターが古い機種であったり、対応できる速度が高速対応できないものである。
- LANケーブルが高速対応のものではない。
- プロバイダ自体が地域で速くないところである
などのことが当てはまるのであれば、改善することが出来ます。
1については、契約速度を今よりも早くできるということが確認できれば速度変更の申し込みをすると良いでしょう(速度変更に伴って工事費などがかかることがあります)
2については、契約元にIPv6になっているかどうかを聞いてもらうことで確認することが出来ますし、V6にするだけで改善されます。
3と4の場合は、回線速度が速くなっている場合であれば、買い替えることだけでも速度改善ができることがありますが、絶対ではありません。
5は、1~4をクリアした場合の最終手段になります。プロバイダと回線が基本一緒になってる光回線が多いので乗り換えする場合は、モデムを返却したり違約金がかかる場合がありますので注意が必要です。
3.乗り換え時の違約金は基本キャッシュバックされる
携帯電話でも以前は他社から乗り換えると解約金や違約金などをキャッシュバックしてくれるというようなサービスを提供していた会社も多くありましたが、2019年に国からの指示によって一切のキャッシュバックが禁止になり、機種代金の割引も規制がかかるようになりました。
しかし、インターネット回線については、携帯電話のようなそういったキャッシュバックの規制は今も一切入っていません(景品表示法の範囲内でということです)
他社に乗り換えたとしても、キャッシュバックをしてくれる代理店がほとんどなので違約金は実質無料になることが少ないです。
*実質無料とは、一旦は自分で負担して、支払い証明書を提示することによって後日、振り込みや郵便為替で貰える流れです。
キャッシュバック以外だと「PS4」「Switch」などゲーム機をプレゼントなどもあります。
キャッシュバックを受け取る場合は、必ず「代理店」からの申し込みをしましょう。公式から申し込みすると公式サイトの「キャンペーン」しか受け取れませんが代理店から申し込みすると
「代理店からキャッシュバック」+「公式キャンペーン」が受け取ることができます。基本的には代理店からの申し込みの方がお得になります。
公式サイトからの申し込みの方が良い場合もあるので、しっかりキャンペーンを確認しましょう。
5.「絶対に失敗しない光回線の選び方
さて、それでは実際にどの光回線を選ぶのがベストなのでしょうか?
- 「自分にあった光回線はどれ?」
- 「比較しても、どこがお得なのかよくわからない…」
- 「結論、どこの光回線を契約すればいいの?」
そんな迷いをお持ちのアナタへ、当研究所がイチオシの光回線について詳しく解説します!
絶対に失敗しない光回線の選び方をアナタの条件・ご希望に合わせてご紹介します。
光回線を10年間販売してきた当研究所が、日本一わかりやすく解説いたします!
(1) 光回線選びのポイント
光回線を選ぶポイントは、意外とシンプルです。
- 基本はシンプルに「スマホとのセット割」で選ぶ
- 「速度・料金・キャンペーン」の何を重視するか考えて選ぶ
- スマホとのセット割が受けられないのなら安くて解約料無料の「enひかり」がオススメ (※格安SIM利用の方など)
それでは、詳しく解説しましょう。
① 基本はシンプルに「スマホとのセット割」で選ぶ
光回線選びで最も重視すべきなのは「料金」です。
理由は簡単で、光回線であればどこを選んでも速度面が問題になることは少ないからです。
そして、料金で選ぶなら光回線とスマホのキャリアを合わせることで「セット割引」を受けるのがお得な選択肢です!
光回線 | 携帯キャリア | 割引台数 | 割引額 |
ドコモ光 | ドコモ | 最大20回線 | 1台/最大1,000円 |
ソフトバンク光 | ソフトバンク | 最大10回線 | 1台/最大1,000円 |
NURO光 | ソフトバンク | 最大10回線 | 1台/最大1,000円 |
auひかり | au | 最大10回線 | 1台/最大1,000円 |
So-net光プラス | au | 最大10回線 | 1台/最大1,000円 |
@nifty光 | au | 最大10回線 | 1台/最大1,000円 |
BiGLOBE光 | au | 最大10回線 | 1台/最大1,000円 |
enひかり | UQモバイル | 1回線 | 100円 |
光回線の元々の月額料金は、どれを選んでも500円前後の違いしかありません。
だったら、「セット割引」によって1000円以上の割引を受ける方が断然お得です。
そのため、お使いのスマホキャリアに合わせて光回線を選ぶのが一番おすすめなのです。
②「速度・料金・キャンペーン」の何を重視するか考えて選ぶ
基本的には、先ほどお伝えした通りスマホとのセット割で選ぶのがおすすめです。
しかし、もっと詳しく吟味して選びたいという方もいると思います。
そんなアナタは、まずは「光回線を契約する時に何をいちばん重視するか」考えてみましょう!
- 月額料金
- 通信速度
- キャンペーン(キャッシュバック)
大枠として、このようになると思います。
先にお伝えしますが、3拍子全て揃っている光回線はありません。
ですので、3つの要素全てを高い水準で提供している光回線を表にまとめました。
- 速度は、口コミや評判を元に比較した結果になります。(参照先:みんなのネット速度)
- 月額料金は初期費用、工事費用も含めた金額を加味してます。
- キャンペーンは代理店、公式から受け取れる内容をしっかり加味してます。
月額料金 | 速度 | キャンペーン | |
NURO光 | △ | ◎ | ◎ |
ソフトバンク光 | ○ | ○ | ◎ |
ドコモ光 | ○ | ○ | ○ |
auひかり | ○ | ◎ | ◎ |
enひかり | ◎ | ○ | △ |
基本は最初にお伝えした通り、料金で選ぶのがおすすめです。
そうなるとやはり、スマホとのセット割を基準にして選ぶのがベストです。
しかし、格安SIMをお使いの方など、セット割引が受けられないこともありますよね?
そんなアナタへおすすめなのが「enひかり」です。
enひかりは月額料金最安値な上に、光回線では珍しく「縛りがない光回線」です!
速度面も十分ですし、認知度も人気も急上昇中のおすすめな光回線です!
また、とにかく速度面を重視したい方には「NURO光」がおすすめです。
NURO光は独自回線を用いており、圧倒的な速度を誇っています。
また、ソフトバンクユーザーならセット割を受けることもできるので、スマホがソフトバンクなら非常におすすめの光回線です。
ただし、NURO光でなくて上でおすすめした5つの回線ならすべて十分な回線速度を持っています。
また、速度を満足に出すための「IPv6接続」もすべての光回線で利用できます。
そのため、「大容量通信をする機会がかなり多い」という一部の方を除いては、速度面は回線選びでそこまで気にする必要はないと言えるでしょう。
「IPv6接続」とは、IPアドレスの接続方法の名称です。
以前はIPv4接続が利用されていましたが、アドレスは有限であるため接続アドレスが枯渇してしまい、速度が遅くなってしまいました。
そこで登場したのがIPv6接続というわけです。
光回線を利用していて、速度が遅いと言っている人はIPv6接続をしていないケースがほとんどです。
口コミや評判だとアップロード速度が100Mbps以上出るはずなのに、ダウンロード速度すら1Mbpsや10Mbps前後の人はまさしくそうだといえるでしょう。
通常はダウンロードの方が速いものです。
IPv6接続もアドレス数は一応有限なのですが、ほとんど無限に近いIPアドレスを取得できますので、同様の理由で速度が落ちる心配はないと言って良いでしょう。
それでは、キャンペーン重視の場合はどうでしょう?
それを踏まえて、続いては上記5つの光回線について詳しく解説しましょう。
(2) おすすめの光回線5選
それでは、先ほど紹介した5つの光回線について、キャッシュバックも含めて詳しく紹介していきたいと思います。
各光回線は申し込み窓口が「公式」「プロバイダ」「代理店」と3つありますので、それぞれどこがおすすめなのかも比較した結果を紹介します。
たいていの場合、申し込み窓口は「代理店サイト」で申し込むとキャンペーンが充実していることがほとんどです。
ただ注意が必要で、月額料金の表記がキャッシュバックした金額を絡めた表記になってることが多く、「表記されてる月額料金」+「キャッシュバック」が貰えると勘違いされる場合があります。
さらに、キャッシュバックするには厳しい条件があったりします。
例:「貰える時期が遅い」「オプションサービスの加入が必要」「手続きを忘れる内容」 当研究所で紹介する窓口は、 「貰える時期は開通から最短(2~3ヶ月後振込)」 「オプションサービス不要」 「手続きは申込時か開通前にできる」 と3拍子揃った条件+「最高額」で紹介します。
速度重視なら「NURO光」
提供元:NURO光公式
速度 | 月額料金 | 違約金 | 工事費用 | キャンペーン |
最大2Gbps | 4,743円 | 9,500円 | 0円 |
|
*初期費用が別途3,000円かかります。
*契約期間中に解約すると違約金の他に工事費用の残債が請求されます。
NURO光は、速度に特化した光回線になり、NTTと違い独自の光回線を提供しています。
そのため、光回線の中でも速度の口コミや評判が高いです。 NURO光の特徴となるメリット・デメリットは以下の通りです。
- 独自回線により、圧倒的スピードNo.1!
- 無条件45,000円の高額キャッシュバック!!
- 最短で開通後2ヶ月でキャッシュバック受け取り可能
- IPv6接続可能な無線ルーターを無料レンタルできる
- ソフトバンクユーザーならスマホとのセット割でNURO光の月額料金が安くなる
- 他社光回線と違い、工事が必ず2回必要
- そのため、申し込みから開通まで1〜2ヶ月はかかってしまう
- また、セット割を受けられない場合は月額料金が少し高め
- エリアが限られており、利用したくてもできない場合もある
- 家族で複数台のソフトバンクスマホを持っていても、1,000円までしか安くならない
以上がNURO光のメリットとデメリットです。
やはり、回線速度を重視したいならぜひ検討したい光回線だといえます。
また、高額キャッシュバックが「無条件」かつ「最短2ヶ月」で受けられるのも非常に嬉しいポイントです。
速度重視の方にはもちろん、無線ルーターが無料でレンタルできるので、これから一人暮らしを始める方にもおすすめの回線です。
特に、ソフトバンクユーザーなら割引も受けれるので、非常に魅力的な選択肢ですね!
ソフトバンクユーザーなら「ソフトバンク光」
速度 | 月額料金 | 違約金 | 工事費用 | キャンペーン |
最大1Gbps | 一戸建て 5,200円 マンション 3,800円 | 9,500円 | 0円*1 |
|
*初期費用が別途3,000円かかります。
*契約期間中に解約すると違約金の他に工事費用の残債が請求されます。
*1 引越し先で契約する場合、乗り換えで契約する場合に限ります。
(例:今住んでるところで、ネット契約ない場合にソフトバンク光を申し込んだら工事費用が2,000〜24,000円かかります。)
ソフトバンク光は、キャンペーンに力を入れてる会社で「他社から乗り換え」「引っ越し先で新規で契約」する方にとって最高のキャンペーンを用意しています。
キャンペーン | キャッシュバック金額 | 適用条件 |
①新生活応援キャンペーン | 24,000円or工事費0円 | 引っ越し先で新規に契約 |
②乗り換え新規キャンペーン | 24,000円or工事費0円 | 他社回線から新規に契約 |
③安心乗り換えキャンペーン(違約金全般負担) | 最大10,0000円まで | 他社の解約明細の提出 |
④正規代理店S&Nパートナー独自キャンペーン | 34,000円(開通2ヶ月後) | おうち割(スマホ割)適用 |
違約金負担を抜かしても、①+②+④キャンペーン併用でオプションなしでも82,000円分キャンペーンで還元してくれます。
また、開通前Wi-Fiレンタルサービスを無料でしているので開通前にインターネットを使いたい人にもおすすめできます。
代理店S&Nパートナーならキャッシュバック金額が業界最大で、手続きも申し込み時に済ませるので2ヶ月後に振り込まれます。
しかも、 ソフトバンク光のキャンペーンと代理店のキャンペーンを両方受けとれるので非常におすすめです!
- いちばんの魅力は豊富なキャンペーン!
- 代理店S&Nパートナー経由で申し込めば、オプションの利用なしでも最大82,000円ものキャッシュバックが受けられる
- 開通前にモバイルルーターのレンタルが無料で受けられるので、申し込んだ翌日からネット利用が可能になる
- 家族で複数台ソフトバンクスマホを利用していれば、それぞれの月額料金がセット割引で安くなる
- 「現住所での申し込みで、新規契約をする」場合はキャンペーンの対象外となってしまう
- 工事が必要だった場合、工事費用が有料になる
※工事費用は2,000〜24,000円です。
ドコモユーザーなら「ドコモ光」
提供元:ドコモ光正規代理店ネットナビ
速度 | 月額料金 | 違約金 | 工事費用 | キャンペーン |
最大1Gbps | 一戸建て 5,200円 マンション 4,000円 | 一戸建て 13,000円 マンション 8,000円 | 0円 |
|
*初期費用が別途3,000円かかります。
*契約期間中に解約すると違約金の他に工事費用の残債が請求されます。
ドコモ光は、光回線の中ではキャッシュバックが多くない光回線です。
ただ、スマホ割との相性が一番いい光回線でもあります。 その理由は、ドコモ光の継続年数によって割引金額が大きくなっていくからです!!
そのため、
- 携帯をドコモで長期利用してる方
- 特に、今後携帯をドコモから乗り換える予定がない方
には絶対におすすめです!!
さらにドコモ光の公式特典として、dポイントが5,000Ptもらえるのでドコモユーザーなら間違いありません。
そして、ドコモ光を選ぶのなら絶対に外せないポイントがあります。
- オプションなしで15,000円貰える代理店「ネットナビ」で申し込みをする
- プロバイダを「GMOとくとくBB」にする
代理店「ネットナビ」で契約すると、キャッシュバックが開通後2ヶ月後に貰えて、無線ルーターも高性能のものが無料で利用できます。
プロバイダで直接申し込むよりキャッシュバック金額は5,000円低くなりますが、 プロバイダだと半年後になってから手続きをする必要がありますので面倒ですし、もし忘れてしまったら全くキャッシュバックを受けられません。
それでしたら簡単&確実に貰える「ネットナビ」での契約がおすすめです。 代理店「ネットナビ」の窓口はこちら
auユーザーなら「auひかり」
提供元:auひかり代理店「フルコミット」
速度 | 月額料金 | 違約金 | 工事費用 | キャンペーン |
最大2Gbps | 一戸建て 5,100円 マンション 3,800円 | 15,000円 | 0円 |
|
*初期費用が別途3,000円かかります。
*契約期間中に解約すると違約金の他に工事費用の残債が請求されます。
auひかりは、NTT回線を借りているのではなく、独自の光回線を所有しています。
最大2Gbpsの回線速度を有しており、速度ならNURO光の次に定評があります。
auひかりのメリットを簡単にまとめてみましょう。
- 安定性が高く、速度も速いことで有名な独自回線
- 月額料金が安め
- au携帯ならセット割引「スマートバリュー」を使ってさらに安く利用できる
- キャッシュバック金額業界No.1!!
auひかりのもう一つの特徴は、デメリットがあまりないことです。
唯一のデメリットは、解約時に回線の撤去工事が必須であるため、解約時にかかる費用が少々高めなことくらいです。
- 解約時にかかる費用が高い
このように、aauひかりはデメリットが少なく、利用している限りは非常にメリットが大きいと言うことができます。
キャッシュバックの手厚さがいちばんの特徴で、 公式のキャンペーンで「違約金キャッシュバック最大30,000円」+「上乗せキャッシュバック25,000円」がもらえる上、さらにプラスして代理店からのキャッシュバックまで貰えます。
代理店「フルコミット」なら上記の公式キャンペーンのほかに、オプションなし、開通2ヶ月後振込、スマホ割(スマートバリュー)適用で60,000円キャッシュバックしてくれます。
auひかりを申し込むなら間違いなくおすすめの窓口です!! 代理店「フルコミット」の窓口はこちら
縛りがない光回線「enひかり」
画像元:enひかり
速度 | 月額料金 | 違約金 | 工事費用 | 違約金 |
最大1Gbps | 一戸建て 4,300円 マンション 3,300円 | なし | 2000円〜18,000円 | v6プラス対応無線LANルーター大特価キャンペーン実施中 |
*初期費用が別途3,000円かかります。
*転用・事業者変更につきましては、工事費用なしの2,000のみになります。
光回線では珍しく、違約金や縛りが一切ないのが「enひかり」いちばんの特徴です。
また、シンプルに月額料金は業界最安値という大きな強みも持っています。
- 月額料金が業界最安値
- 縛りなし・違約金なし
- UQモバイルユーザーは「勝手に割り」で毎月の料金が100円引きになる
デメリットとして、工事費が2,000円〜18,000円かかるので初期費用はやや高めなイメージであることが挙げられますが、それを考えても「縛りがない」「違約金無料」「月額料金最安値」というのは大きなメリットです。
- 工事費用が高く、初期費用がかかってしまう
- キャッシュバックなどのお得なキャンペーンがあまりない
多少のデメリットはありますが、使い勝手としても、通信速度にも問題なくて特に困ることはありませんので、誰にでもおすすめできる光回線です。
また、違約金がないため、そのうち引っ越しを考える方なんかにもおすすめです。 特におすすめなのは、以下のような方です!
- スマホとセット割が組めない人 (格安SIMを使っている人)
- 申し込み時や解約時の手続きで面倒なことを考えたくない人
- そのうち引っ越しを考えている方
(3) おすすめの光回線選びまとめ
5つの光回線を紹介したので、一度ここでこれらのポイントをもとに、どう選べばいいのか一目でわかるようにまとめておきましょう!!
- 速度が最優先の人 → NURO光
- そのうち引っ越しする予定がある方 → enひかり (※ 違約金無料だから)
- auスマホユーザー → auひかり (フルコミットからの申し込み)
- ドコモユーザー → ドコモ光 (ネットナビから申し込み、プロバイダはGMOとくとくBB)
- ソフトバンクユーザー → NURO光 or ソフトバンク光 (S&Nパートナーから申し込み)
- 格安SIMユーザー → enひかり
これをもとに選択するだけで、損することなく最適な光回線選びができるはずです!! 是非参考にしてみてください!
5.まとめ
さて、ここまで光回線の乗り換えで損をしない、失敗しない知識を紹介しました。
今回の乗り換えの要点をまとめると
- 基本は、携帯電話(スマートフォン)と一緒の光回線がお得に。
- 乗り換えするときは、違約金が大体かかるので違約金負担してくれるところがおすすめ。
- 代理店から申し込んだ方がキャンペーンは多く受けれる。
って感じです。
ただし、金額よりも通信速度や通信品質の商品のクオリティを求めていくのであれば、料金以前の問題になってくると思いますので、「NURO光」や「auひかり」といった 2Gbps以上の通信速度を持っている事業者を選択することは当然のことになってくるかもしれません。
また、設定サポートといった回線開通後のフォロー体制がしっかりしていることを求めてくるのであれば、OCN光のようなISPが運営する回線もいいと思います。
結果として、皆さんにとってどこを使うのが良いのかというのは、何を基準にして良いのか悪いのかということで決まってくるということなのです。
ぜひ、皆さんがこの記事を読んでいただいて、これだというものがあれば問い合わせするのが一番早く解決してくれます。