DTI WiMAX 2+は、WiMAX2+を提供しているプロパイダの1つです。
WiMAX2+のプロバイダは会社ごとにそれぞれの特徴がありますが、DTI WiMAX2+は料金が最安値なこともあり高い人気を誇ります。

DTI WiMAX 2+には、

  • 月額料金が業界最安値
  • 最新端末が0円
  • 安心のサポート体制

などのメリットがあります。

しかし、一方では

  • auスマートバリューが利用できない
  • プロバイダからメールアドレスが発行されない

といったデメリットも存在します。

本記事では、「これからWiMAXのモバイルルーターを利用したい」「別のプロパイダから乗り換えたい!」という方のためにDTI WiMAX 2+の特徴や評判、メリット・デメリットについて詳しく解説していきます。

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1.DTI WiMAX 2+の特徴

提供元:DTI WiMAX公式

まずは、DTI WiMAX 2+にはどんな特徴があるプロバイダなのかについて迫っていきたいと思います。

1-1.DTI WiMAX 2+の月額料金・キャンペーン

2020年4月1日現在2年プランの新規受付は終了しており、3年プランのみとなっています。

ギガ放題プラン モバイルプラン
1ヶ月~2ヶ月目 0円(キャンペーン料金) 3,500円
3ヶ月目 2,590円 3,500円
4ヶ月目 3,760円 3,500円
事務手数料 3,000円 5,500円
本体代金 0円 0円

ギガ放題プラン月間のデータ通信料に制限のないプランです。インターネットに常に繋いでいたい人や動画閲覧・ゲームをする人にはこちらのプランがおすすめ。

モバイルプラン初月からずっと利用料金が一定で、お手軽な料金が魅力です。あまりネットを使わない人にはこちらが適しています。

1-2.DTI WiMAX 2+は料金がお得で分かりやすい

2年間の月額料金 3年以降の月額料金
DTI WiMAX 3,760円 3,760円
カシモ WiMAX 3,580円 4,079円
GMOとくとくBB 3,495円 3,995円
JP WiMAX(新規受付停止中) 3,500円 4,100円

WiMAXプロバイダに多いのが契約年数によって料金が異なるという点です。

DTI WiMAX 2+であれば1年だけでなく2年・3年以降も同じ料金で利用できるので初めてWiMAXを利用する人でも非常に分かりやすいのが魅力的です。

そしてDTI WiMAX 2+以外のプロバイダでは3年目以降は料金が高くなるのに対して、DTI WiMAX 2+は3年以降もずっと同じ料金です。

長期的に同じプロバイダを使いたいという方には特におすすめできるメリットといえます。

1-3.老舗プロバイダなのでサポートなどが充実している

安心サポート 安心サポートワイド
月額料金 300円(2ヶ月無料) 500円
サポート対象 1.取扱説明書などの注意書きに従った正常な使用状態で機器が故障した場合
2.サポート対象範囲内の故障・破損等
1.取扱説明書などの注意書きに従った正常な使用状態で機器が故障した場合
2.サポート対象範囲内の故障・破損等
3.水濡れ(過失含む)
サポート対象外 1.故意による故障、改造による損害、その他盗難・紛失
2.使用による劣化や色落ち等
3.水濡れ(過失含む)
1.故意による故障、改造による損害、その他盗難・紛失
2.使用による劣化や色落ち等

DTI WiMAX 2+には2種類のサポートサービス・補償内容があります。

どちらも数百円といった安い価格で端末の故障などに対する補償が受けられるのが魅力的です。

うっかり水に濡れてしまったという日常生活におけるトラブルでも無償で修理や交換が受けられるのは助かります。

1-4.グローバルIPが設定できる

こちらはリモートアクセスやオンラインゲームをする人に嬉しいサービスです。

グローバルIPに対応していないWiMAXが多いなか、DTI WiMAX 2+は月96円という安さで対応しています。

2.DTI WiMAX 2+の評判を徹底調査

DTI WiMAX 2+の評判を良い面と悪い面に分けてそれぞれ解説していきます。

ユーザーさんの意見が見られるので、自分の使い勝手やニーズに合った選択の参考にしてください。

2-1.良い印象の評判

建物や新幹線などでも不自由なくインターネットに接続できるのがDTI WiMAX 2+の魅力です。

自宅用でもお使いの人がいるので、回線工事などをしたくないという方にもおすすめです。

2-2.悪い印象の評判

自宅PCをサーバーとして利用したい方や、リモートアクセスなどを利用したいという人にとって必要なグローバルIPですが、DTI WiMAX 2+では割り当てられないといった点があります。

インターネット・PCで色々としたいという方には不向きかもしれませんが、普段使いを目的とするならこの点はあまり関係ありません。

3.DTI WiMAX 2+で契約するメリットは?

DTI WiMAX 2+には様々なメリットがありますが、どの点で他のプロバイダよりも優れているのでしょうか。

ここでは料金・キャンペーンなど項目に分けて解説していきます。

3-1.月額料金0円キャンペーンが使える

 

提供元:DTI WiMAX公式

DTI WiMAX 2+は月額の基本料金が最大2か月間無料という嬉しいキャンペーンを行っています。

1か月・2か月目の利用料金は2590円なので、2か月間で5180円お得という計算になります。

3-2.最新機種も本体0円で使える

Speed Wi-Fi NEXT WX06」と「Speed Wi-Fi NEXT W06」の2種類の端末が用意されています。Speed Wi-Fi NEXT WX06の方が最新式となっています。

端末画像
端末名

 

Speed Wi-Fi NEXT WX06 Speed Wi-Fi NEXT W06
通信速度 最大下り440Mbps最大上り75Mbps 最大下り558Mbps
最大上り30Mbps
連続通信時間 標準:690分
待受:700時間
標準:540分
待受:800時間
端末サイズ 約111(W)× 62(H)× 13.3(D)mm 約128×64×11.9mm
重さ 約127g(電池パック装着時) 約125g
Wi-Fi規格 IEEE802.11a/b/g/n/ac IEEE802.11a/b/g/n/ac
同時接続 16台/USB:1台 最大16台
端末費用 0円 0円
違約金 1カ月目~13カ月目 19,000円
14カ月目~25カ月目 14,000円
26カ月目 違約金なし
27カ月目以降は2年更新型  9,500円
1カ月目~13カ月目 19,000円
14カ月目~25カ月目 14,000円
26カ月目 違約金なし
27カ月目以降は2年更新型  9,500円

スペックでいえば、最新式のWX06の方が連続通信時間が長持ちします。1日14時間は余裕で持つので日常生活では困ることがないレベルです

ただ待ち受け時間はW06の方が消費電力が少ないのでバッテリーが長持ちします。

WX06は「WiMAXハイパワー」というWifi電波の出力を上げる機能がついていることが影響しているためW06よりも若干バッテリーが持たないです。

3-3.DTI WiMAX 2+ならではの会員サービスも利用できる

引用元:DTI公式

DTI WiMAX 2+に申し込んで「DTI会員」になると会員だけが受けられるDTI Club Off」というサービスが利用できます。

サービス内容は、レジャー・旅館・温泉・グルメなど様々なジャンルに渡って色々お得な会員特典が受けられます。

なおサービス内容は時期によっても異なるので、公式サイトをチェックしてみてください。

3-4.NTTグループカードに入るとさらにお得に使える

引用元:DTI公式

NTTグループに入会してDTI利用料金(DTI WiMAX 2+)を支払うと、決済が確認できた翌月から毎月500円、1年間キャッシュバックされるというサービスです。

なんと1年間で最大6000円もキャッシュバックされます。

4.DTI WiMAX 2+を利用する前に知りたいデメリット

DTI WiMAX 2+の利用をお考えの方にぜひ事前に知ってほしいデメリットを挙げていきます。

DTI WiMAX 2+も全ての人におすすめというわけではなく、使い方によって得する人・そうでない人に分かれます。

4-1.スマートバリューは適用できない

多くのWiMAXプロバイダでは支払いシステムに「auスマートバリュー」が利用可能ですがDTI WiMAX 2+では適用されません。

ドコモやSoftbankをお使いの人は関係のない仕組みですが、auユーザーの人にとってはお得感を感じないかもしれません。

4-2.DTI WiMAXはキャッシュバックがない

月額料金 キャッシュバック 3年間の総額
DTI WiMAX 1ヶ月目~2ヶ月目:無料
3ヶ月目:2,590円
4ヶ月目~:3,760円
NTTグループカードの利用で最大6,000円 126,670円
Broad WiMAX 1ヶ月目~2ヶ月目:2,626円
3ヶ月目以降:3,311円
20,000円 3年:127,652円-キャッシュバック額
GMOとくとくBB 1ヶ月目~2ヶ月目:3,609円
3ヶ月目以降:4,263円
最大34,700円 3年:155,769円-キャッシュバック額
So-net WiMAX 1~12ヶ月目:3,380円
13~36ヶ月目:4,379円
なし 145,656円

他社プロバイダとも比較しましたが、DTI WiMAX 2+が一番安いというわけではありません。

キャッシュバックを受けるにはNTTグループに入ることが必要など、単にDTI WiMAX 2+を契約するだけではお得感がないので、実質キャッシュバックはないといえます

4-3.メールアドレスが発行されない

DTI WiMAX 2+だけでなく通常WiMAXではメールアドレスは取得できないことが多いです。

中にはメールアドレスがもらえるプロバイダもあるので、プロバイダメールアドレスが欲しいという方にはDTI WiMAX 2+はおすすめできません。

5.DTI WiMAX 2+申し込みから利用開始までの流れ

DTI WiMAX 2+を利用しようとするときに肝心なのは申し込み方法から利用できるまでの期間や手続き内容です。

ここでは順を追って説明していきます。

5-1.DTI WiMAX公式サイトから申し込む

DTI WiMAX 2+を申し込む際は必ず「公式サイト」を利用しましょう。

DTIには店舗がないので、携帯ショップや家電量販店での申し込みは色々なサービスやキャンペーンが受けられない可能性があるので損をする可能性があります

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5-2.希望した機種が送られてくる

公式サイトで申し込みをする際は、まずWiMAXの端末を選ぶことから始めます。「WX06」「W06」のどちらかから選びます。

インターネットを長時間使う人は最新機種のWX06を、待機時間が長めを希望ならW06を選ぶと良いです。

5-3.料金プランを選ぶ

2020年4月1日からWiMAX2+しか利用できなく2年プランの新規受付は終了しており、3年プランのみとなっています。

ギガ放題プラン モバイルプラン
1ヶ月~2ヶ月目 0円 3,500円
3ヶ月目 2,590円 3,500円
4ヶ月目 3,760円 3,500円
事務手数料 3,000円 5,500円

ギガ放題プラン月間のデータ通信料に制限のないプランです。インターネットに常に繋いでいたい人や動画閲覧・ゲームをする人にはこちらのプランがおすすめ。

モバイルプラン初月からずっと利用料金が一定で、お手軽な料金が魅力です。あまりネットを使わない人にはこちらが適しています。

5-4.簡単な設定をして利用開始!

DTI WiMAX 2+は回線工事などは不要なので、端末が到着したら同梱されているSIMカードを本体に差し込んで電源を入れて端末の設定は完了です。

次にPCで通信状況を見ます。端末番号は本体や資料に記載されています。

そして同封されているシールにセキュリティキーなどが記載されているのでこちらをPC側で入力すれば完了です。

6.DTI WiMAX 2+についてのQ&A

ここでは多くのユーザーから寄せられた質問・疑問に関しての回答をご紹介します。

6-1.キャンペーン利用の手続きは?

以前はキャッシュバックキャンペーンが用意されていましたが、現在はNTTグループカード利用によるキャッシュバックのみが用意されています。

6-2.速度が遅いと感じた時は?

多くの場合は端末やPC・スマホの再起動をすることで解決しますが、それでも解決しない場合にはクレードルという機器を入れたりリフレクターを設置してみるとよいです。

ただしクレードルは有線型なので自宅でPCを使う場合におすすめの機器です。

6-3.DTI WiMAX 2+で使える支払い方法は?

支払い方法はクレジットカード決済か口座振替の2種類が用意されています。

対応しているカードの種別や金融機関はDTI公式サイトで確認をしましょう。

6-4.機種変更したい時はどうすればいい?

機種変更はいつでも可能ですが、DTI WiMAX 2+の機種を20ヶ月以上利用している人は契約解除料や新機器代金・事務手数料などが0円、そして毎月300円の割引サービスが受けられます。

サービス内容は変更になることもあるので公式サイトをご確認ください。

6-5.解約時の流れは?

DTI WiMAX 2+を解約する場合には、以下の電話番号に連絡をします。

なお受付時間は平日の10:00~17:00までとなっているのでご注意ください。

連絡方法 電話番号
固定電話 (186)-0120-830-501
携帯電話 (186)-03-5749-8091

なお受付時間内の電話が難しい場合はメールフォームからも解約手続きが可能です。

そして更新月以外の解約には「違約金」が必要になります。

違約金は契約期間によって異なるので以下をぜひ参考にしてください。

  • 1カ月目~13カ月目 19,000円
  • 14カ月目~25カ月目 14,000円
  • 26カ月目 違約金なし
  • 27カ月目以降は2年更新型  9,500円

また、WiMAX 2+通常プラン⇔ギガ放題のプラン変更の場合、契約期間を引き継ぎ、起算日は最初にWiMAX 2+を利用開始した月より算出するシステムになっています。

さらに解約手続きの受付は毎月25日まで。26日以降の手続きは翌月の解約扱いになるので要注意です。

そして解約月の料金は日割り計算ではなく、月末日での解約になります。

6-6.解約時はSIMカードの返却が必要

DTI WiMAX 2+を解約する時は「SIMカード」の返却が必要です。

もし返却がない場合には「SIM紛失手数料」として3,000円が請求されることもあるのでなくさないようにしましょう。

7.まとめ

DTI WiMAX 2+の口コミや評判から分かりメリット・デメリット紹介はいかがでしたか。

DTI WiMAX 2+はプランがシンプルなので初めての人でもわかりやすいのが特徴です。

キャッシュバックキャンペーンはありませんが、シンプルに月額料金が最安値なのが魅力的です。

煩わしい、キャッシュバックの手続きやキャッシュバック込みの料金を比較するのが面倒といった方には、DTI WiMAXはおすすめです。

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