昔から早い回線の定番とされていたフレッツ光、自宅の回線が遅くてフレッツ光回線に変えてみようかとお考えではありませんか。

結論から言うと光回線そのものは優秀ですが、フレッツ光への乗り換えはおすすめしません

フレッツ光がなぜおすすめではないのか、口コミや評判と共に紹介しつつ、メリット・デメリットを徹底解説いたします。

またフレッツ光よりもおすすめのコラボ光を行っている5社を厳選してご紹介いたします。

1.フレッツ光とは?

「フレッツ光」はNTT西日本・東日本が提供している光回線インターネットの商品名で、NTT西日本・東日本以外が提供する光回線に「フレッツ光」という名称を使うことはできません。

いち早く光回線をNTT西日本・東日本が提供し始め、独占していた期間が長いため光回線自体のことを「フレッツ光」だというイメージができてしまっています。

2020年現在はNTT西日本・東日本のフレッツ光以外にも光回線はいくつも存在しており、それらは後術する「コラボ光」と呼ばれています。

NTT西日本・東日本の提供するフレッツ光など光回線を利用するための光ファイバーは日本全土に行き渡っており、工事さえ行えば利用することができるようになっています。

フレッツ光以外の光回線となるコラボ光はいくつかありますが、その中から今回は以下の5社と比較をしていきます。

  • ドコモ光
  • ソフトバンク光
  • auひかり
  • NURO光
  • en光

豆知識ですが、フレッツ(FLET’S)の頭文字となるFには以下の3つの意味が込められています。

  • Flat(定額料金)
  • Friendly(ネットに親しんでもらう)
  • Flexible(サービスを提供する)

2.フレッツ光の料金

以下はフレッツ光とそれ以外のコラボ光の料金を比較した表です。

光回線 月額料金(戸建) 月額料金(マンション) 工事費用 解約手数料
フレッツ光 5,800円 4,500円 実質無料 11,000円
ドコモ光 5,200円~5,400円 4,000円~4,200円 実質無料 8,00円~13,000円
ソフトバンク光 5,200円 3,800円 条件により無料 9,500円
auひかり 5,100円or5,200円 3,400円~5,000円 実質無料 7,00円~15,000円
NURO光 4,743円 4,743円 実質無料 9,500円~20,000円
en光 4,300円 3,300円 2,000円~15,000円 無し

*フレッツ光の料金は別でプロバイダの料金もかかります。

工事費用自体はフレッツ光でもコラボ光でもかかりますが、キャンペーンなどで毎月実質無料になるようにしています。

コラボ光の殆どで行われているキャッシュバックキャンペーンはフレッツ光では行われていません

キャッシュバックキャンペーンを行っていない代わりに、他のキャンペーンを行い、ある程度は料金が安くなるようにしています。

3.フレッツ光の口コミや評判

料金を比較しただけでも、フレッツ光以外のコラボ光のほうがある程度お得なのがわかります。

では、実際にフレッツ光を利用している人の体感としてはどんな感じなのか気になるところです。

最近では口コミサイトだけでなく、Twitterでも様々なものの口コミや評判をつぶやかれているをみかけます。

ここからは、Twitterに記載されていた口コミ・評判を元に、フレッツ光のメリット・デメリットをご紹介いたします。

Twitterは口コミサイトや評判サイトよりもよりリアルな消費者の声がつぶやかれています。

なので、フレッツ光のよりリアルな実情を確認することができます。

3-1.メリット

まずフレッツ光のメリットですが、以下のような6つがあげられています。

  • IPv6が無料で利用できる
  • 対応地域が広範囲
  • プロバイダは多数の中から選択・変更可能
  • 工事不要で光コラボに転用可能
  • サポートの対応が早い
  • お得なポイント制度がある

メリット自体の数は多いのですが、そこまで魅力的なメリットは無いです。

また、メリットの殆どはコラボ光でも同じことが言えてしまうことが多いです。

フレッツ光の6つのメリットについて、口コミと共に1つずつご紹介していきます。

フレッツ光のメリット1:IPv6が無料で利用できる

IPv6というのはインターネットへの接続方式のことで、大体の人はIPv4という接続方式でインターネットに接続しています。

なので、IPv4の接続方式で接続していると、同じ接続方式で接続する人が増えてくる夕方からの時間帯にネット回線が混みやすくなります。

この時にIPv4とは別の接続方式となるIPv6で接続すれば、接続する人が少ない分快適に回線を利用することができます。

IPv4やIPv6といった接続方式はPC・回線・プロバイダの全てが対応してないと使うことができません。

また、回線によってはIPv4は無料で使えますがIPv6は有料の場合もあります。

このIPv6にフレッツ光は対応しており、しかも無料で設定することが可能です。

フレッツ光のメリット2:対応地域が広範囲

フレッツ光はNTT西日本とNTT東日本の両方で提供している回線で、対応地域がかなり広範囲です。

他の光回線が未対応のエリアであっても、フレッツ光ならば対応しているといった場合が多いです。

特に地方や田舎になればなるほど対応する光回線が少なくなってくるので、フレッツ光だけは対応しているというパターンをよく見ます。

NTT西日本とNTT東日本でそれぞれ地域を分けて対応してるので、それだけ対応範囲が広いのですが、それでも未対応の地域が無いわけではないです。

自身の地域がフレッツ光に対応しているかどうかは以下のリンク先で住所を入力すれば確認することができます。

フレッツ光(光回線) 提供エリアのご確認|フレッツ公式|NTT東日本

サービス提供エリア|フレッツ 光ネクスト|フレッツ光公式|NTT西日本

フレッツ光のメリット3:プロバイダは多数の中から選択・変更可能

フレッツ光には対応しているプロバイダが多数あり、その中から自由に選択・変更することが可能です。

なので、フレッツ光に入る前から使っていたプロバイダにすることもできます。

特に回線以上にプロバイダにこだわっているという人にとっては、より使いやすいお気に入りのプロバイダを見つけることができます。

また、プロバイダを実際に利用してみて微妙だなと感じても、簡単に別のプロバイダへ変更することができます。

ただし、利用していたプロバイダの最低利用期間を待たずに解約すると違約金がかかることがあるので、その点には注意です。

フレッツ光対応のプロバイダは多数あるの同時に、地域によって利用できるプロバイダが異なっています。

以下のサイトで、自身の地域でどのプロバイダがフレッツ光に対応しているのか調べることが可能です。

IPv6 PPPoE対応プロバイダ | フレッツ 光ネクスト | フレッツ光公式 | NTT東日本 | 光回線のインターネット接続ならFLET’S光

対応プロバイダー|NTT西日本|フレッツ公式|

フレッツ光のメリット4:工事不要で光コラボに転用可能

ドコモ光やソフトバンク光といったコラボ光は、実際に利用する場合、フレッツ光と同じ光回線を使うことになります。

なので、現在フレッツ光を利用しているのであれば、そのまま工事不要で光コラボに転用が可能です。

しかも、この転用はフレッツ光の最低契約期間内だった場合でも違約金が免除されるようになっています。

ただし、フレッツ光からコラボ光への転用は相互ではなく、一方通行になっています。

フレッツ光から一度コラボ光へと転用すると、再びフレッツ光へと戻すことはできないのです。

どうしてもフレッツ光に戻したい場合は、光コラボを解約後に再びフレッツ光と契約という回りくどい方法しかありません。

フレッツ光からコラボ光へ転用する際とは違って、最低契約期間内だと違約金まで払うことになります。

フレッツ光よりコラボ光のほうがお得である場合が多いのですが、万が一フレッツ光に戻したくなる可能性があるなら、無闇に転用しないほうが良いです。

フレッツ光のメリット5:サポートの対応が早い・丁寧

フレッツ光のサポートはとても丁寧で、回線やインターネットに詳しくないような人でも1から詳しく教えてくれます。

特にインターネットの設定が苦手で、トラブルを自身でなかなか解決できないといった方にとっては大きな味方です。

サポートする人自体かなり優秀で、故障など機器の不具合であれば、極力その日に修理担当者を送ってくれるなど迅速な対応をしてくれます。

また、コラボ光の場合だと光回線の大元となるNTTとの直接契約ではなく、間にコラボ事業社が入っている状態になります。

何かしらのトラブルや問題が起こった際、まずコラボ事業社に連絡し、そこからNTTへ連絡することになるため、フレッツ光よりもサポートに時間がかかります。

フレッツ光との契約であれば、直接NTTとのやり取りになるためコラボ光よりも早く対応してもらえます。

フレッツ光のメリット6:お得なポイント制度がある

フレッツ光にはコラボ光のようなキャッシュバックキャンペーンが無い代わりに、ポイント制度が導入されています。

このポイント制度はNTT西日本・東日本共通の制度で、利用エリアを変更してもポイント自体は引き継いで貯めることができます。

ポイントによって上記口コミのようなBluetoothのスピーカーなど、お得なものと交換が可能です。

中にはフレッツ光解約前にポイントで松阪牛500gもらった人や1年有効のHuluチケットに変えたという人もいます。

もっと高価な物だと3DSLLのようなゲーム機やJTB旅行券8万円分なんてものもあります。

ゲーム機ぐらい高価な物だとポイントを2万ポイント前後貯めないといけませんが、JTB旅行券は抽選になっており、500ポイントで抽選に応募することができます。

現在フレッツ光を契約して使っているのであれば、一度自身のポイントと交換できるものを確認してみてはいかがでしょうか。

3-2.デメリット

6つもあるフレッツ光のメリットですが、反対にフレッツ光であることでのデメリットもあります。

大きなデメリットとしては以下の2つです。

  • ブロバイダによって回線が不安定
  • 月額料金が高い

メリットに関しては魅力的なものがあまりなかったのですが、デメリットに関しては致命的なものが多いです。

ここからはフレッツ光のデメリットを詳細にご紹介いたします。

紹介する2つのデメリット以外にも多数デメリットがあるのですが、そちらについては次項の「フレッツ光はおすすめでない」で解説いたします。

フレッツ光のデメリット1:ブロバイダによって回線が不安定

フレッツ光対応のブロバイダは多数あるのですが、ブロバイダによっては回線が不安定です。

光回線そのものは安定して早くても、ブロバイダの回線が不安定なだけで全体的に不安定になりやすいです。

実際にフレッツ光と契約してみて、回線が安定しない場合は一度ブロバイダを調べてみたほうが良いです。

特にインターネットの接続方式に関しては、現在どうやって繋がっているのかサポートに問い合わせてでも確認したほうが良いです。

特に接続方式がIPv4になっているだけでも回線が安定しない原因になっている可能性があります。

フレッツ光のデメリット2:月額料金が高い

回線が不安定なだけでもかなり致命的ですが、更にフレッツ光は他のコラボ光と比べて月額料金が一番高くなっています。

また、コラボ光では行っている工事費無料のキャンペーンも無いため、場合によっては月額料金に工事費の分割料金が上乗せされます。

キャッシュバックキャンペーンも行っておらず、代わりにオプションなどをつけることである程度のキャンペーンを利用できます。

しかし、これにも落とし穴があり、キャンペーンを利用するためにオプションをつけるのですが、キャンペーン期間を過ぎた時に解約し忘れやすいことです。

これによってキャンペーン期間後の月額料金が割高になってしまいます。

フレッツ光の料金がやたらと高いなと感じたら、一度不要なオプションをつけっぱなしにしていないかなど調べてみましょう。

4.フレッツ光はおすすめできない

フレッツ光はメリットの数は多いものの、デメリットのほうが致命的です。

NTTというブランド力・安心感が欲しい人にはおすすめですが、それ以外では正直おすすめできません。

料金が高いことは勿論、場合によっては光回線を十分に使えない可能性もあります。

ここからはなぜフレッツ光はおすすめできないのか、詳細にお話いたします。

4-1.フレッツ光とプロバイダは別途契約になる

フレッツ光との契約を行えばNTTの光回線そのものは利用可能ですが、光回線を使ってネットに繋げるためには、別途プロバイダと契約する必要があります。

コラボ光など他社回線の場合、選べるプロバイダの数がフレッツ光よりも少ない代わりに、光回線の月額料金にプロバイダの料金も含まれます。

フレッツ光になると、選べるプロバイダの数が多い代わりにプロバイダの料金も回線の料金とは別で払わないといけません。

プロバイダの料金は一番安いところで500円、高いところだと1200円を別で支払うことになります。

なので、実際にフレッツ光を契約すると光回線の月額料金にプロバイダの料金が加算されて、他よりも高い金額を払うことになります。

料金面だけで見てもフレッツ光はおすすめできないのがよくわかります。

4-2.契約プロバイダによって速度や通信方法が変わる

デメリットの項でも記載しましたが、フレッツ光に対応しているプロバイダによって回線の通信速度はかなり違っています。

また、プロバイダによってIPv6かIPv4か通信方法が違っています。

あまり調べずに適当なプロバイダと契約すると、IPv4形式しか対応しておらず、回線が遅いなんてことはザラです。

自宅のフレッツ光回線が遅いなと感じるのなら、一度契約しているプロバイダの接続方式がIPv4のみになっていないか調べてみましょう。

IPv6対応のプロバイダに変えるのも手ですが、別途プロバイダの料金がかかってしまうことも考えると、コラボ光に変更してしまったほうがお得です。

このことからも光回線を利用するためにフレッツ光に変えるよりは、始めからコラボ光で契約したほうが手っ取り早いです。

4-3.スマホ代が安くなるセット割が受けられない

フレッツ光は契約元がNTTなので、ドコモのスマホセット割を受けれると勘違いしやすいです。

残念ながらフレッツ光の契約先はNTT西日本・東日本でNTTドコモではないため、コラボ光であるようなスマホセット割は一切受けられません

ドコモのスマホセット割を受けたいならドコモ光と、キャリアに対応したコラボ光と契約する必要があります。

コラボ光各社がスマホセット割を行っているわけではありませんが、自身が普段からスマホを使っているなら、極力スマホセット割のあるコラボ光を選ぶのがおすすめです。

ソフトバンクならソフトバンク光、auならauひかりと各キャリアの名前がついたコラボ光以外にもNURO光がソフトバンクに、so-net光がauに対応しています。

各キャリアの名前がついたコラボ光でなくてもスマホセット割に対応していたりするので、コラボ光を契約する前にスマホセット割が対応していないか調べておきましょう。

4-4.ライトプランは使いにくい

2段階定額のフレッツ光ライトプラン、普段インターネットの使用回数が少ない人はこちらを契約している人も多いかと思います。

通信するデータ容量で月額料金が変わるこのプランを使っている人の殆どは毎月一番安いプランで料金を払っていると思いがちです。

しかし、最近のPCのOSやスマホのアプリは定期的にアップデートを行っており、このアップデートだけでライトプランの上限に達していることも多いです。

全然使っていないように思えて、気がつけば通常のプランよりも払ってしまっている可能性は高いです。

最早OSやアプリのアップデートすら行わないぐらいの人では無い限りは、ライトプランよりauひかりやNURO光といったコラボ光と契約したほうがより安くなります。

4-5.プロバイダは性能が低いものが多い

フレッツ光に対応したプロバイダは300社以上あり、この記事でもメリットとして紹介しています。

多数のプロバイダから選べて、自由に変更までできるのはメリットですが、プロバイダの性能自体は低いものが多いです。

フレッツ光は特にプロバイダの影響を受けやすく、光回線で1Gbps出るのにプロバイダによって実行速度が10Mbpsになってしまうこともあります。

また、インターネットの接続方式もIPv4にしか対応していないプロバイダが多く、混雑する時間帯だとまともに繋がってくれないことも多いです。

コラボ光であれば契約できるプロバイダが少ない代わりに優秀なところが多く、接続方式も基本IPv6ですので、安定して通信の早い回線を利用することができます。

4-6.フレッツ光の実行速度は他の光回線より遅い

フレッツ光の最大速度は他の光回線と同じ1Gbpsなのですが、実際の通信速度となる実行速度は他の光回線より遅いです。

戸建てタイプでの実行速度だと100Mpbsで、マンションタイプになると60Mbpsになります。

これに対してコラボ光だと、一番速度の低い事業社のマンションタイプでも最低200Mpbsは出るようになっています。

通信速度においてフレッツ光はコラボ光に劣っており、値段の面から見てもフレッツ光よりコラボ光で契約したほうがお得です。

4-7.フレッツ光のセキュリティオプションは内容が薄め

フレッツ光でもコラボ光でもセキュリティに関するオプションは必ず導入されています。

フレッツ光から提供されるセキュリティオプションはマイクロ社がフレッツ光に特化して作り上げた「ウィルスバスター」がベースになっています。

確かに強力なセキュリティオプションなのですが、コラボ光となる他社ではルーターレベルでのセキュリティ機能を有効化できるなど、レベルが高いところがあります。

また、フレッツ光を提供しているNTT西日本・東日本でセキュリティオプションの料金が違っており、東日本では月額400円に対して西日本は無料になっているといった違いもあります。

よほどのことがない限りセキュリティ面でのトラブルは起こりにくいですが、万一を考えるとフレッツ光のセキュリティオプション内容が薄いのはやはり気になります

4-8.キャッシュバックキャンペーンが少ない

フレッツ光のキャッシュバックキャンペーンは一応ありますが、コラボ光と比べると極端に少ないです。

しかも、その少ないキャッシュバックキャンペーンを受けれるのは個人事業やSOHOとしての申請が必要となっていることが多いです。

個人で契約になるとキャッシュバックキャンペーンはほぼほぼ受けることができないです。

こういった面からしても、フレッツ光よりはコラボ光で契約したほうが多数のキャッシュバックキャンペーンを個人でも受けることができてお得です。

5.絶対に失敗しない光回線の選び方

さて、それでは実際にどの光回線を選ぶのがベストなのでしょうか?

  • 「自分にあった光回線はどれ?」
  • 「比較しても、どこがお得なのかよくわからない…」
  • 「結論、どこの光回線を契約すればいいの?」

そんな迷いをお持ちのアナタへ、当研究所がイチオシの光回線について詳しく解説します!

絶対に失敗しない光回線の選び方をアナタの条件・ご希望に合わせてご紹介します。
光回線を10年間販売してきた当研究所が、日本一わかりやすく解説いたします!

(1) 光回線選びのポイント

光回線を選ぶポイントは、意外とシンプルです。

ポイント : 光回線の選び方
  1. 基本はシンプルに「スマホとのセット割」で選ぶ
  2. 「速度・料金・キャンペーン」の何を重視するか考えて選ぶ
  3. スマホとのセット割が受けられないのなら安くて解約料無料の「enひかり」がオススメ (※格安SIM利用の方など)

それでは、詳しく解説しましょう。

① 基本はシンプルに「スマホとのセット割」で選ぶ

光回線選びで最も重視すべきなのは「料金」です。

理由は簡単で、光回線であればどこを選んでも速度面が問題になることは少ないからです。

そして、料金で選ぶなら光回線とスマホのキャリアを合わせることで「セット割引」を受けるのがお得な選択肢です!

光回線 携帯キャリア 割引台数 割引額
ドコモ光 ドコモ 最大20回線 1台/最大1,000円
ソフトバンク光 ソフトバンク 最大10回線 1台/最大1,000円
NURO光 ソフトバンク 最大10回線 1台/最大1,000円
auひかり au 最大10回線 1台/最大1,000円
So-net光プラス au 最大10回線 1台/最大1,000円
@nifty光 au 最大10回線 1台/最大1,000円
BiGLOBE光 au 最大10回線 1台/最大1,000円
enひかり UQモバイル 1回線 100円

光回線の元々の月額料金は、どれを選んでも500円前後の違いしかありません

だったら、「セット割引」によって1000円以上の割引を受ける方が断然お得です。

そのため、お使いのスマホキャリアに合わせて光回線を選ぶのが一番おすすめなのです。

②「速度・料金・キャンペーン」の何を重視するか考えて選ぶ

基本的には、先ほどお伝えした通りスマホとのセット割で選ぶのがおすすめです。

しかし、もっと詳しく吟味して選びたいという方もいると思います。

そんなアナタは、まずは「光回線を契約する時に何をいちばん重視するか」考えてみましょう!

ポイント : 光回線選びの判断基準
  • 月額料金
  • 通信速度
  • キャンペーン(キャッシュバック)

大枠として、このようになると思います。

先にお伝えしますが、3拍子全て揃っている光回線はありません

ですので、3つの要素全てを高い水準で提供している光回線を表にまとめました。

  • 速度は、口コミや評判を元に比較した結果になります。(参照先:みんなのネット速度
  • 月額料金は初期費用、工事費用も含めた金額を加味してます。
  • キャンペーンは代理店、公式から受け取れる内容をしっかり加味してます。
月額料金 速度 キャンペーン
NURO光
ソフトバンク光
ドコモ光
auひかり
enひかり

基本は最初にお伝えした通り、料金で選ぶのがおすすめです。

そうなるとやはり、スマホとのセット割を基準にして選ぶのがベストです。

しかし、格安SIMをお使いの方など、セット割引が受けられないこともありますよね?

そんなアナタへおすすめなのが「enひかり」です。

enひかりは月額料金最安値な上に、光回線では珍しく「縛りがない光回線」です!

速度面も十分ですし、認知度も人気も急上昇中のおすすめな光回線です!

また、とにかく速度面を重視したい方には「NURO光」がおすすめです。

NURO光は独自回線を用いており、圧倒的な速度を誇っています。

また、ソフトバンクユーザーならセット割を受けることもできるので、スマホがソフトバンクなら非常におすすめの光回線です。

ただし、NURO光でなくて上でおすすめした5つの回線ならすべて十分な回線速度を持っています。

また、速度を満足に出すための「IPv6接続」もすべての光回線で利用できます。

そのため、「大容量通信をする機会がかなり多い」という一部の方を除いては、速度面は回線選びでそこまで気にする必要はないと言えるでしょう。

IPv6接続とは?

「IPv6接続」とは、IPアドレスの接続方法の名称です。
以前はIPv4接続が利用されていましたが、アドレスは有限であるため接続アドレスが枯渇してしまい、速度が遅くなってしまいました。
そこで登場したのがIPv6接続というわけです。
光回線を利用していて、速度が遅いと言っている人はIPv6接続をしていないケースがほとんどです。
口コミや評判だとアップロード速度が100Mbps以上出るはずなのに、ダウンロード速度すら1Mbpsや10Mbps前後の人はまさしくそうだといえるでしょう。
通常はダウンロードの方が速いものです。 IPv6接続もアドレス数は一応有限なのですが、ほとんど無限に近いIPアドレスを取得できますので、同様の理由で速度が落ちる心配はないと言って良いでしょう。

それでは、キャンペーン重視の場合はどうでしょう? それを踏まえて、続いては上記5つの光回線について詳しく解説しましょう。

(2) おすすめの光回線5選

それでは、先ほど紹介した5つの光回線について、キャッシュバックも含めて詳しく紹介していきたいと思います。

各光回線は申し込み窓口が「公式」「プロバイダ」「代理店」と3つありますので、それぞれどこがおすすめなのかも比較した結果を紹介します。

「代理店」の月額料金の表記に要注意!

たいていの場合、申し込み窓口は「代理店サイト」で申し込むとキャンペーンが充実していることがほとんどです。
ただ注意が必要で、月額料金の表記がキャッシュバックした金額を絡めた表記になってることが多く、「表記されてる月額料金」+「キャッシュバック」が貰えると勘違いされる場合があります。
さらに、キャッシュバックするには厳しい条件があったりします。
例:「貰える時期が遅い」「オプションサービスの加入が必要」「手続きを忘れる内容」 当研究所で紹介する窓口は、 「貰える時期は開通から最短(2~3ヶ月後振込)」 「オプションサービス不要」 「手続きは申込時か開通前にできる」 と3拍子揃った条件+「最高額」で紹介します。

速度重視なら「NURO光」

提供元:NURO光公式

速度 月額料金 違約金 工事費用 キャンペーン
最大2Gbps 4,743円 9,500円 0円
  • 45,000円キャッシュバック
  • 無線ルーター永年無料

*初期費用が別途3,000円かかります。

*契約期間中に解約すると違約金の他に工事費用の残債が請求されます

NURO光は、速度に特化した光回線になり、NTTと違い独自の光回線を提供しています。

そのため、光回線の中でも速度の口コミや評判が高いです。 NURO光の特徴となるメリット・デメリットは以下の通りです。

ポイント : NURO光のメリット
  • 独自回線により、圧倒的スピードNo.1!
  • 無条件45,000円の高額キャッシュバック!!
  • 最短で開通後2ヶ月でキャッシュバック受け取り可能
  • IPv6接続可能な無線ルーターを無料レンタルできる
  • ソフトバンクユーザーならスマホとのセット割でNURO光の月額料金が安くなる
ポイント : NURO光のデメリット
  • 他社光回線と違い、工事が必ず2回必要
  • そのため、申し込みから開通まで1〜2ヶ月はかかってしまう
  • また、セット割を受けられない場合は月額料金が少し高め
  • エリアが限られており、利用したくてもできない場合もある
  • 家族で複数台のソフトバンクスマホを持っていても、1,000円までしか安くならない

以上がNURO光のメリットとデメリットです。

やはり、回線速度を重視したいならぜひ検討したい光回線だといえます。

また、高額キャッシュバックが「無条件」かつ「最短2ヶ月」で受けられるのも非常に嬉しいポイントです。

速度重視の方にはもちろん、無線ルーターが無料でレンタルできるので、これから一人暮らしを始める方にもおすすめの回線です。

特に、ソフトバンクユーザーなら割引も受けれるので、非常に魅力的な選択肢ですね!

NURO光公式窓口はこちら

ソフトバンクユーザーなら「ソフトバンク光」

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速度 月額料金 違約金 工事費用 キャンペーン
最大1Gbps 一戸建て 5,200円 マンション 3,800円 9,500円 0円*1
  • 工事費用キャッシュバック
  • 他社違約金キャッシュバック
  • 新生活応援キャッシュバック
  • 開通前WiFiレンタル無料

*初期費用が別途3,000円かかります。

*契約期間中に解約すると違約金の他に工事費用の残債が請求されます。

*1 引越し先で契約する場合、乗り換えで契約する場合に限ります。

(例:今住んでるところで、ネット契約ない場合にソフトバンク光を申し込んだら工事費用が2,000〜24,000円かかります。)

ソフトバンク光は、キャンペーンに力を入れてる会社で「他社から乗り換え」「引っ越し先で新規で契約」する方にとって最高のキャンペーンを用意しています。

キャンペーン キャッシュバック金額 適用条件
①新生活応援キャンペーン 24,000円or工事費0円 引っ越し先で新規に契約
②乗り換え新規キャンペーン 24,000円or工事費0円 他社回線から新規に契約
③安心乗り換えキャンペーン(違約金全般負担) 最大10,0000円まで 他社の解約明細の提出
④正規代理店S&Nパートナー独自キャンペーン 34,000円(開通2ヶ月後) おうち割(スマホ割)適用

違約金負担を抜かしても、①+②+④キャンペーン併用でオプションなしでも82,000円分キャンペーンで還元してくれます。

また、開通前Wi-Fiレンタルサービスを無料でしているので開通前にインターネットを使いたい人にもおすすめできます。

代理店S&Nパートナーならキャッシュバック金額が業界最大で、手続きも申し込み時に済ませるので2ヶ月後に振り込まれます。

しかも、 ソフトバンク光のキャンペーンと代理店のキャンペーンを両方受けとれるので非常におすすめです!

ポイント : ソフトバンク光のメリット
  • いちばんの魅力は豊富なキャンペーン!
  • 代理店S&Nパートナー経由で申し込めば、オプションの利用なしでも最大82,000円ものキャッシュバックが受けられる
  • 開通前にモバイルルーターのレンタルが無料で受けられるので、申し込んだ翌日からネット利用が可能になる
  • 家族で複数台ソフトバンクスマホを利用していれば、それぞれの月額料金がセット割引で安くなる
ポイント : ソフトバンク光のデメリット
  • 「現住所での申し込みで、新規契約をする」場合はキャンペーンの対象外となってしまう
  • 工事が必要だった場合、工事費用が有料になる

※工事費用は2,000〜24,000円です。

代理店S&Nパートナーの窓口はこちら

ドコモユーザーなら「ドコモ光」

Main img pc

提供元:ドコモ光正規代理店ネットナビ

速度 月額料金 違約金 工事費用 キャンペーン
最大1Gbps 一戸建て 5,200円 マンション 4,000円 一戸建て 13,000円 マンション 8,000円 0円
  • 工事費無料キャンペーン
  • 20,000円キャッシュバック
  • dポイント5,000Pt付与
  • 開通前WiFiレンタル無料
  • 無線ルーター無料

*初期費用が別途3,000円かかります。

*契約期間中に解約すると違約金の他に工事費用の残債が請求されます。

ドコモ光は、光回線の中ではキャッシュバックが多くない光回線です。

ただ、スマホ割との相性が一番いい光回線でもあります。 その理由は、ドコモ光の継続年数によって割引金額が大きくなっていくからです!!

そのため、

  • 携帯をドコモで長期利用してる方
  • 特に、今後携帯をドコモから乗り換える予定がない方

には絶対におすすめです!!

さらにドコモ光の公式特典として、dポイントが5,000Ptもらえるのでドコモユーザーなら間違いありません。

そして、ドコモ光を選ぶのなら絶対に外せないポイントがあります。

ポイント : ドコモ光とお得に契約する方法
  1. オプションなしで15,000円貰える代理店「ネットナビ」で申し込みをする
  2. プロバイダを「GMOとくとくBB」にする

代理店「ネットナビ」で契約すると、キャッシュバックが開通後2ヶ月後に貰えて、無線ルーターも高性能のものが無料で利用できます。

プロバイダで直接申し込むよりキャッシュバック金額は5,000円低くなりますが、 プロバイダだと半年後になってから手続きをする必要がありますので面倒ですし、もし忘れてしまったら全くキャッシュバックを受けられません。

それでしたら簡単&確実に貰える「ネットナビ」での契約がおすすめです。 代理店「ネットナビ」の窓口はこちら

auユーザーなら「auひかり」

提供元:auひかり代理店「フルコミット」

速度 月額料金 違約金 工事費用 キャンペーン
最大2Gbps 一戸建て 5,100円 マンション 3,800円 15,000円 0円
  • 工事費無料キャンペーン
  • キャッシュバック複数あり
  • 他社違約金キャッシュバック

*初期費用が別途3,000円かかります。

*契約期間中に解約すると違約金の他に工事費用の残債が請求されます。

auひかりは、NTT回線を借りているのではなく、独自の光回線を所有しています。

最大2Gbpsの回線速度を有しており、速度ならNURO光の次に定評があります。

auひかりのメリットを簡単にまとめてみましょう。

ポイント : auひかりのメリット
  1. 安定性が高く、速度も速いことで有名な独自回線
  2. 月額料金が安め
  3. au携帯ならセット割引「スマートバリュー」を使ってさらに安く利用できる
  4. キャッシュバック金額業界No.1!!

auひかりのもう一つの特徴は、デメリットがあまりないことです。

唯一のデメリットは、解約時に回線の撤去工事が必須であるため、解約時にかかる費用が少々高めなことくらいです。

ポイント : auひかりのデメリット
  • 解約時にかかる費用が高い

このように、aauひかりはデメリットが少なく、利用している限りは非常にメリットが大きいと言うことができます。

キャッシュバックの手厚さがいちばんの特徴で、 公式のキャンペーンで「違約金キャッシュバック最大30,000円」+「上乗せキャッシュバック25,000円」がもらえる上、さらにプラスして代理店からのキャッシュバックまで貰えます。

代理店「フルコミット」なら上記の公式キャンペーンのほかに、オプションなし、開通2ヶ月後振込、スマホ割(スマートバリュー)適用で60,000円キャッシュバックしてくれます。

auひかりを申し込むなら間違いなくおすすめの窓口です!! 代理店「フルコミット」の窓口はこちら

縛りがない光回線「enひかり」

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画像元:enひかり

速度 月額料金 違約金 工事費用 違約金
最大1Gbps 一戸建て 4,300円 マンション 3,300円 なし 2000円〜18,000円 v6プラス対応無線LANルーター大特価キャンペーン実施中

*初期費用が別途3,000円かかります。

*転用・事業者変更につきましては、工事費用なしの2,000のみになります。

光回線では珍しく、違約金や縛りが一切ないのが「enひかり」いちばんの特徴です。

また、シンプルに月額料金は業界最安値という大きな強みも持っています。

ポイント : enひかりのメリット
  1. 月額料金が業界最安値
  2. 縛りなし・違約金なし
  3. UQモバイルユーザーは「勝手に割り」で毎月の料金が100円引きになる

デメリットとして、工事費が2,000円〜18,000円かかるので初期費用はやや高めなイメージであることが挙げられますが、それを考えても「縛りがない」「違約金無料」「月額料金最安値」というのは大きなメリットです。

ポイント : enひかりのデメリット
  1. 工事費用が高く、初期費用がかかってしまう
  2. キャッシュバックなどのお得なキャンペーンがあまりない

多少のデメリットはありますが、使い勝手としても、通信速度にも問題なくて特に困ることはありませんので、誰にでもおすすめできる光回線です。

また、違約金がないため、そのうち引っ越しを考える方なんかにもおすすめです。 特におすすめなのは、以下のような方です!

ポイント : enひかりがおすすめな人
  1. スマホとセット割が組めない人 (格安SIMを使っている人)
  2. 申し込み時や解約時の手続きで面倒なことを考えたくない人
  3. そのうち引っ越しを考えている方

「enひかり」公式窓口はこちら

(3) おすすめの光回線選びまとめ

5つの光回線を紹介したので、一度ここでこれらのポイントをもとに、どう選べばいいのか一目でわかるようにまとめておきましょう!!

ポイント : 自分にぴったりの光回線を選ぶ方法
  • 速度が最優先の人 → NURO光
  • そのうち引っ越しする予定がある方 → enひかり (※ 違約金無料だから)
  • auスマホユーザー → auひかり (フルコミットからの申し込み)
  • ドコモユーザー → ドコモ光 (ネットナビから申し込み、プロバイダはGMOとくとくBB)
  • ソフトバンクユーザー → NURO光 or ソフトバンク光 (S&Nパートナーから申し込み)
  • 格安SIMユーザー → enひかり

これをもとに選択するだけで、損することなく最適な光回線選びができるはずです!! 是非参考にしてみてください!

6.まとめ

フレッツ光について調べてみた結果、他のコラボ光などと比べておすすめできるサービスではありませんでした。

フレッツ光にするメリットは数が多いのですが、そこまで魅力がなく、大体は他のコラボ光でも似たようなメリットがあります。

デメリットのほうが致命的で、どこの光回線サービスよりも料金が高く、通信に関しても不安定なことが多いです。

また、ネットをたまにしか使わない人のためのフレッツ光ライトプランも、実際はコラボ光で契約したほうが安く住みます。

新規で光回線の契約を考えているのなら、フレッツ光ではなく、始めからコラボ光を検討したほうがお得です。

フレッツ光以上に料金面などがお得ですし、工事費に関してもキャンペーンで実質無料になるようなところが多いです。

工事費は気にしないけど、解約時の違約金が気になる人はen光を考えてみてはいかがでしょうか?

月額料金に工事費が乗る以外のことは他のコラボ光よりもお得でかなりおすすめです。