今回は、ドコモ光を申し込む際にどのルートから申し込むのが皆さんにとって一番キャンペーンがお得になるのかということについて見ていきたいと思います。
ドコモ光は、携帯電話最大手のNTTドコモが展開している光インターネット回線になるのですが、そのためドコモショップや家電量販店で声をかけられたりすると思いますが、ドコモショップや家電量販店では、なかなか特典自体も大きなものを期待できなくなってきています。
また、ドコモ光を取り扱う代理店というのもそもそも数が多くありません。
それは、ショップや家電量販店だけでもかなりの数がありますので、代理店にとってもあまりメリットがないので、なかなか取り扱おうとするところはないのです。
また、ドコモ光は他社のインターネット回線や、コラボ光と呼ばれるものとは大きく異なることがあります。
それは、通常どこのインターネット回線を受け付けているところは一つのプロバイダしか取り扱っていないのですが、ドコモ光の場合は24のプロバイダを取り扱っています。こういったことがあるので、代理店としてなかなか運営自体が難しいのです。
それもあり結論、ドコモ光のキャンペーンが一番いいのはプロバイダからの申し込みになります。
ここは、あまり実は目立ってはいないのですが、意外とキャンペーンの内容がすごく充実していたりしていますので、後から知って後悔したなんてことも実際にあったりします。
今回は、ドコモ光を申し込むことについていろいろと見ていただきたいと思います。
1.【2020年2月】ドコモ光公式キャンペーン
まず、2020年現在、ドコモ光が公式に売っているキャンペーン内容について、見ていくことにしましょう。
その前に、ドコモ光の毎月の料金や、もともとかかる工事費、初期費用などについて見ていただくことにします。
月額(税別) | 工事費(税別) | 初期費用(税別) | |
戸建住宅 | 5,200円(タイプA)or5,400円(タイプB) | 最大18,000円 | 3,000円 |
集合住宅 | 4,000円(タイプA)or4,200円(タイプB) | 最大15,000円 | 3,000円 |
ドコモ光は、先ほども触れましたが、プロバイダーが24ありますので、そこから選択できるようになっています。
そのプロバイダーによって、毎月の料金が変わってきますので、200円の差が発生することがあります。
*ちなみにタイプCというのもありケーブル会社と提携してる契約もあります。提携ケーブルテレビのテレビサービス、電話サービスをご利用の場合、そのままきりかえが可能でスマホの料金から割引になる「ドコモ光セット割」にも対応しています。料金はタイプAと同等です。
また、工事費については、戸建住宅の場合は、直接選を家に引き込むことをするため、最大18,000円がかかってきます。
しかし、住んでいる部屋自体で、過去に住んでいた人がいて、NTTのインターネット回線を利用していたということになれば、改めて引き直すということをしませんので、ONUと呼ばれる機械を自宅に郵送して、お客さんが自身で取り付けるだけで開通できるため、2,000円の工事費で収まることもあります。
ただ、これについては、申し込んでみないとわからないので、過去に誰も利用していないということになれば、満額の18,000円がかかってくるということになります。
最後に初期費用ですが、事務手数料が初回のみ3,000円かかってきますが、これはどこのインターネットを利用してもかかるものですので、言葉はよくないかもしれませんが、ここはあきらめるしかありません。
では、こういったところを踏まえて、今のキャンペーンを見ていきましょう!
1-1.工事費無料キャンペーン
この工事費無料キャンペーンは、毎年恒例のキャンペーンになっていますが、常時行っているものではありません。
年に数ヶ月は有料でやっているときもありますので、ちょっと待てばまた無料になる可能性はないわけではないですが、一応いつでもやっているでしょという考えは捨てた方が良いかもしれません。
また、カタログを見てもいつ終わるということは明記していませんので、気が付いたら来月は有料ということもありますので、注意は必要です。
前置きはこのくらいにして、この工事費無料キャンペーンは、ソフトバンク光などでよく見られる、「実質無料」というようなわかりにくいやり方はしていません。
このキャンペーンを適用すると、「完全無料」ということになって、簡単に行ってしまえば、タダで工事をしてくれるということです。
これは、他のインターネット回線を取り扱う会社ではなかなかできないキャンペーンです。
ドコモ光では、ある程度恒例行事的になっていますので、当たり前感があるのも事実ですが、他社ではまず見ることのできない大きな差別化を図っているキャンペーンだと言えます。
ただし、この工事費無料というのは、新規で申し込んだ場合限定ですので、フレッツ光から転用した場合や他社のコラボレーション光から事業者変更して元の回線速度が100Mなど遅い回線を使っていたから1Gに速度アップするための工事料(2,000円)は適用外になりますので、ご注意ください。
1-2.ドコモ光dポイントプレゼントキャンペーン
2020年2月現在のdポイント付与キャンペーンは、新規もしくは事業者変更の場合は20,000dポイント、転用の場合は10,000dポイントとなっています。
これも、かなりお得なもので、事実上事務手数料は無料と同じようになります。
dポイントは1ポイント=1円換算してさまざまな利用方法がありますので、非常にお得です。
ただし、残念なところがいくつかありまして、それをご紹介しておきます。
まずは、このキャンペーンは、ドコモショップもしくは家電量販店限定のキャンペーンですので、その他のところから申し込むと適用できないことがあります。
次に、ドコモのdポイントには2種類のポイントがあるのですが、ひとつは通常ポイントといってこの場合は、すべての用途に使うことが出来るポイントなのですが、もうひとつ「期間・用途限定ポイント」というものがあります。
これは、利用できる期間があらかじめドコモから指定されていて、しかも使える用途を限定しているものになります。
今回のキャンペーンに付与されるのは、この「期間・用途限定ポイント」になっています。
ちなみに、今回のキャンペーンの場合は、付与された月を含めて6ヶ月の有効期間が設けられていますので、例えば4月に付与された場合は、9月末までのポイントというようになっています。
使用用途については、また別項でご紹介していきます。
また、dポイントが付与されるタイミングは、開通した月の翌々月の15日前後になっていますので、2月に開通した場合は、4月15日前後というようになります。
1-3.「ひかりTV for docomo」最大10,500ポイントプレゼント
以前から、ひかりTVというものは存在しているのですが、ドコモが独自に通常のひかりTVのサービスに加えて、dtvとdtvチャンネルのサービスを加えて総合パッケージとしてドコモのオリジナル商品として「ひかりTV for docomo」という商品が生まれました。
これを新規申し込みをすることで、dポイントが最大10,500ポイント(期間機関・用途限定ポイント)付与されるというものです。
ただ、この最大がポイントで、内訳としては、2,500ポイントはひかりTVの1ヶ月分の料金としてで、残りの8,000ポイントは「ドコモテレビターミナル01(7,920円)」の購入補助的要素になっています。
もし、中古の物を買ってテレビターミナルが必要ないということであれば、2,500ポイントのみになりますので、ご注意ください。
これはかなりお得なサービスではあるのですが、dtvやdtvチャンネルといった動画サービスをテレビでも見ることが出来るものですし、ひかりTV自体もCS放送やBS放送がアンテナなしで見ることが出来るものではあるのですが、必要ない方にとっては関係ないかもしれませんね。
2.【2020年2月】ドコモ光プロバイダのキャンペーン
ドコモ光は、先ほども触れましたが、ベースはドコモショップや家電量販店での申し込みになることが多いと言えるでしょう。
また、かなり少ないながらも代理店はありますが、あまりぱっとしたものも少ないです。
しかし、ドコモ光を取り扱っているプロバイダーでもすべてではないですが、申込ができますし、意外といい条件があったりしまうので、ここでまとめて見ていただきましょう。
タイプAプロバイダー | キャッシュバック | 条件 |
ドコモnet | ネット受付自体が未実施 | 未実施 |
NTTぷらら | 15,000円+5,000dポイント | 4ヶ月以上の継続利用で5ヶ月目の月末に銀行振り込み |
GMO | 5,500円から20,000円(オプション加入状況による)+5,000dポイント | 4ヶ月以上の継続利用で5ヶ月目の月末に銀行振り込み |
@nifty | 20,000円+5,000dポイント | 11ヶ月以上の継続利用で12ヶ月目の月末に銀行振り込み |
DTI | 10,000円から20,000円(オプション加入状況による)+5,000dポイント | 7ヶ月以上の継続利用で8ヶ月目の月末に銀行振り込み |
BIGLOBE | なし | ショップ・ドコモインフォメーションセンター申込推奨 |
andline | なし | ショップ・ドコモインフォメーションセンター申込推奨 |
hi-ho | なし | ショップ・ドコモインフォメーションセンター申込推奨 |
Tigers-net.com | なし | ショップ・ドコモインフォメーションセンター申込推奨 |
SIS | なし | ショップ・ドコモインフォメーションセンター申込推奨 |
エディオンネット | なし | ショップ・ドコモインフォメーションセンターもしくはエディオンでの申込推奨 |
ic-net | なし | ショップ・ドコモインフォメーションセンター申込推奨 |
excite | なし | ショップ・ドコモインフォメーションセンター申込推奨 |
SYNAPSE | なし | ショップ・ドコモインフォメーションセンター申込推奨 |
楽天ブロードバンド | なし | ショップ・ドコモインフォメーションセンター申込推奨 |
TiKiTiKi | なし | ショップ・ドコモインフォメーションセンター申込推奨 |
COARA | なし | ショップ・ドコモインフォメーションセンター申込推奨 |
@ネスク | なし | ショップ・ドコモインフォメーションセンター申込推奨 |
タイプBプロバイダー | キャッシュバック | 条件 |
OCN | なし | ショップ・ドコモインフォメーションセンター申込推奨 |
@TCOM | なし | ショップ・ドコモインフォメーションセンター申込推奨 |
TNC | なし | ショップ・ドコモインフォメーションセンター申込推奨 |
wakwak | なし | ショップ・ドコモインフォメーションセンター申込推奨 |
AsahiNet | なし | ショップ・ドコモインフォメーションセンター申込推奨 |
@ちゃんぷるネット | なし | ショップ・ドコモインフォメーションセンター申込推奨 |
正直、しっかりとプロバイダーとして申込受付をしているのは、NTTぷらら、GMO、@nifty、DTIの4社だけです。
残りのプロバイダーは、力を入れて直接申し込みを促すわけではなく、直接ドコモに申し込みをしてもらうように持って行っています。
ちなみに、エディオンネットは、家電量販店のエディオンで申し込みをすると、別のプロバイダを利用していてもエディオンネットに変えるように仕向けられる可能性はありますが、エディオンの独自のキャンペーンはあるかもしれません。
しかし、条件付きのキャッシュバックは面倒なことが多いので、おすすめしません。
ちょっとわき道にそれましたが、直接申込受付をしている、NTTぷらら、GMO、@nifty、DTIの4社については、もう少し詳細に触れていこうと思います。
NTTぷららと@niftyについては、無条件でキャッシュバックの対象になりますが、NTTぷららは最短5ヶ月で振り込みがされますが、@niftyは最短でも1年後です。
こういったあまりに期間が長すぎるキャッシュバックというのは、忘れさせて渡さないことがかなり多いですので、ある意味悪質です。
11か月後にしれっとメール多くって振込先を教えてほしいけどいつまでに送らなかったら渡しませんというのが落ちで、見ていなければいつまでたっても振り込まれません。
その点、NTTぷららの場合は、同様に4か月後にメールが来るのですが、1年よりは忘れる可能性は極めて少ないでしょう。
5,000円の差で半年以上の時間差があって下手したら忘れて1円ももらえなかったではもったいないですよね。
一方で、GMOとDTIは条件次第でキャッシュバックの金額が変わるようになっています。
ちょっと表にまとめてみましょう。
GMO | |
ひかりTV for docomo+DAZN for docomo | 20,000円 |
ひかりTV for docomo | 18,000円 |
DAZN for docomoまたはスカパー(1,800円以上商品) | 15,000円 |
dtvまたはdアニメストア | 10,000円 |
なし | 5,500円 |
DTI | |
ひかりTV for docomo+DAZN for docomo | 20,000円 |
スカパー | 15,000円 |
なし | 10,000円 |
何かしらのオプションをつけなければ、多くのキャッシュバックはもらえないということになってしまいます。
こうなると、どこが一番オススメなのかということでしょう。
3.おすすめプロバイダは「ぷらら」
やはり、キャッシュバックの金額は決して一番多いということではないですが、最短である程度のキャッシュバックが、継続しているだけでもらえるということを考えると、やはりNTTぷららではないでしょうか。
キャッシュバックのことも含めて、もう少し細かく見ていきましょう。
3-1.キャッシュバック条件なしで15,000円がもらえる
ここで言っている条件なしというのは、何か別にオプションや別の者を契約しなければいけないという意味での条件ですので、しっかり継続さえしていれば、現金をもらうことは出来るということになります。
先ほども触れましたが、4ヶ月経過時点で、振込先を確認する旨のメールが届きますので、NTTぷらら所定の方法で口座番号など振込先に関する回答をしたのちに、指定口座に振り込まれるシステムになっています。
この振り込みに対する時間の速さはなんといってもドコモ光のキャッシュバックの中では最短ですので、ここはとてもうれしいですね。
3-2.Wi-Fiルーターが永年無料
インターネット回線をご家庭に導入する大きな理由として、スマートフォンの通信量軽減のためという方がかなり多いと思います。
ただ、インターネット回線を導入すれば、それで解決ということにはなりません。
どうしても必要な機器がありますが、それがWi-Fiルーターです。
これを取り付けて、お持ちのスマートフォン(もちろんパソコンなどもつなげられます)と接続設定をすることによって、ご家庭の中でのスマートフォン利用については、Wi-Fi環境で使えることになります。
そうなることで、無制限でどれだけ使ってもスマートフォンの携帯の通信量が増えることなく利用できますので、とてもありがたいわけです。
ただ、このWi-Fiルーターはピンキリではありますが、それなりのお金がかかってきます。
それを購入するのにもお金が一時的にせよかかるわけですので、それがかからなくなることはありがたいのではないでしょうか?
そこで、NTTぷららではこのWi-Fiルーターをドコモ光のNTTぷららにプロバイダーをしている間は無料でレンタルしちゃいましょうということを行っています。
ただし、ドコモ光に申し込んだ段階で一緒にWi-Fiルーターの申し込みができるということではなく、申し込み後に「ぷらら会員登録証」というものが送られてきますので、それが届いてから申し込みができますので、ご注意ください。
そのWi-Fiルーターの申し込みについてのチラシが「ぷらら会員登録証」と一緒に入っていますので、それを確認したうえで申し込みをするようにしましょう。
3-3.訪問サポートが無料
NTTぷららの場合は、Wi-Fiルーターのレンタルを行っているのとともに、開通後にやらなければいけないとても煩わしい設定作業のサポートも無料で行ってくれます。
電話で話しながらではなく、ちゃんとご自宅に担当者が来てくれて、設定を行ってくれますので、とてもうれしいサービスではないでしょうか。
サポート内容については、
- インターネット回線の接続設定
- メールアドレスの作成(1アドレスのみ)
- 申込をしていれば、ひかりTVやdtvの初期設定
となっています。
ただ、設定サポートの無料サービスは1回限りではありますが、電話でのサポートは通年無料で行ってくれますので、パソコンのことで困りごとがあってもある程度のことは解決に導いてくれますよ。
3-4.セキュリティソフトが2年間無料
そして、もうひとつはセキュリティソフトの2年間無料サービスです。
NTTぷららでは、McAfeeというセキュリティソフトを採用していますが、このMcAfeeのセキュリティは、
- リアルタイムのウィルス対策
- マルウェア対策
- 迷惑メール対策
- ソフトウェアの脆弱性対策
などが搭載されているいわば充実の総合セキュリティソフトウェアです。
このセキュリティソフトを最大3台までの機器にインストールすることが出来て、さらに2年間は無料で利用することが出来ます。
2年経過後は、税込み407円で利用することが出来ます。
ちなみに、インストールする機器によってできる内容が若干異なっていますので、この辺りも補足しておきたいと思います。
- ウィルス、マルウェア、ランサムウェアや不審なプログラムなどの阻止
- フィッシング対策、Webの安全性評価、Wi-Fi保護、パソコンの政敵化ツール
- 迷惑メール対策
- タブレットやスマートフォンの紛失や盗難対策
- データバックアップ・リストア
- アプリの安全性評価
- Wi-Fi保護
- バッテリーの最適化
Mac
- ウィルス対策
- ファイアウォール
- ネットワークマネージャー
- Webの安全性評価
iOs
- 紛失や盗難対策
- 他人に見られたくない写真や動画を保護するFile Protect
- Apple Watchサポート
これらを見ていただいても、結構しっかりしているセキュリティソフトであることは理解していただけるのではないでしょうか。
4.ドコモ光申込から工事までの流れ
それでは、NTTぷららのドコモ光を申し込んでから開通するまでの実際流れについて見ていくことにしましょう。
4-1.申し込み
申込は、先ほどから案内しているキャッシュバックなどのキャンペーンを適用するためには、所定のフォームもしくは電話をかけるかの二つしかありません。
申込フォームは、こちらからになりますので、ここに指定された内容を入力してもらうと、後程NTTぷららから折り返しの電話がかかってきます。
入力が面倒という方は、直接電話をしてみましょう。
電話番号は、0120-559-300です。
営業時間は、10時から19時(無休)です。
電話のメリットは、今の現状のことを相談しながら、どのように進めていけばいいのかということも含めて話ができますので、今の契約からどうすればいいかなどあまりこういったことについてお得意でなければ、電話で話すことがおすすめではないかなと思います。
ネットで申し込みをすると、折り返しの電話が来ますので、料金プランなどについて提案やキャンペーンや特典などの案内をしてくれますので、その辺りを聞いていただいて正式申し込みということになります。
その後、NTTぷららより「ぷらら会員登録証」が届きます。
工事については、電話で工事日調整の手順の案内もあります。
4-2.工事日
工事日の決定は、NTTぷららに申し込みをした後に、ドコモ光サービスセンターに直接電話をしてみなさん自身で工事日の調整を行います。
電話番号は、0120-766-156です。
営業時間は、午前9時から午後9時で年中無休です。
工事日が決まりますと、ドコモから「開通のご案内」の書面が届きますので、それを確認して工事当日を迎えることになります。
工事日を決める際には、日にちは確定するのですが、時間はこの時点では決めることが出来ません。
時間は、次の4つの内からいったん決めることになります。
- 9時から12時
- 13時から15時
- 15時から17時
- フリー(いつでもOK)
もし、どうしても都合が悪いという場合は、最悪前日までであれば、変更ができますので、光サービスセンターに電話をして工事日変更の手続きをしていただきたいです。
4-3.開通
工事日の当日は、ご自宅に訪問する前に何時に訪問する旨の連絡が電話で行きますので、そこで最終的な時間調整がされます。
工事業者は、結構言葉が悪く言えば、自分勝手に電話をしてきます。
当日13時から15時となっていても、午前中でもできないかと平気に言ってきます。
たまたま時間が空いていれば、それでもいいと思いますが、どうしても無理であれば、決まっている時間を押しとおしても全く問題はありませんので、特に業者の言うとおりにする必要はありません。
工事は戸建住宅においては、約2時間程度かかりますし、集合住宅においては、30分から1時間程度かかりますので、そのくらいの時間は見ておくようにしましょう。
そして、工事が終わったら、接続のための設定が必要です。
設定方法は、「ぷらら会員登録証」にマニュアルが一緒に同封されて送られてきますので、それを参考に進めていきましょう。
もし、わからないとか、マニュアルを紛失してしまった場合には、こちらを参考にしてください。
それでもどうすることが出来ないということであれば、サポートセンターに問合せをしてみましょう。
- 009192-33(無料)
- 光電話からかける場合 0120-971-391(無料)
- 携帯電話からかける場合 050-7560-0033(有料)
サポートセンターに電話をすると、音声ガイダンスが流れますので、該当の番号を押します。
ガイダンスは次のように分かれています。
これでもどうしてもらちが明かないということであれば、後日になってしまいますが、先ほどご紹介した1回のみ無料で来てくれる訪問サポートを利用しましょう。
5.ドコモ光に関するQ&A
では、ドコモ光に関するわからないことなどについてお答えしていきましょう。
5-1.ドコモ光のプロバイダ変更や乗り換えは出来る?
ドコモ光は、皆さんのタイミングでいつでもプロバイダーの変更は可能です。
プロバイダーを変更するのは1か月単位でいつでも変えることは出来ます。
プロバイダーを変えることについては、解約金などは一切かかりませんが、変更手数料として1回当たり3,000円(税別)がかかります。
あと、今回のようにNTTぷららのプロバイダーを利用していて、別のプロバイダーに変更する場合は、レンタルで借りているWi-Fiルーターなどのものはすべて返却しなければいけません。
あくまでも、レンタルしているのはドコモからレンタルをしているということではなく、プロバイダーからレンタルをしているわけですので、この部分については、しっかりと理解しておく必要があります。
また、乗り換えもできますが、基本的に携帯がドコモを利用している方にとっては、携帯とのセット割が発生していますので、他社に乗り換えてしまうと料金が高くなってしまうことがありますので、注意が必要です。
念のため、ドコモ光の解約に関わる料金などについてまとめておきます。
契約期間:2年間(自動更新) 更新月:契約開始から24・25・26か月目の3ヶ月間 | |
戸建住宅 | 13,000円(税抜き) |
集合住宅 | 8,000円(税抜き) |
ドコモ光は、他社と異なり解約金がかからない更新月と言われる期間が、携帯電話と同じように契約満了月の24ヶ月目から3ヶ月間と長くとられています(ちなみにソフトバンク光は、24ヶ月目だけです)。
ただ、戸建住宅の解約金は、他社と比べても少々割高になっていますので、ご注意ください。
逆に、集合住宅は8,000円とかなり割安になっていますので変な話ですが、解約は他社と比べてもしやすいのかもしれません。
5-2.ドコモ光を引っ越し先で使う場合は?
ドコモ光を引っ越し先でも利用したいという場合は、移転の申し込みをすることによって、継続して利用することが出来ます。
しかし、移転に際しては、手数料や工事料がかかりますので、確認していただきましょう。
項目 | 金額 |
移転事務手数料 | 2,000円(税抜き) |
工事費(戸建住宅) | 9,000円(税抜き) |
工事費(集合住宅) | 最大7,500円(税抜き) |
光電話移転(現在も使っている場合) | 2,000円(税抜き) |
※テレビオプションの設置がある場合は別途テレビ接続工事料がかかり、内容によってですが、30,000円から50,000円程度かかることがありますので確認が必要です。
ちなみに、集合住宅の最大7,500円というのは、最初の工事費のところでも触れたように、以前の住人の方がNTT系の回線を使っているかどうかで決まります。
利用していなければ、7,500円かかりますが、利用されていて工事に来ないということになれば、1,000円(税抜き)での工事になります。
移転ではない方が安く済むこともある!?
ちょっとここで、触れておきたいことがあるのですが、移転の場合はただ漠然とお金がかかってしまいます。
それは、仕方ないことではあるのですが、もし
- 今持っているプロバイダーのメールアドレスは使っていないし、変わっても問題がない
- 固定電話(光電話)の番号が変わっても問題ないor遠隔地に引っ越しをするからどっちにしても電話番号が変わる
- もう今はお金になる価値もないし、電話加入権がなくなってもいい
というような場合には、ひとついい方法があります。
それは、今の契約を解約して新規に申し込みなおすということです。
これを解約新規と呼んでいます。
例えば、解約新規で申し込んで、電話番号も変わっていいという場合は、今月のキャンペーンが適用できるのであれば、こんなことが起こります。
ぷららのキャンペーンを使った場合
移転 | 解約新規 |
移転事務手数料:2,000円 | 解約金:13,000円(集合住宅8,000円) |
工事費:戸建9,000円(集合最大7,500円) | 工事費:無料 |
電話移転:2,000円 | 電話工事(新規番号):1,000円 |
事務手数料:3,000円 | |
dポイント:5000ポイント | |
キャッシュバック:15,000円 | |
合計費用:13,000円(集合最大11,500円) | 合計費用:17,000円、還元:20,000円相当 |
いかがでしょうか?
移転の場合は、タダお金を支払って終わってしまいますが、解約新規にした場合、一時的なお金は17,000円出てしまいますが、後日dポイントで5,000円分、キャッシュバックで15,000円戻ってきますので、実際に払った分のお金はすべて戻ってくるということになり、実質0円で引っ越しできてしまうんです。
ただ、何度も言いますが、上の3つの条件がクリアできるのであれば、圧倒的に解約して新規で契約した方がお得になることは間違いありません。
ちなみに、契約更新月(解約金がかからない期間)であれば、解約金もかからず解約できるわけですから、キャッシュバックもほぼ丸どりできてしまうということになりますので、大変お得です。
5-3.ドコモ光を店舗や店頭で申し込みはお得?
ドコモ光を店舗いわゆるドコモショップや家電量販店などの店頭で申し込むことがお得かどうかについては、はっきり言って断言はできません。
通常で考えれば、公式で発表されているキャンペーンしかドコモショップや家電量販店ではないはずなんですが、例えば今回ご紹介したようなNTTぷららのキャンペーンの話をドコモショップなどで持ち出せば、融通が利くかもしれません。
なぜそんなことが起きるのかと言いますと、今携帯ショップは、国(総務省)からかなり目をつけられていて、いろいろと制限をかけられています。
その最たる例が、乗り換え時の端末購入代金の大幅値引きとキャッシュバックです。
これで、各携帯ショップはかなり苦しめられていますし、もう皆さんも携帯会社を乗り換えるということにもあまり興味を示さなくなってきたと思います。
そのため、世の中の皆さんは、携帯ショップに行ってもなにも良いことなんじゃないかと思っていませんか?
ちょっと待ってください!実は、ちょっとした抜け穴があることを知っていますか?
携帯ショップにおいて、携帯の乗り換えに関しての制限はかなりかけられていますが、インターネット回線についてはいまだ大きな制限は設けていないのです。
そのため、ドコモショップや、家電量販店など実は、各店舗ごとにキャンペーンを表ざたにはしていませんが、やっていることが多いです。
ただ、どんなキャッシュバックがあるとかそういったことは張り出すことが今は出来ませんので、スタッフさんに直接聞きだすしか方法はないのですが、意外と比較対象を持っていくと、案外すんなりと、それ以上の特典がもらえる可能性も全くないわけではありません。
また、ネットや電話では、なかなかお互いの意思疎通が難しくなるものですが、ドコモショップや家電量販店には、スタッフさんと顔を合わせながら話ができるという大きなメリットがあります。
顔を見ながら話をすることで理解も電話の数倍あるかもしれません。
ですから、最終的にNTTぷららのキャンペーンが一番良かったからそこに申し込むとしても、一度は直接顔を見ながら話をして決めることを個人的にはおすすめしています。
5-4.dポイントはどうやったら使えるの?
さて、dポイントがもらえるのはいいんですが、このdポイントをどうやって使うかはなかなかわからないという方も多いのではないでしょうか。
先ほども申し上げた通り、dポイントには2種類あります。
- 通常dポイント
- 期間・用途限定dポイント
これらの違いを少し触れますと、通常dポイントは、毎月の携帯やインターネットなどのドコモに対して支払いをする金額に応じて払い出しをされるポイントを指し、有効期間が4年間です。
このポイントは、マクドナルドやローソンなどでポイントを使ってお買い物をすることが出来ます(タバコなど一部利用できない商品もあります)。
また、この通常dポイントの強みは、ドコモの携帯電話料金や、データ通信の通信量がオーバーして速度制限がかかってしまった際に、1Gあたり1,000円を払うのですが、その料金にも充当させることが出来ます(しかも、1円単位で)。
ですから、この通常dポイントはお金みたいなものです。
一方で、期間・用途限定dポイントは、この電話料金など直接支払いなどお金になりうるものには使えず、お買い物で使うものと考えてください。
簡単に行ってしまえば、期間・用途限定dポイントは、1円単位で使うことが出来るプリペイドカードや商品券のようなものです。
ですから、基本的にはお買い物で使うものですが、コンビニだけではなく今は、Amazonのお買い物にもこの期間・用途限定dポイントを使うことが出来ますので、かなり便利に使ってもらうことが出来ると思います。
あとは、これはドコモユーザー限定になってしまいますが、携帯キャリアが今展開しているバーコード決済(ドコモはd払い)でお買い物をする場合は、期間・用途限定のポイントもタバコなど、dポイントとしては使えなかったものでも、精算できるようになりましたし、大手のチェーンレストランでも使えるようになっていますので、相当使える範囲が広がってきていますので、かなり便利であると言えるでしょう。
6.まとめ
さて、今回は、ドコモ光のお得なキャンペーンについてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
キャンペーンは、都度変わっていきますし、いつのキャンペーンが良いのかという判断はなかなかできないものです。
ただ、長年ドコモ光のキャンペーンを見てきた筆者としては、今回のキャンペーンはかなりお得なものになっていると断言できますので、せっかくならこのいいキャンペーンの間に、出来るだけお得にインターネット回線を導入していただきたいなと思います。
今回ご紹介したNTTぷららのキャンペーンをベースに、あまりないかもしれませんが、ドコモショップや家電量販店などで、もっといいキャンペーンがあれば、かなりラッキーなんじゃないかなと思いますので、いろいろと回ってみるのもいいかもしれませんね。