
「auひかりのプロバイダが速度が早いところはどこ?」
「auひかりのプロバイダで料金が安いところはどこ?」
そんな方向けに、auひかりのプロバイダの違いや月額料金や速度を比較してみました。
Wi-Fi研究所一職員の私は、auひかりでプロバイダは「nifty」を利用してます。
申し込み当初は「速度」を重視していたので、相当調べた結果わからずauひかりに直接問い合わせた結果、「プロバイダで速度の違いはない」との回答をいただきました。
auひかりのプロバイダは、一般的なひかりのプロバイダと違い支払先やサービスの提供先として契約しているとのことです。
料金については、auひかりで決まってるので月額料金についても違いはありません。
結論、プロバイダで違うところは「キャンペーン」が違うところでしたので詳しく解説します。
1.auひかりの全プロバイダの月額料金比較
auひかりのプロバイダー毎の月額料金を比較してみました。
au光の月額料金は、戸建で5,100円、マンションで3,800円からです。
月額料金で差があるのはプロバイダから申し込みした時のキャンペーンでの割引になります。
auひかりプロバイダー月額料金表
プロバイダー |
ホーム1ギガ | マンションVタイプ | ||
3年 | 4年目~ | 2年 | 3年目~ | |
So-net CBで毎月割引 |
3,480円 | 5,525円 | 2,280円 | 4,100円 |
GMOとくとくBB |
5,100円~4,900円 | 4,900円 | 4,100円 | 4,100円 |
BIGLOBE |
5,600円~5,400円 | 4,900円(6年目~) | 3,800円 | 3.800円 |
au one net | 5,100円~4,900円 | 4,900円 | 4,100円 | 4,100円 |
@nifty △125円割引 |
4,975円~4,775円 | 4,900円(6年目~) | 2,850円 | 4,100円 |
@TCOM △125円割引 |
4,975円~4,775円 | 4,900円(6年目~) | 2,850円 | 4,100円 |
DTI |
5,100円~4,900円 |
4,900円 | 4,100円 | 4,100円 |
Asahiネット 電話割引 △250円割引 |
4,850円~4,650円 | 4,900円 (30ヵ月~) |
2,550円 | 3,800円 |
各プロバイダーの月額基本料金は同じですが、少額の値引きで他と価格差を出しているため、価格が若干が違います。
So-netはキャンペーンを分割し、3年間の月々の値引きという形にしているため月額料金が他より大きく下げられています。
2.auひかりの全プロバイダのキャンペーン比較
auひかりキャッシュバック・キャンペーンの違いを一覧にして比較しました。
キャッシュバックについてはプロバイダーごとに大きく違います。
プロバイダー毎のキャッシュバック・キャンペーン割引の違い
↓So-net、GMO、BIGLOBEの順に変更
プロバイダー | キャッシュバック計 | 受け取る時期 | 内容 |
So-net | 割引型(△73,920) | 月額割引△1,620円/月 | So-ne限定 |
GMOとくとくBB | 61,000円 | 11カ月目に半額 23カ月目に残り |
GMO限定 キャッシュバック 61,000円 |
BIGLOBE | 50,000円 | 11カ月目に30,000円 24カ月目に20,000円 |
BIGLOBE限定 キャッシュバック 50,000円 |
au one net | 20,000円 | 12カ月以内 | 電話新規申し込み春得 10,000円 auスマホ電話新規申し込み 10,000円 |
@nifty | 30,000円 | 7カ月以内 | キャッシュバック 30,000円 |
@TCOM | なし | ||
DTI | 38,000円 | 13か月目 | キャッシュバック 38,000円 |
Asahiネット | なし |
キャッシュバックはプロバイダーごとに大きく違います。70,000円を超えるキャッシュバックがあるSo-netがおすすめです。
キャッシュバックが多いプロバイターは以下の通りです。
- 「So-net」 :73,920円(月割払い)
- 「GMOとくとくBB」:61,000円(11ヵ月目、23か月目の2分割払い)
- 「BIGLOBE」 :50,000円(11ヵ月目、23か月目の2分割払い。オプション申し込みなしでキャッシュバック可能)
「GMOとくとくBB」「BIGLOBE」もキャッシュバックが多いですが、11ヵ月目、23か月目と、2回に分けて請求しなければならず、早く受け取ることができません。
「So-net」では月額料金でキャッシュバックを割引き支払いされるため、早く受け取れます。
また、申請漏れなどで受け取りを忘れる心配はありません。
よって、一番お得に申し込めるプロバイダは「So-net」です。
2-1.プロバイダから申し込むなら「So-net」
画像元:So-net公式
- 割引型のキャッシュバックで、総額△73,920円にもなる
- 最初の3年(戸建て)、2年(マンション)で大きく割引きされるため、支払いが楽
- 特に手続きしなくても割引されるため、キャッシュバックのもらい忘れ、ミスがない
- 長い目で見たら、キャッシュバック額は大きい
- 引っ越し先がauひかりのエリア外でも、So-netが扱っている光回線にすれば、工事撤去費用28,800円がかからない(キャッシュバックされる)
- ずっとギガ得プラン以外(ギガ得プラン・契約なし)では割引が少ないためメリットがない
通常、ホームタイプで月5,100円程度の支払いに対して、So-netではキャッシュバック値引きで3,480円で済むため、支払いが楽です。
また、So-netはauひかり・コミュファ光・NURO光・フレッツ光を扱っています。
万が一の引っ越しの際も、So-netだとエリア外になることはありません。
引っ越し先でもSo-netを使い続ければ工事撤去費用28,800円がキャッシュバックされるため、不要な出費が減らせます。
3.キャッシュバックが欲しいなら「代理店」もおすすめ
auひかりの申し込みは、プロバイダーの他に「代理店」があります。
auひかり回線を選ぶ際は、プロバイダーと代理店の違いを見ることが大事です。
ほとんどの代理店はキャッシュバックや値引きが大きく、条件も有利になっています。
3-1.代理店のキャッシュバックや値引きが多い理由
違いを比較してみると、代理店が最もキャッシュバックが有利な場合が多いです。
代理店のキャッシュバックが多い理由(1)
代理店は受け取る紹介手数料(インセンティブ)をユーザーに還元することによりキャッシュバックが多くなっています。
auひかり回線の場合、仕事は au > プロバイダー > 代理店と降りていきます。
(auひかりは直に申し込み窓口はなく、公式プロバイダーのau one netとなります)
auやプロバイダーがインセンティブを出し、代理店が受けます。
代理店はプロバイダに代わって回線契約を結び、インセンティブをキャッシュバックとしてユーザーに還元します。そのため、キャッシュバックが多くなっています。
そして優良な代理店ほど多くのお客様と契約するため、他の代理店よりも多くインセンティブをもらうことができます。さらに大きなキャッシュバックとしてユーザーに還元できます。
これが代理店のキャッシュバックが大きい理由です。
代理店のキャッシュバックが多い理由(2)
現在は昔のように広告を刷ったりする必要もないため、広告宣伝費をキャッシュバックにまわしています。
Webサイトを作り、申し込みページを作っておくとユーザーのほうから検索して申し込んでもらえます。
また、比較サイトや口コミサイトからリンクをたどってくることもあります。
電話営業をする所もありますが、断っても断ってもしつこい電話をするところはユーザーファーストを考えていないため、優良代理店とはいえません。
昔から比べると広告費が少なくて済み、その分をユーザーに還元することにより、大きなキャッシュバックが出せる理由となっています。
代理店のキャッシュバックが多い理由(3)
加えて、プロバイダー・代理店間の競争が激しくなっているのもキャッシュバックが増えている理由です。
アクセス数が多い比較サイトや口コミサイトなどで取り上げられ、ユーザーはそれを見てプロバイダーや代理店を決めようとするため、キャッシュバックや値引きが大きくないとユーザーの目にも留まりません。
このような原因もキャッシュバックや値引きが大きくなっている理由です。
3-2.代理店のキャッシュバック比較
代理店とプロバイダーの月額料金・キャッシュバックの違いを比較してみました。
auひかり月額料金
プロバイダー |
ホーム1ギガ | マンションVタイプ | ||
3年 | 4年目~ | 2年 | 3年目~ | |
GMOとくとくBB |
5,100円~4,900円 | 4,900円 | 4,100円 | 4,100円 |
フルコミット | 5,100円 | 5,100円 | 3,800円 | 3,800円 |
代理店25 | 5,100円 | 5,100円 | 3,800円 | 3,800円 |
NEXT | 5,100円~4,900円 | 4,900円 | 3,800円 | 3,800円 |
NNコミュニケー ションズ |
5,100円~4,900円 | 4,900円 | 3,800円 | 3,800円 |
月額料金にほとんど差はありません。
キャンペーン(戸建て)
キャンペーンのキャッシュバックを比較してみます。
※CB=キャッシュバック
プロバイダー 代理店 |
代理店の キャッシュバック |
うけとる時期 | 内容 |
GMOとくとくBB | 61,000円 | 11カ月目に半額 23カ月目に残り |
GMO限定CB 61,000円 |
フルコミット | 60,000円 オプションなし |
翌月 | フルコミット限定CB 60,000円 |
代理店25 | 60,000円 要オプション |
10ヵ月後 | 25限定CB 60,000円 |
NEXT | 52,000円 オプションなし |
翌月 | NEXT限定CB 27,000円 プロバイダーSo-net BIGLOBEで CB 25,000円 |
NNコミュニ ケーションズ |
52,000円 オプションなし |
翌月 | NNコミュニケーションズCB 27,000円 プロバイダー So-net BIGLOBE @niftyで CB 25,000円 |
「フルコミット」がキャッシュバック、支払い時期ともに良い条件であることが分かります。
3-3.キャッシュバック重視なら代理店「フルコミット」がおすすめ
提供元:auひかり代理店「フルコミット」
- キャッシュバック額トップクラスの60,000円がもらえます
- 電話加入なし、ネットのみでも50,000円キャッシュバックされます
- キャッシュバックをもらうのにオプション加入の条件はありません
- 翌月振り込みで他社より早く、高額キャッシュバックが受け取れます。
- 申し込み時に口座番号を聞かれるため、申請ミスや忘れてしまいもらえないということがなく、確実にキャッシュバックがもらえます。
KDDI(au)公式キャンペーンも併用できるため、オプションが要らない方はフルコミットをおすすめします。
GMOとくとくBBもキャッシュバック61,000円と高いですが、1,000円差でこの先どうなるかわからない1年後や2年後のキャッシュバックより、翌月に早く現金化したほうが利口だと考えます。
代理店25のようにオプション加入が必須の場合、1年しばりがあったり解約を忘れると月々2,500円以上、年間30,000円もの費用がかかってしまい、キャッシュバックの意味がなくなります。
また代理店25の場合、キャッシュバックの支払い手順が煩雑で少しでもミスをしたらキャッシュバックを受け取れない可能性があります。(11ヵ月目に申込書を書かされ、23か月目にも書かされ、様々なメールやアンケートに書かされます。)
また当日申し込み電話でキャッシュバックを申請しないと支払われません。
上記のことを検討すると、フルコミットは口座申し込み時に振り込み先を聞き、翌月にはキャッシュバックが振り込まれ、確実に大きなキャッシュバックを貰えるためおすすめの代理店です。
4. auひかりに乗り換える際のメリット
auひかりに乗り換えると以下のようなメリットがあります。
- auスマートバリュー割引きがある
- 1ギガプランでも速度が速い。最速5ギガ・10ギガプランもある
- 乗り換え違約金の負担がある・工事費割引がある
- auWALLET
4-1.auスマートバリュー割引
画像元:GMOとくとくBB公式
自分や家族がauスマホを利用している場合、スマホ料金が1台につき平均1,000円割引されます。
スマートバリューは、以下のパターンで申し込みすると割り引きが開始されます。
・auスマホ + (auひかり回線・ずっとギガ得プラン + 電話)
・auスマホ + (auひかり回線・すっとギガ得プラン + 電話 + テレビ)
・auスマホ + (auスマートポート WiMAX)
50歳以上で離れた所に住んでいる家族(両親など)にも適用されるため、家族が多ければ多いほど割引されていきます。
5人が適用されれば平均△5,000円も割引されます。auひかり回線に変更した場合、またauスマホに変更した場合、auスマートバリューの申し込みは必須だといえます。
4-2.1ギガプランでも速度が速い。最速5ギガ・10ギガプランもある
auひかりは、KDDIが引いている独自の光回線を8社のプロバイダーで利用しているため、混雑して速度が遅くなることがありません。
それに比べてNTT東日本・NTT西日本のフレッツ光回線はドコモ光やソフトバンク光など数十社のプロバイダーで共有して使用しています。
そのため昼休みや夜10時以降の皆がインターネットに接続する時間帯に、混雑して遅くなるケースが多いのです。
auひかりの速度はどのプロバイダーを利用しても変わりません。
みんなのネット回線速度
実際に「みんなのネット回線速度」より平均速度を出してみました。
ドコモ光回線速度(全国平均)
画像元:みんなのネット回線速度
auひかり光回線速度(全国平均)
画像元:みんなのネット回線速度
auひかりは下り平均268.13Mbps、ドコモ光は172.18Mbps で55%もauひかりが速いというデータが出ています。
auひかり5ギガ・10ギガ
画像元:KDDI公式
エリアは限られているものの、auひかり5ギガ・10ギガという高速回線の提供が始まっています。
auひかり5ギガは大抵のプロバイダーで無料で利用することができます。
auひかり10ギガは+780/月で利用できます。
エリアの確認 → [ auひかり5ギガ・10ギガ提供エリア ]
ドコモ光も、エリアは限られていますが10ギガの回線提供が始まっています。
4-3.乗り換え違約金の負担がある・工事費割引がある
・乗り換え違約金は「auひかりスタートサポート」で最大30,000円の支払いを受けることができます。
(auWALLETまたは郵便為替での支払い)
また、代理店によっては30,000円で足りない分を「上乗せキャッシュバック」としてさらに25,000円の支払いがあります。
工事費の割引(分割)があります
- 戸建ての場合 △625円×60か月=37,500円
- マンションの場合 △1,250円×24か月=24,000円
4-4.auWALLET
画像元:note
auWALLETはauが出している電子マネーです。
auWALLETは以下の方法で貯めることができます。
- auひかりの基本料金の支払い(an one netのみ)
- an one netでなくても、電話やテレビ料金は対象
- au携帯基本料金の支払い
- 通話料金・通信料金の支払い
- auWALLETのポイントを利用して買い物
- 通常200円で1ポイント、ポイントアップ店は200円で2ポイント
- 他社の電子マネー、クレジットカードをauWALLETへ移動
画像元:au公式
auWALLETクレジットカードは、auWALLETにクレジットカードの機能が付いたものです。
買い物200円につき2ポイントと、auWALLETに比べ2倍のポイントがつきます。
5. auひかりに乗り換える際のでデメリット
auひかりに乗り換え時のデメリット
- 一部のエリアで使えない
- マンションタイプによっては速度が遅い
- 違約金、工事費など解約金が高い
- スマートバリューの適用には電話が必要
5-1.一部のエリアで使えない
画像元:インターネット回線比較
auひかりは以下のエリアでは使えません。
大阪・京都・三重・兵庫・奈良・愛知・岐阜・和歌山・滋賀・福井・静岡 |
東海地方はコミュファ光、関西地方ではeo光とKDDIが提携しているため競合させないためだと考えられます。
エリアの確認 → [ auひかりエリア ]
また、マンションに引っ越しの際、まだauひかりが引かれてない場合は「エリア外」と表示されます。
管理会社や大家さんにマンションに引いてもらうよう手続きすることで、auひかりを使うことができます。
5-2.マンションタイプによっては速度が遅い
auひかりのマンションタイプは以下の8種類があり、速度がまったく違うため注意しなければなりません。
自分で変更することはできないため、次のような手段をとります。
- ギガタイプのマンションに引っ越し先を変える
- auスマホでauスマートバリュー割引が欲しいときは固定回線の代わりにauWIMAXを利用する
- 回線業者を変える手段もあるが、auスマートバリューのスマホ割引が効かなくなるためスマホも変えなければならず、大変
- ポケット無線WIFIという手段もあるが、これも同様にスマホ割引が効かない
マンション タイプ |
下り速さ | 上り速さ | 構造 | |
タイプG | G契約 | 664Mbps | 166Mbps | 建物まで光、各戸までは電話線 |
V契約 | 100Mbps | 100Mbps | ||
タイプV | 100Mbps | 35Mbps | 建物まで光、各戸までは電話線 | |
都市機構 | 100Mbps | 70Mbps | 建物まで光、各戸までは電話線 | |
都市機構G | DX-G | 664Mbps | 166Mbps | 建物まで光、各戸までは電話線 |
DX | 100Mbps | 100Mbps | ||
タイプE | 100Mbps | 100Mbps | 建物まで光、 各戸までLAN(イーサネット) |
|
タイプF | 100Mbps | 100Mbps | 建物まで光、各戸までも光 | |
ギガ | 1Gbps | 1Gbps | 建物共用部まで光、各戸までも光 | |
ミニギガ | 1Gbps | 1Gbps | 建物共用部まで光、各戸までも光 |
5-3.違約金、工事費など解約金が高い
auひかりは違約金、工事費、撤去工事費など想像以上に請求されるため、十分注意してください。
戸建ての場合
内容 | 金額 | |
戸建て3年契約ずっとギガ得プラン | 15,000円 | 引っ越し先でauひかりを継続使用 するなら不要 |
戸建て2年契約ずっとギガ得プラン | 9,500円 | 〃 |
auひかり5ギガ・10ギガプラン 高速サービスの解約 |
2,500円 | |
工事費の未払い分 例)1年で解約 625円×(60-12)ヵ月 |
30,000円 | |
auひかり回線撤去費用 | 28,800円 | |
計 | 76,300円 |
マンションの場合
内容 | 金額 |
2年契約 タイプG | 9,500円 |
2年契約 タイプV | 7,000円 |
工事費の未払い分 例)1年で解約1250円×(24-12)ヵ月 |
15,000円 |
auひかり回線撤去費用 | 28,800円 |
計 | 53,300円 |
5-4.スマートバリューの適用には電話が必要
auスマートバリューはauスマホ1回線につき平均1,000円、4回線では平均4,000円も割引きされるサービスです。
4回線では年間48,000円も割引があります。
ところがauスマートバリューを適用させるにはひかり電話に加入が必須となっています。
基本料金は500円で、年間6,000円にもなり、割引の金額が減ってしまいます。
また、auスマホ1回線しか使用してない方にはあまりメリットがありません。
その弱点を補うためか、以下のプロバイダーでは電話基本料金を5年間割引無料にしています。
- GMOとくとくBB
- So-net
- BIGLOBE
- @nifty
- @TCOM
- Asahiネット
6. auひかりのプロバイダを乗り換えたい場合は?
画像元:公式等
auプロバイダーの変更は一旦解約して再申し込みしないとならないため、乗り換えはできません。
フレッツ光の場合は「転用」「事業者変更」などの仕組みで、回線をそのままでプロバイダーだけを簡単に乗り換えできます。
しかし、auひかりは回線とプロバイダーがセットで契約になっているため、回線の解約 > 申し込みが必要となります。
莫大な解約費用がかかるうえ、同じ名義で再契約をすると、キャッシュバックやキャンペーンの二重取りとなるため受けることができません。
何らかの事情でどうしてもプロバイダーを変更したい場合、このようにします。
- 旧auプロバイダー、auひかり回線を解約
- 回線等の撤去、レンタル機器の返却
(書類上真っ白な状態にする) - 別名義で再契約する
(キャッシュバック等を受けるため、別名義にする)
代理店フルコミットがキャッシュバック60,000円が翌月支払いのためおすすめです。
以下の点に注意が必要です。
- ひかり電話の番号が変わる
(NTTへアナログ戻しという方法もあるが、確実ではない) - 電話などで「現在auを使っています」と絶対言わないこと
- ネットが使えない期間がある
基本的にはあまりメリットがないです。
7.まとめ
代理店によっては良心的な会社、そうでもない会社があるので注意が必要です。
申し込み窓口がいくつもある会社
中には、申し込み窓口のサイトをいくつもつくっている会社があります。
1つめのページはリスティング広告用(お金を出してグーグル検索画面の一番上に表示させる)で、キャッシュバックや割引が低めのページを表示させます。(キャッシュバック40,000円など)
そしてなにも知らない初心者の方がグーグルで「auひかり」などで検索し、そのページから申し込みます。
代理店はあまりキャッシュバックを払わずに、成績が上がることになります。
2つめのページは、比較サイト用で、これはキャッシュバックを多めに出します(キャッシュバック52,000円など)
すると、ちょっと詳しい人はそのページをみて、ここが一番いい、と申し込みをします。
キャッシュバックや割引をしても、やはり成績が上がることになります。
不要なオプションが気がつかないうちに勝手についている
1つが300円~500円のオプションが多いですが、合計すると月額2,000円を超え、1年使うと20,000円を超えます
Webなどでちゃんと確認せずに申し込みをすると、キャッシュバックが多くても勝手に不要なオプションがついていたりします。
すごく小さな字で「このキャッシュバックにはこれらのオプションが必要」と書いてあることもあります。
オプションにはだまされないようにしましょう。
キャッシュバックの表示金額が高額すぎる
これはよくあるのですが
- auひかり 新スタートサポート(30,000円)
- 工事費用割引(37,500円)
などをキャッシュバックや割引に含めている場合があります。
これはauひかりならどこでもつく割引ですので、勘違いしないようにしましょう。
一見「11万5,000円キャッシュバック!」などとキャッシュバックが多く見えますが、他の会社にも同じキャッシュバックがあります。
キャッシュバックを支払いたくない業者
このような代理店も見かけます。
- キャッシュバックの支払いが異様に遅い
- キャッシュバックの支払い手順が煩雑
(11ヵ月目に申込書を書かされ、23か月目にも書かされ、様々な書類に書かされる。
ミスしたら支払われない) - 当日申し込み電話でキャッシュバックを申請しないと支払われない
など、罠かと思える仕組みをたくさん作っています。このような会社は要注意です。
一番良心的なのは、申し込み日の電話で口座まで聞き、翌月振り込みという代理店です。
間違いなくキャッシュバックをもらえる、「ちゃんとキャッシュバックを支払いたい」業者です。
プロバイダー・代理店を選ぶ際には以上の点を注意し、比較サイトを見ながら決めましょう。